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次の段階へ向けて [2023年06月03日(Sat)]

5/14に18日間5カ国訪問の出張から帰国し、1日休んだあと、我々主催の外部専門家との会議3回、留学生との準備会議2回、報告書3本+メモ10本(出張中の40本とは別)、原稿1本、インタビュー1件、国内出張2回、外部会議1回、出張の結果を踏まえた関係機関との打ち合わせ3回、その他、行ってきました。この過程を経て、少しずつ情報がシャープになって行きました。
そして、内部の話になりますが、先週、笹川会長、角南理事長、阪口常務に個別に報告しました。できるだけ集約し、雑な部分を削ぎ落とし、イメージでは5行でいかにフレーズを印象に残せるかが勝負。

全てクローズドなので外からは何もやっていないように見えてしまいますが、今はまだそういった段階です。

来週、再来週でまた新たな段階に進みます。
嵐のあとの青空 [2023年06月03日(Sat)]

今日は久しぶりの佐野元春のライブ。今、何処ツアー初日。昨年11月横浜のスウィート16以来。
昨年発表された「今、何処」アルバムは傑作だと思うのだけれど(Blood Moon以降、Manijuのそうだし、新しい境地に達していると思う)、やっとライブで聴けました。

コヨーテバンドも20年近くか。歳を重ねて、さらにシュッとして体型変わらない。声はクランチーで、サウンドはタイトで、言葉がリズムを持ってる。情に訴えるようなマイナーコードの曲はなくポジティブな空気。


植民地の夜、斜陽、

ーーー
明日がなければ意味がない
悩みがなければ味気ない

理想がなければ人は落ちていく
希望がなければ人は死んでいく

痛みがなければ気づかない

より良い明日へと紛れていく
ーーー「明日の誓い」の一部

何か刺さりました。

太平洋島嶼国出身大学院生との意見交換3 [2023年05月26日(Fri)]

5/22, 笹川平和財団で太平洋島嶼国出身大学院生との意見交換を行いました。3回目です。
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大学院生といっても実務経験者であり、意見交換が概念的でなく、あっという間に2時間過ぎて行きました。


この2〜3か月、結構立て込んでいて、なかなかブレーキングニュースに時間を割けない状況が続いていますが、6月には再開したいところです。
共通の現実的な課題 [2023年05月21日(Sun)]

これは身近なレベルから国、地域レベルまで共通することだと思いますが、それぞれに細かなもめごとを抱えているとき、自分はよく「共通の敵」といっていますが、現実的な共通の課題や目標を持つことで結束できると話します。例えば、ばらばらのクラスが共通目標を持つことで団結したり。

決して細かなもめごとや差異は解消していないのですが、それどころじゃない状況が団結させます。

職場レベルの話であれば、コロナ時代のように動きが少なく、考える時間が十分にあると、より深堀りすることで、細かな差異や課題にどんどん目が向くようになり、ややこしくなるとか。

国レベルでは、平和な時代には理想を追求でき、それぞれ先鋭化し細かな対立も生じますが、有事の時代に転じると、それどころじゃなく、現実の危機に対して結束に向かう。

G7の報道を見ていてそういったことを思い出しました。


そういえば、先日の日米首脳会談の時に、今後の日米関係について「重層的(multilayered)な関係〜」といった話があったと思います。

6年ほど前から太平洋島嶼地域について、multilayered、多層的とか、ここ3年ほどは重層的な関係と話してきていたので、日米首脳会談には全く関係ないですが、全体的なとらえ方や表現は間違っていなかったな、と勝手に納得していました。数年前は、論考などを書くときにmultilayeredとか多層的とか重層的とかそういった表現が受け入れられにくかったのですが、普通に報道でも使われたので、今後、堂々と使えそうです。
太平洋島嶼国出身大学院生との意見交換2 [2023年05月18日(Thu)]

昨日、大分に出張し、太平洋島嶼国出身の大学院生と意見交換を行いました。今回はマリニさん、マバエさん、Dr.ホラ、ナニセさん、メレさんの5名。なぜか女性ばかりになってしまいましたが、事前にこちらのコンセプトを共有し、自ら関与してみたいと言ってくれた皆さんです。
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大学院生ではありますが、それぞれ国では、民間あるいは政府で、経済財政、人材開発、保健医療の実務に関わってきている社会人であり実務者であるので、学生ではなく若手実務者として参加していただきました。

