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2000年ブッシュ対ゴアのとき [2020年11月08日(Sun)]

ネットでは、予想どおり、トランプ大統領は潔く敗北を認めるべきだ、往生際が悪いとのコメントが目につきます。ブッシュ対ゴアのときは、ゴア元副大統領は潔く負けを認めていたというのもありました。
もっとグダグダしていた記憶があり、ウィキペディアですが、読んでみるとそんなことはない。

当時はフロリダ州を取った方が勝ちと、本当にギリギリだったため、今回とは状況が違いますが、わずか千数百票の差で、一度ブッシュ候補が勝ち、それを受けて、ゴア候補はブッシュ候補に負けを認める電話をしたとのこと。しかし、僅差であるため数え直しができるということで、その電話を取り消したとあります。

その後、法廷闘争になり、12月中旬に連邦最高裁判決が出て、ゴア候補はここで正式に敗北宣言をしたようです。

粘るだけの僅差だったと言えると思いますが、一度負けを認め、取り消すということをしてしまったことは本意ではなかったのではないかと思います。

今回の選挙は、もうバイデン候補勝利の流れができているし、勝敗に直接関わる州が1つというわけではないので、2000年当時とは状況が違います。一方、トランプ大統領側は嫌われていると言われつつも、結果はランドスライドではないし、納得いかない情報も入っているのでしょう。

もう、裸の王様だろうが、何だろうが、恥をかこうが、とことんまでやってほしい気もします。今のままだと、次の政権下でモヤモヤと分断が続いてしまうように感じます。

とことんまでやって、完全に負けを認めるなら認める、本当におかしなことがあるなら徹底的に明らかにする。そうしてくれると、両陣営ともスッキリするでしょう。
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