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11/18マーシャル諸島総選挙 [2019年11月15日(Fri)]

ネットが繋がってるうちに。
来週月曜、11/18にマーシャル諸島で総選挙が行われます。全33議席、その後1月の国会初日に議員の互選により大統領が選ばれます。

独立から現在までの政権を振り返ると
- 1986年の米国とのコンパクト締結により独立を確保し、97年まで、初代大統領で大酋長のアマタ・カブア政権、
- 97年から2000年まで、その死去により就任したアマタ・カブア大統領の従兄弟でクワジェリン側の大酋長の大統領イマタ・カブアの政権(酋長側のやりたい放題)AKA政権
- 2000年から2008年まで、酋長優先政権の腐敗に対して立ち上がった平民側による、ノート政権。UDP政権。イマタ系統の酋長側がAKA、平民と民主主義を支持する酋長らによるUDP。
- 2008-2009、UDPが分裂し、UDP、トメイン率いる反ノート派UDPによるUPP、AKA。反ノートで結束し、UPPとAKAによるリトクワ政権。何と与党AKAが不信任案提出するも、トメインが反ノート派UDPと結び、UPP+反ノート派UDPのリトクワ・トメイン政権。訪日中に仇敵のAKAトニー・デブルムとノート元大統領が結託して不信任案可決。内政大混乱期に突入。
- 2009-2012、リトクワがAKAから大酋長のチューレランを引き抜き政権確保(リトクワ政権+反ノート派UDP+無所属+チューレラン)
- 2012- 2016が大酋長のロヤック政権、AKA中心。
- 2016〜 一瞬ネムラ大統領が就任も、ノート元大統領の入閣が影響し、不信任可決。ハイネファミリー、40代前後の新人、反ノート派UDPによるヒルダ・ハイネ政権

要は、2008年のノート大統領3選阻止から、政党(というより政治グループ)の分裂と混乱が続き、次の安定期への過渡期が続いています。

2015年の選挙で3分の1が新しい議員となり、状況が動き始め、いよいよ来週が総選挙です。

次の政権が、米国とのコンパクト交渉という重責を担います。

おそらく、イマタ・カブア元大統領の逝去、リトクワ・トメイン元大統領の引退などにより、かつてない選挙が行われそうです。

現地マーシャル・アイランズ・ジャーナル紙によれば、全33議席(24選挙区)に対し、過去最大118人が立候補。

無風の信任投票はジャボットのノート元大統領、ラエのトーマス・ハイネ、1対1はロンゲラップ、ウトリック、エネウェタックの3選挙区のみ。

重しが取れたように若い世代が立ち上がっているようです。

2015年の選挙では新しい世代(と言っても40代〜50代)のキャステン・ネムラ、アルフレッド・ジュニア、ブルース・ビリモンらの当選により新しい時代の幕開けを期待しましたが、キャステンはノート元大統領との関係を切れずに沈没、アルフレッド・ジュニアは職権濫用や幾つかの問題で脱落。利己的な性質が前面に出て、期待外れに終わりました。

今回の選挙で、どれだけ新しい世代が議席を獲得できるのか。

現在、議会では、利己的な人々の集まりとなっている野党側が全体の3分の2近くを占めているそうです。

若い世代はハイネ大統領を支持しているため、どれだけ新しい世代が議席を獲得できるかが、鍵となるでしょう。


自分は、ラグビーW杯以来、応援するチームが負け続けているので、誰も応援しません。

あ、頑張れ、アルフレッド・ジュニア!
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