皆さんの実際の経験に基づく意見や問題意識がとても参考になり、2時間の予定が、気づくと4時間を超えていました。

それぞれ2〜3年の滞在ではありますが、日本にこのような人材がいるのに、彼女らの知恵や経験を引き出さないのはもったいない。それぞれが日本と太平洋島嶼国の大切な架け橋になり得ます。

何とか形にしていきたいと思います。
ここから先に進む [2023年05月13日(Sat)]

今日、台湾、パラオ、ミクロネシア連邦(ポンペイ)、マーシャル(マジュロ)、ハワイを巡った出張が終わりました。(レポート除く)

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最後はある機関の理事会に招かれ、パワポなどの資料なしに口頭で発表し、質疑も活発なものとなりました。今回の出張の中で最も緊張するものでした。

現在4つの事業を走らせていますが、結果的にそれぞれに繋がる成果が得られ、すでにフォローアップも始めています。

今回はあまり写真を撮りませんでしたが、いくつか。

台湾(4年ぶりの再会!新しい仲間も)
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パラオ
ベナリーがガイドのツアー案検証
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メンバー会議
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ミクロネシア連邦ポンペイ
(部屋の鍵を持ち帰ってしまった)
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マーシャル
OCITの若手職員
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マーシャルアイランズジャーナルのギフ・ジョンソン(14年ぶり!)
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ハワイ
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メディア・バーン・ライブ [2023年05月11日(Thu)]

坂本龍一といえば、「メディア・バーン・ライブ」が一番好きです。

10代の多感な時に聴いたもので、初めて聴いた坂本龍一のアルバムでした。CDは持ってるのだけれどSpotifyにないので、簡単に聴けず残念。

今になって、BEHIND THE MASKがYMOでの作品だと知りました。また音楽に浸りたい。
事前準備 [2023年05月11日(Thu)]

やっとメモ書きが追いつきました。これからまだ大物があり、終わりがないですが、一連の流れの中で見えてくるものがあります。
それらの中から、いくつかのキーワードが浮かび上がり、像を形成し、柱となり次に繋がっていく。その繰り返しで一貫性が生まれ、目に見える成果を示していくことで信頼してもらえる。

会議をしても知識の披露ではなく、本気で実践している人との間では、それが初めての会談であってもそれぞれの現場に戻った時に生かすことができるヒントが得られるような、そういった内容になります。

自分はたいてい、現地でも国内でも最初のまだるっこしい挨拶なしに核心部分から話し、それにより本気の話になり、ディグしていきます。

そのためには事前準備が必要で、油断すれば時間の無駄になり、相手の貴重な時間を無駄にしてしまいます。


そういえば、昨日、ミクロネシア連邦でシミナ大統領(チューク)、パリック副大統領(コスラエ)が選出されました。シミナ大統領は法学専門のパリック副大統領は経済・金融専門のバックグラウンドがあると聞きます。今後のミクロネシア連邦、日ミクロネシア連邦関係、米ミクロネシア連邦関係、北部ミクロネシア地域の安定と発展を期待しています。
一貫性 [2023年05月10日(Wed)]

昨日書いた話ですが、意見交換と会議の数は2週間で40を超えていました。それぞれ自分用に結果メモを作成していますが、まだ追いつかない。
今週残り3件でひと段落といったところ。それぞれに異なるテーマがあるので、準備も大変ですが、しっかり準備すれば得るものも大きい。

今日も一つはミニワークショップといったところで、ちょっと思いつき、直前にパワポ資料を作成して使ったところ、期待以上に意図が伝わりました。

ちょっとスタックしていたものもアウトソーシングで並行して解決。

しっかり備えれば、しっかり得るものがあり、油断すれば無駄になる(ただのおしゃべりで得られるものがあまりない)。

歳をとると時間や機会が貴重になってくるので、単なるごまかしのしゃべりはあまりいらないかな。
深い [2023年05月09日(Tue)]

この2週間で意見交換が30件を超えました。
それぞれに自分用レポートを作成するのですが、全く追いついておらず、ややパニック。眠気と疲労と体調と時間との相談。
それぞれが大変意味の深く、多くの発見がありました。
トラック1とトラック2 [2023年05月06日(Sat)]

