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フィジー・スバ市で初の新型コロナ感染者判明(3/24) [2020年03月24日(Tue)]

これまでのところ、3/19に判明したラウトカ市在住のフィジー航空乗務員1名(LA〜ナンディ、ナンディ〜NZオークランド〜ナンディと移動)とその母親、甥の計3名がフィジーにおける新型コロナ感染者でした。これにより、ラウトカ市を含むラウトカ地域(仮)が封鎖されています。

今朝、4人目の感染者が判明しました。

https://www.fijivillage.com/news/4th-case-of-COVID-19-confirmed-in-Fiji-x58r4f/

https://fijisun.com.fj/2020/03/24/covid-19-fiji-records-4th-confirmed-case-in-suva/

感染が判明したのは、スバ在住の28歳男性。先週土曜(3/21)に豪州シドニー〜ナンディ便で帰国。

ナンディ到着後、スバの自宅に直行し(バスか自家用車か、陸路の場合は4時間程度)、14日間の自己検疫を行っていた。帰国時は何も症状が無かったが、日曜(3/22)夜に少し疑わしい症状が現れたため(咽頭痛に始まり、咳が出始めた)、本人が保健省に連絡し、緊急対応チームが対象者自宅へ急行し、診察と検査を行い、結果が出るまで自己検疫継続となった。

今朝、陽性との結果が出たため、その男性は、救急車でナブア病院の中央地区隔離病棟へ緊急移送された。その男性の家族は、別の救急車でやはり同じ隔離病棟に移送され、経過観察となったが、現時点で症状は出ていない。

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(私見)フィジー2つ目の潜在的クラスター源であり、フィジー政府が慎重に対応していることが分かります。最初に感染が判明したラウトカの方は、米国かNZ(感染者数を見ると米国の可能性が高そう)、今回の方は豪州で感染した可能性が高いと見られています。現状(3/24現在)、潜在的クラスター源を追跡できている段階になります。

フィジー政府は、例えばラウトカの感染者が搭乗していたフライトを利用し帰国したフィジー人のリストを居住地域と共に公表し、早急に検査を受けるようアナウンスしています。小島嶼国の強みなのか弱みなのか個人情報もへったくれもない。日本では不可能。

今回のシドニー〜ナンディ便で10数名がフィジーに帰国したそうなので、全体で80名程度を追跡する必要があるでしょう。

昨晩のNHKスペシャル「パンデミックとの闘い」を見た後で、これを書きながら思いますが、フィジーは少なくとも過去2週間のうちに海外からフィジーに入国した人々を追跡し、潜在的クラスター源を押さえなければならない状況にあると思います。それができずに、散発的にクラスターが発生し始めると、医療面ではなく人の追跡の意味で対応できるキャパシティを超えてしまうでしょう。そして遠からず、医療のキャパシティを超えてしまいます。

フィジーの人口は約90万人、スバ市には約9万、周辺を含むスバ地域(仮)として約18万人が居住しています。

フィジーは、今が踏ん張りどころ。
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