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マーシャル 内向きと外向きと [2019年12月10日(Tue)]

今回のマーシャル滞在では、マーシャルにいながら、日本、フィジー、ナウル、マドリード、米国、ツバルなどにいる方々とメールベースですがやりとりを続けました。

通信環境に制約がありますが、繋がると速い!現在のパラオよりも感覚的には3倍速い。繋がれば、ですが。

これは、このような離島のような環境にあっても、あっという間に国際情勢、政府内にいて意識すればコアな情報に触れられるということを意味します。

しかも彼らは英語を使うので、その情報量も理解もメディアのトレンドについても、一般的な日本人よりも早くキャッチできるでしょう。


今回ちょっと感じたのは、気候変動、気候変動と対外的にかなり目立つ発言をし、住民はサバイバルのために危機と戦っているという話もメディアを通じて目にします。じゃあ、彼らは自分の国の中で、住民のためにどのような努力をしているのか。


本当にそこには対応しなければならない事象は起こっているのに、対外的にメッセージを出し、さまざまな支援やプロジェクトが行われるものの、そのもともとの事象に直面している人々にその効果が届いているのか。ということ。


以下は科学データに基づくものではなく、素人の考えとか耳にした話です。

10年前にもマーシャルの首都マジュロでは年に1〜2回高潮の被害が発生していました。

マジュロというのは、もともと小さな島が連なる環礁でしたが、戦前の日本、戦後の米国によりそれらが埋め立てなどで繋げられ、現在の形になっています。

近年のものは不明ですが、当時高潮の被害を受ける場所は、もともと小さな島と島を繋ぐ境目の浅瀬(サンゴ)だったところだったりして、もともとの海流がそこを突き抜けようとするパターンになってるのではないかと疑問を感じたものです。

これも10年以上前の話ですが、ロックアイランドのローラビーチについても、環礁のある部分を打ち抜いたこと(チャンネル。水路を作ったこと)でラグーン内の海流のパターンが変化し、砂の供給量が変化したり、海流のパターン変化により浸食が進んだりしてるのでは、という話もありました。長く住んでいた人の感覚のようでしたが。

地形を確認し、高潮被害、潮高などのデータを揃えて冷静な対策を立てる。それはおそらくコストが大きいので、それに基づいて開発パートナーに考えを共有し、協力を受けるようにすべきじゃないかと思います。してるのかもしれないですが。


これは単に参考として書きます。再生可能エネルギーについて。

2007年〜2008年に発生した、石油価格高騰、穀物価格高騰、リーマンショックを受け、マーシャルでは急激な物価上昇、信託基金からの運用益減少(原資縮小)、燃料費支払い急増(電力をディーゼル発電で賄っているため)による財政危機に直面しました。

それを背景に、燃料消費量の削減(電力関連支出の削減)と電力供給の安定化を目的として、太陽光発電や海洋温度差発電の話が出てきました。現実的だったのが太陽光発電。(この話をしていたのが、故トニー・デブルム元大臣、故ブルース・キチナー元外務次官(当時は次官補)、ハイネ大統領の旦那さんのトミー・キチナー氏(当時は資源開発次官)。当時のキャステン・ネムラ官房長官は、ディーゼル発電機の発電効率の良い機種へのアップグレードを求めていました。)

それが今では気候変動の話になっています。

彼らは安価で安定した電力を得たいのが本音でした。当時は。今は、ちょっと分かりません。
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