トラック1(政府)とトラック2(民間)を比較すると、当然ながらトラック1に圧倒的な量の本当の情報があります。トラック2側はそこから滲み出る情報や自ら現地や文献で調査したり、比較的広めの視野で俯瞰して分析するのが役割の一つだと思います。
平穏な時期には、トラック2が先を見据えて分析を行い、トラック1の役に立つよう情報を提供することもあり、どちらかというとトラック2が現実の少し先にいることが多いように思います。

しかし、そうでない時期には、現実の動きがトラック1と共にスピードを上げるので、トラック2側は後からそういった動きを分析したり、あるいは何とか遅れないように必死に現実の動きにしがみついていく状況になります。

今の太平洋島嶼地域の現状は、後者であり、トラック1が現実に立ち向かっている印象です。

トラック2側の自分の立場としては、トラック1の邪魔になったり足を引っ張ったりすることがないよう、気をつけなければなりません。その上で、トラック2ゆえにできることを追求するのが理想です。
一歩前進 [2023年04月22日(Sat)]

年度初めの宿題が溜まり、加えて50件以上の日本国内の他8か国ほどとの連絡調整が残る中、今日は5時台に目が覚めたので、部屋の大掃除の手前の中掃除と模様替えを行いました。

ワンルームの小さな賃貸ですが、立体的に模様替え。終わったのが午後5時。少し頭も整理されやる気も出たので宿題を2つ片づけ、午後8時。

ちょうど新しいアップルウォッチが届いたので設定を済ませて、3月上旬以来、久しぶりに走りました。

足を故障してから3〜4週間でほぼ回復したものの、負荷をかけると故障が再発するのではないかとの怖さがあり、この3週間ほど着替えてやっぱりやめるということを繰り返してきましたが、今日、やっと、ゆっくり40分走ることができました。明日、足の状態を見て、今後のプランを考えようと思っています。

走っていると、この2〜3カ月の期間に得てきたもので頭に残っている断片をもとに考えが整理され、いろいろなアイデアが浮かびます。帰ってきて休むとその多くは夢のように忘れてしまいますが。

限られた時間と閃きの中で、個人レベルでも戦略性が必要になります。それをエクストリーム手法と自分は呼んでいますが、雑多な断片をかき集めた中で極点のように残るフレーズをピックアップし、必要に応じて、裾野に向かうというもの。

小さなことも重要ですが、時にはあえて無視する勇気も必要になります。
現地のキャパシティ [2023年04月18日(Tue)]

太平洋島嶼地域は、ここ数年の混乱の時期を経て、ある意味で次の安定状況に移りつつあると思います。
開発パートナー側から見れば、競合相手、さまざまな資金の投入やプロジェクトが増え、あるいは約束され、実行する過程にあります(日本などは長年に渡りもともと安定的に実施していますが)。

太平洋島嶼国側から見れば、終わりのない要望を背景に不満を言いながらも、地域への投入は増えるわけで、実際にどのような成果がもたらされるのか住民から首脳まで見ているところでしょう。

ただ、本当にそれだけの投入に対し対応できるキャパシティが各国にあるのか疑問です。確かに20年前より仕事ができる人材が増えていますが、それでも追いつかないのではないか。特に人口が20万人よりも少ない国では。

ここでいうキャパシティとは、プロジェクトを進めるための事務処理能力、財務管理能力、モニタリング能力、現場での実施者の能力や人材の数を含みます。

このような人材が不足すると、太平洋島嶼国側は地域機関や外国の人材・機関に頼るようになり、現地に落ちる真水が減ります。そうすると、現地はまたお金が少ないと不満を述べ、手続きを簡易化せよとか、資金をさらに増やせと要求することもあるでしょう。しかし、ここを妥協すると腐敗のリスクが高まります。

このような太平洋島嶼国側優位の状況においても、太平洋島嶼国各国の将来のためには、日本を含む開発パートナー側は、現地のガバナンス向上を考慮した人材育成を含む取り組みを実直に進めることが大切だと思います。
吟遊詩人 [2023年04月16日(Sun)]

