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フィジー15人目の感染者、国軍は待機(4/7) [2020年04月07日(Tue)]

フィジーでのコロナ関連記事2つ。

1つ目、15人目の感染者。4/7付フィジータイムズ紙。
https://www.fijitimes.com/covid-19-fiji-records-one-more-case-total-15-cases/

フィジー政府発表では、25件の検体検査の結果、陽性が1名判明。33歳の男性で、第5感染者(ラウトカ在住、第1感染者からズンバクラスで感染)の配偶者。第1感染者の3次感染者になります。



一方、都市封鎖や夜間外出禁止令を守らない住民があいつぎ、政府はフラストレーションを高めているように見えます。きっちりしてくれ、というところなのだと思いますが、そういう時には誰もが国軍の出番を考え始めます。

2つ目の記事。

https://fijisun.com.fj/2020/04/07/republic-of-fiji-military-forces-ready-to-assist-police/

現在の都市封鎖や外出禁止令の実行は、警察権の範囲であり、現在警察がチェックポイントを設置したり、巡回しています。

しかし、これを破り、逮捕される住民があいついでいるため、「フィジー国軍、すぐにでも警察を支援できる」という記事が出ました。

記事の下の方にあるのですが、2013年憲法で、フィジー国軍は、国の守護者であり、常にフィジーとフィジー国民の安全、防衛、幸福の確保を委任されています。

その憲法に則り、陸軍司令官ガンダイ大佐が「フィジー国軍は警察を支援する準備はできており、住民の説得力のない言い訳(lame excuses)は受け入れない」「無責任な行動を容認しない」と発言しました。

読む人によっては、例えば無血クーデター後の2006年〜2009年頃のフィジー国内外メディアや野党側は、軍が強権を発動し、住民を抑えようとしているなどとしていた時のように反応するかもしれません。

自分の現地にいた感覚だと、現在の局面では、感染を広げないことが最も重要であり、国の安全と秩序維持が最優先であるので、(昭和時代の)怖い高校教師が決まりを守らずに迷惑をかける生徒に言い聞かせようとしているように見えます。


今日の会見で、バイニマラマ首相は、「ウィルス自体は移動ができない。あなたの移動がウィルスの移動なのだ。」と分かりやすく伝えていました。

これがマーシャルとかパラオであれば、島国でニュアンスが共有できるので結束できますが、フィジーの社会構造上、難しいところがあります。背景の異なる住民一人一人にどうやって言葉を伝えるのか、悩ましいところでしょう。伝わらなければ、強い対応をしなければならない。
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