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太平洋島嶼国への渡航は可能になるのか。。。 [2020年05月11日(Mon)]

太平洋島嶼国では、フィジー、パプアニューギニアとも、感染者は出たものの、クラスターを追跡し、感染拡大を抑えることに成功しているようです。

先月、新型コロナウィルスは日光・高温・多湿で感染可能な時間が短くなるのではないかとの話題がありました。

ウィルスがどこかに付着し、次の人に感染させる時間が短くなる場合、感染者が動き回ったとしても、そこから先の感染者数は少なくなるので、対応しやすくなりそうです。みんながみんなエアコンを使うわけではないフィジーとパプアニューギニアの事例は、上記の報道をサポートするものに見えます。ただ、これからフィジーは気温が下がり始めるので、警戒は緩めずに。


仮に、世界的なコロナパンデミックが収束したとして、太平洋島嶼国に渡ることは可能でしょうか。。。

ウィルスが自然に弱体化したり、人類に集団免疫ができたり、治療薬や有効なワクチンが開発されるなどして、新型コロナ感染症がインフルエンザの一種のようになれば対処できるようになるのだと思いますが、そうはならないとした場合、どうか。

・太平洋島嶼国各国としては、「コロナフリー」が大前提になります。
・コロナフリーということは、ウィルスを持ち込ませないということ。
・ウィルスに感染していても、熱もなければ症状のない人も4割いる。
・渡航希望者が1万人いるとして、6%が感染しているとすると、600人。そのうち症状のない人は240人いる計算になります。
・症状のある360人は、明らかに渡航できないとして、無症状の240人をどこでキャッチするか。
・例えば、日本から出発する前に、確実に感染していないことを証明できるかどうか。PCR検査は、無作為に行うものではなく、肺炎などの症状がある人の診断確定の意味が強いようで、偽陰性率もある程度あるので難しい。
・仮に、100%確実な検査方法があり、渡航前にどこかで検査して非感染を証明した場合、今度は空港までの移動、空港、機内、トランジットなどで100%ウィルスに感染しないことが担保されなければなりません。

・有効な免疫が獲得できる場合、自分が免疫を獲得したとしても、自分の身の回りにウィルスがついてくることになれば、現地のウィルスフリーを脅かすことになるか、、、。

受け入れる島側の措置としてはどうなるか。
・14日間の隔離以降に陽性反応が出たケースもあるので、入国者を全て14日間以上〜最大3週間隔離し、その間に現地で検査をして、何回か陰性が確認出来たら正式に入国させるとか。
・感染者が入国することを前提として、海外から入国した人が動ける範囲を、制限するとか(潜在的感染区域のような)。この場合、地域住民を守らなければならないので、地域住民と接触するエコツーリズムは実現が難しいでしょう。
・コロナフリーの国だけしか渡航を認めないとか。例えば、台湾が1か月にわたり新規感染者が出ず、コロナフリー宣言ができるとすれば、パラオと台湾間での観光は再開できるのかもしれません。

このように考えていくと、太平洋島嶼国への渡航再開は、本当にさまざまな条件をクリアしないと難しいように思います。今すぐにでもできるのは、現地に渡航した後、2週間以上隔離され、その後、陰性が証明されたのちに活動するということでしょうか。そうすると、1回の渡航が1か月におよびます。

考えれば考えるほど、難しい。
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