昨日は完全休養。洗濯以外は何にもせず、パソコンにも触れず、メールも読まず、ゴロゴロしていました。
今日は、ボブ・ディラン東京最終日。自分はこのツアー5回目で、初めてGold席を取りました。8列目で運良くボブ・ディランの真正面のライン上。表情や演奏の雰囲気がビシビシ伝わって来ました。

もともとボブ・ディランはプロになる前から、アメリカのフォークやブルースを聴きまくり、吸収し、歌い継ぎ、自分で詩を書き歌うようになったと何かで読みました。

今日の演奏を聴いて、60年間、いろいろ変化がありながらも、根底にはそれがあり、特にこの10年は、ボブ・ディランが書く歌とアメリカの過去の歌には同じルーツを持つものがある、そういうアメリカの文化の系譜といったものを教えてくれているように感じました。

今日の演奏を見ていて、歌を覚えて演奏して歌うというのではなく、言葉とリズムと雰囲気があり、その体から出てくるものをピアノを弾きながら表現し、それを5人のバンドメンバーが集中し形にしていく、その場で言葉が詩が歌になっていくその瞬間瞬間を体験しました。

ボブ・ディランは、歌う時はピアノを弾きながら立ち上がり、100分間歌い続けていました。その1曲1曲が上記のように瞬間のアートのような緊張感があり、その間、集中力が途切れない。頭の中はどうなっているのでしょう?言葉とメロディがいつまでも溢れてくるかのよう。

歳に関係なく、ロマンティックな詩と美しいメロディを書き、時にマフィアのボスのようなドスが効いた声と言葉がある。

My Own Version of Youという曲の世界観は自分は1965年のDesolation Rowに繋がるように思えました。Key Westを聴いていると、アメリカの短編のロードムービーを観ているかのようにその映像と匂いが感じられるようでした。

70代後半から、新たな鉱脈を掘り当てたのでしょうか。ライブではまだ演奏していませんが、コロナ禍の始まりの頃、人々の安全を願う言葉とともに、2020年3月に発表された約17分のシングルMurder Most Foulは、約60年のキャリアで初めてのチャートでナンバー1シングルになっていたとのこと。

本物の現代の吟遊詩人。
東京! [2023年04月11日(Tue)]

今日のボブ・ディラン、先日の大阪公演よりも良かった。
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言葉がよく聞き取れ、ほぼ同じセットリストでも、演奏が違う。今年最初のツアーとのことで、日々変わっていくのでしょう。
ルー・リードとか、ポエトリー・リーディングと歌の境目というのか、即興的でこれはボブ・ディランしか演奏できないし歌えない。

今回のツアーのハイライトはKey Westだと思いますが、今日は他の曲も心に響きました。

これだけ音楽に捧げているボブ・ディランが、今日、「Mother of muses, song for me」(2020年の最新アルバムの曲)と歌うのを聴いて、何か泣けてしまった。
大阪! [2023年04月08日(Sat)]

2020年4月にコロナでキャンセルとなったボブ・ディランの来日ツアーが、実現しました。大阪に来ています。
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2020年当時、ボブ・ディランはコロナについて、いずれ自然に馴染んでいくといってような達観した発言をしていました。そして、実際にその通りに。年齢のこともあるので、どうかと思っていましたが実現しました。

半分以上が2020年の最新アルバムからで、他の曲も過去のメジャーなヒット曲がないボブ・ディラン上級者向けライブでした。この年になっても懐古主義でなく、現役のアーティストとしてクリエイティビティの高い、ジャズにも通じるようなパフォーマンスでした。

個人的には、2020年の最新アルバムの曲が光っていると感じました。ライブで聴くことで理解が深まる。特にKey Westがよかった。

大阪は、コロナ禍直前の2020年2月、Perfumeの京セラドーム以来、と思っていたら、昨年10月ごろに、Mikiko先生率いるイレブンプレイとライゾマティクスのパフォーマンスを体験しに来て以来でした。

昨年10月は、25年来の友達と西成に近いエリアで飲み歩き、今回は京橋(大阪)ではしご酒。前回はコロナの影響で微妙でしたが、今日は活気に溢れていました。何を食べても美味しいし。

