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地域安全保障協力に関するボイ宣言(1) [2018年09月06日(Thu)]

2000年のビケタワ宣言に続く18年ぶりの地域安全保障協力に関する宣言(ビケタワ・プラス)が、昨日署名会場のあるナウルのボイ(BOE)地区の地名をとり、ボイ宣言(BOE Declaration)としてまとまりました。
終了予定時刻を4時間大幅にオーバーしてまとめられた同宣言は、おそらく今日のPIF会合閉会式で正式に公表されると思います。

それに先んじて出ている報道や首脳の発言を踏まえると、豪州など主導で伝統的安全保障を念頭とした協力宣言という一方で、島嶼国側は、伝統的パートナーと新規パートナーの関心の拡大、地域の地政学的重要性拡大を認識した上で、いかに、太平洋島嶼国と住民が直接的に受けている安全保障上の脅威を同宣言に組み込むかが課題だったようです。

そのため、今回の宣言には、「気候変動」が明確に組み込まれたようです。気候変動については、豪州も米国も、島嶼国とは距離感があるため、かなりの駆け引きがあったのではないかと推測できます。


さて、昨日首脳会議後、BOEの通称サンセット地区で、BOE宣言を記念する首脳の手形プレート型どり式典が行われました。(午後3:30の予定が7:30になりました。)

ちなみにPNG代表は会議不参加。ミクロネシア連邦大統領は会議には参加したものの、プレート型どり式典は不参加でした。


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キリバスのマーマウ大統領とナウルのワンガ大統領

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サモアのトゥイラエパ首相が手形を整えているところ。粘土いじりをしているようでお茶目。

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マーシャルのヒルダ・ハイネ大統領とクックのプナ首相。ヒルダさんキュート。

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NZのアーダーン首相とソロモンのホウエニップウェラ首相。アーダーン首相は大洋州の新しいスターと大人気でした。

アーダーン首相はニウエ大使を務めていたこともあり、太平洋島嶼国の人々と近い感じがします。


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トンガのポヒバ首相とNZのアーダーン首相。


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ソロモンのホウエニップウェラ首相とパラオのマルッグ国務大臣(外相)。


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フィジーのコヤ産業貿易観光大臣兼国土鉱物資源大臣。ハリソン・フォードみたいでカッコいい。

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あ!指が4本しかない!とおどけているところ。(隣のナヤシさんが驚いて数えていました)(某ネズミキャラクターの手に見えてくる…。)


首脳会議は予定を大幅にオーバーしましたが、参加者それぞれが納得するまで続けるところに大きな意味があると思います。パシフィック・ウェイとも言えるでしょう。充実感が漂っていました。


島嶼国首脳が日本の太平洋・島サミット(PALM)に求めているのもこれです。各国首脳が日程を調整し、長い時間をかけてわざわざ日本に集まるのだから、日本を含む首脳同士がとことんまで率直に話し合いを行うことが重要で、それにより、初めて、日本と島嶼国の新しいパートナーシップが作られると思います。事務方がまとめたものをシャンシャンで終わらせるというものではない、ということでしょう。

ホストのナウル政府は、よくこれだけのイベントをオーガナイズしたものと思います。凄い。
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