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サイクロン・ハロルド(バヌアツ・フィジー・トンガ)(4/7) [2020年04月07日(Tue)]

バヌアツでカテゴリー5に勢力を拡大したサイクロン・ハロルドに関する、4/7付、マタンギトンガ紙の記事です。

https://matangitonga.to/2020/04/07/severe-tc-harold-heading-tonga-s-way

予測進路図を見ると、サイクロンはバヌアツ北西海上でカテゴリー5に勢力を拡大したのち、4/6、バヌアツ北西に位置し第2の都市ルーガンビルがあるエスプリトゥサント島の西北西からバヌアツに上陸。首都ポートビラのあるエファテ島にも直撃せず、エファテ島から見て北にあるマレクラ島、アンブリム島、エピ島などを直撃し、今朝、海上に抜ける予測となっています。

バヌアツのYの左上、西北西から上陸し、南下することなく、Y字の交点のやや上を通過し、東南東方向に抜けた、という状況のようです。

写真を見ると、恐怖感が湧き上がってきます。

サイクロン・ハロルドは、今朝、バヌアツ西北西、フィジーに向かう海上に抜け、勢力をカテゴリー4に落とす予測です。

今回の予測進路は、2012年サイクロン・エバンのものよりも南方となっており、フィジーについては、カンダブ島など南方の島嶼部を除き、直撃を避けられそうです。

2012年エバンの際は、北西部のヤサワ諸島、ビチレブ島西部(ラウトカ、ナンディ含む)が暴風による多大な被害を受けましたが、今回はそれを避けられそうです。ただし、ビチレブ島南部(下半分のナンディ、シンガトカ、スバなどは、暴風に注意ということだと思います。

進路予測図によると、サイクロン・ハロルドは、この後、明日4/8の日中に、ゆっくりとフィジーの南方海上を東南東方向に移動し、勢力をカテゴリー3に落とした後、4/9にトンガ南方沖を通過する見込みです。

トンガも直撃は避けられそうですが、首都ヌクアロファのあるトンガタプ島、その南東に位置するエウア島は暴風圏に入っており、要警戒。トンガは、フラットな土地で、風を遮るものがないので心配です。


図を見た限りでは、今回のサイクロンで甚大な被害を受けた(る)可能性があるのが、バヌアツ北部(進路にあたるエスプリトゥサント島、マレクラ島、アンブリム島、エピ島、Yの右側のペンティコスト島など)が、より大きな被害を被ったものと思われます。


サイクロンから離れると、バヌアツは52議席の議会選挙が終わったばかりであり、小政党の集まりであるため必ず連立政権になりますが、サルワイ政権と同じ組み合わせなのか、誰が首相になるのか、活発な多数派工作が行われていると考えられます。新型コロナについては、まだ感染者は出ていません。

フィジーでは、新型コロナ感染者14名が判明しているため、国民の動きを抑えるのに苦慮しているのと、感染者の濃厚接触者追跡に追われている状況。

トンガは、新型コロナ感染者は出ていませんが、人の繋がりや物流の観点からも繋がりが強いニュージーランドにおける感染拡大を受け、既に感染者が上陸していると想定した対応を進めています。

現地の災害管理部局や軍・警察の人員・資機材も限られていることから、複合災害にどこまで対応できるか分からず、その点から見れば、特にフィジーではサイクロン被害が少なくなりそうな予想となっていることは、救いかもしれません。
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