国内ですが、台湾や韓国に行くようなちょっとした異世界体験。
PNG Sir Rabbie Namaliu逝去 [2023年04月06日(Thu)]

3/31、パプアニューギニアのナマリュー元首相が亡くなりました。

私がマーシャルでの短期ボランティア(2回)、現地教員を経て、マーシャル大使館の専門調査員への採用が決まったのち、外務省大洋州課での赴任前研修が1か月ほどありました。2006年2月〜3月のことです。

マーシャルにいた(現地になじんでいた)感覚のまま、研修が始まったわけですが、その年の5月に開催される第4回太平洋・島サミット(PALM4)の準備会合などのために、グレッグ・アーウィンPIF事務局長(故人)、アンディ・フォントイ次長(当時)、そして共同議長国PNGのナマリュー外相(当時)が来日され、外交の右も左も天も地もわからない中、リエゾンを任されました。

私にとっての外交経験はナマリューさんのリエゾンから始まったと言えます。太平洋島嶼国といえばマーシャルという認識しかなかったときに、ナマリューさんの武士のような雰囲気と(〜トクトクとよく言っていました)極楽鳥が描かれたパプアニューギニアの国旗(外相滞在先の帝国ホテルにあった)のカッコよさに痺れたことを思い出します。

飯倉公館での外相会議に同行した時には、麻生外相(当時)がスムーズに出迎えられるよう「今、〜交差点を曲がるところです」などと無線でやり取りしていました。一部の官僚は冷たく私のような若造を馬鹿にしていましたが、メディアもないところで麻生さんは満面の笑みでナマリューさんを迎え、肩を抱き、自分が頭を下げるとにこやかに手を振ってくれ、これが外交の現場なのだと認識させられました。数日お世話になったハイヤーの運転手にも、最後にがんばれと声をかけていただきました。

その後、マーシャルに赴任し、PNGに関わることはほとんどありませんでしたが、生の外交の現場を経験させていただいたことが、おそらく今も自分の要素として残っています。ナマリューさんは堂々として武士のようでした。

ご冥福をお祈りいたします。
足ほぼ治る。 [2023年04月01日(Sat)]

3/7に走って痛めた足ですが、結構厄介で、ようやく今日、普通に歩けるようになりました。
米国出張中、シップと足首を固定するサポーターと痛み止めが欠かせませんでした。パラオ出張中は、フィールドを数時間歩く日が4日ありましたが、途中から痛み止めなし、シップとサポーターで乗り切りました。
月曜に帰国後、サポーターだけで歩けるようになり、昨日、今日と、完全に安静にしたことでほぼ治った状態になりました。安静にすることが一番効果的だったように思います(酒飲んで寝て正解!)。
まだ運動再開には至っていませんが、焦らず、10日程度を目標に。
足ほぼ治る。 [2023年04月01日(Sat)]

3/7に走って痛めた足ですが、結構厄介で、ようやく今日、普通に歩けるようになりました。
米国出張中、シップと足首を固定するサポーターと痛み止めが欠かせませんでした。パラオ出張中は、フィールドを数時間歩く日が4日ありましたが、途中から痛み止めなし、シップとサポーターで乗り切りました。

月曜に帰国後、サポーターだけで歩けるようになり、昨日、今日と、完全に安静にしたことでほぼ治った状態になりました。安静にすることが一番効果的だったように思います(酒飲んで寝て正解!)。

まだ運動再開には至っていませんが、焦らず、10日程度を目標に。
オフ 20230331 [2023年04月01日(Sat)]

今日は思いきって休みを取りました。
流れで午後から家で少し酒を飲んだところ、いつの間に3〜4時間寝てしまい、仕切り直し。

薄い焼酎のソーダ割りをココナツを飲むように啜って飲みながら、ボブ・ディランのROUGH AND ROWDY WAYS聴きながら。2020年4月に来日予定がコロナでキャンセルになったんだと思い出しながら。歌詞にウィリアム・ブレイク、ギンズバーグ、ケルアック、コルソ、と出てくると、若い時、茨城の片田舎で本が見つからず探し続けてた頃を思い出す。やっとアルバムをちゃんと聴けた感じ。

トム・ウェイツ Closing Time、ヴァン・モリソン Moondance、ノラ・ジョーンズ Feels Like Homeと続く
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