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再会と現状確認の場 [2018年09月05日(Wed)]

今回初めて一連のPIF関連会合に参加しています。
まず第一に、48年間にわたり、毎年各地でこの規模のフォーラムを開催して来たことに、敬意を払いたいという思いが湧いてきます。

自分もいくつかの国際会議で運営側の人間や出席側の事務方として対応した経験がありますが、毎年このレベルの会合を続けることは本当に大変なことだと思います。

実態を知らずに、ただ集まるだけ、という穿った見方をする人もいますが、PIF開始当初から、常に国連や国際社会につなげる意図を持った会合が開かれているというのが本当のところです。

独立が遅かったミクロネシア3国の視点から見れば、発言も少なく見え、ただ会議に参加しているように見えた時期もあるので、間違った認識に繋がってしまうのかもしれません。

ということはさておき、関連会合の1つに開発パートナーとの対話というものがあります。日本、中国、米国、英国、フランス、タイ、フィリピン、インドネシア、EUなどなど18カ国がこのパートナー枠に入っていますが(台湾は認められていない)、今年は閣僚級以上の場合に限り発言時が割り当てられました。

今朝のニュースで報道されていますが、現地関係者の間では、その対話会合での出来事が話題となっていました。

中国はナウルと外交関係がなく、一般旅券でしかビザがおりません。これも背景にあるのか、今回の中国代表団長は地域駐在の大使クラスだったようです。

したがって、今回の開発パートナー会合では中国の発言時間が割り当てられなかったとのこと。しかし中国も黙ってはいません。会議では中国代表が気候変動分野の支援などについて強引に発言をし続けたため、議長のワンガ大統領がこれを制止したところ、中国代表団は足を踏みならして、退出したそうです。


それはそれとして、PIF会合は各国・機関の友人と再会し、生存を確認できる良い機会のような気がします。

自分のように3年だけフィジーで外交官をしただけでも、外交団や島嶼国、国際機関のかつて仕事をした人が見つけてくれたりします。

たった3年の経験でこれなので、何年もの間、毎年出ている人たちは、1つのファミリーのようになっているのではないでしょうか。

毎年PIFを開催してきたことには、地域の結束という大きな意味があると感じます。
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