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キリバス大統領選、中国完全勝利 [2020年06月24日(Wed)]

6/22(月)キリバスで直接投票による大統領選があり、現職のマーマウ大統領が大差で野党ベリナ候補の挑戦を退けました。

6/23付 Radio New Zealand
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/419640/taneti-maamau-re-elected-president-of-kiribati-in-blow-for-taiwan

投票率は80%弱、得票率はマーマウ大統領が6割弱と、予想以上の大差がつきました。

与党はメディアを抑える力もあり、資金力もあり、離島への選挙活動にも与野党で差ができたようです。

現地中国大使館云々の件がベリナ氏の話としてニュースになっていましたが、実際にそのようなことがあったとしても、外国勢が内政に関わることは出来ず、キリバスの国内法の範囲で何とかしてもらうしかない状況だったと思います。

何があったとしても、結果は出ました。国際社会から見れば、キリバス国民は、中国を信任したことになります。

中国によるキリバスへの投資や開発計画は非常に大規模であり、どの国も太刀打ちできないでしょう。冷静に持続可能性や安全性を考えれば、急激な投資拡大、開発促進は危険であり、先進国は資金があるとしても中国と同様な支援はしないでしょう。これは受けて側がどう考えているかというところでしょう。数年後に結果が分かります。

また、資金力の他にも大きな理由が背景にあります。

20数年前にトンガが中国に国交を切り替えた理由には、国連加盟というものがありました。国連で発言力を高めようとすれば、脱退した台湾ではなく、常任理事国の中国の価値が非常に高いことは当然のこと。ソロモンもキリバスも、経済プラス国連関係で、中国ということでしょう。


米国も国内が大変なことになっているし、トランプ大統領も厳しい状況に置かれているし、もう太刀打ちできません。

中国の完全勝利。中国の覇権拡大、中国の時代。

クリスマス島やフェニックス諸島に、チャイナタウンができるかもしれないですね。


このような情勢をひっくり返すことがあるとすれば、それは国際社会の枠組みが変わること以外ないように思います。国際社会の枠組みとは、国連の枠組みが変わるかということです。

常識的にはありえないでしょうね。


2〜3カ月後に議会選挙を控える香港も攻略したし、盤石と言えるでしょう。


中国では80年ぶりの大規模洪水が発生しているとの情報がTwitterで見つかりますが、中国の覇権が揺るぐことはないでしょう。
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