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2025年01月27日

2025年度のGK事業計画

こんばんは。
自殺予防団体-SPbyMD-の内田貴之です。

本日は臨時理事会を開き今月末日〆切の助成金について話し合いました。
この助成金は金額も大きく、対象地域も全都道府県とまではいかないものの
けっこう広いのでハードルも高いだろうと予想しています。
それでも応募しなければ何も始まらないというわけです。

応募した助成金の審査結果は2025年5月内に発表されるとのことで、
それまでの間は2025年度の事業計画も確定には至れません。
自殺予防団体-SPbyMD-のメイン事業である
「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習事業」は
助成金がなければ開催困難だからです。

ともあれ現段階での計画をお知らせします。

2025年7月:GK稚内
2025年9月:GK清田区
2026年1月:GK根室
2027年3月:GK釧路

見事、助成金が採択となれば上記4回
「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」を開催できます。

不採択の場合はその時に理事会を開いて実現可能な事業計画を
再度検討することとなります。

助成金応募にあたって札幌市社会福祉協議会の職員から
推薦状も頂戴していますので「どうか通りますように…」と、
理事みんなで祈っています。

以上
自殺予防団体-SPbyMD-
創立者・理事・事務局長 内田貴之
posted by 内田 at 23:15 | TrackBack(0) | コラム

2025年01月21日

コラム:霊的価値観において過労死・過労自殺をどう考えるのか

こんばんは、眠れないので過労死等の自殺をテーマに呟いてみます。霊的価値観に基づいて物事を考えていると、自殺予防活動の中で躓きそうになるポイントがあります。霊的価値観において「逃げる」は善行動ではありません。嫌な現実から逃げていても、そのツケは来世に回ってくるからです。

学校の宿題と同じ。やりたくなくてやらずにいると、罰としてドリルを渡されたり補習があったりします。これは人生でも似たようなもので、今世の課題から逃げ続けて死んでも、来世も同様の課題と直面することになります。過重労働の末に命を絶つという過労死・過労自殺について予防することを考える時に躓きそうになります。

「仕事がつらい。夜中2時まで残業して朝5時出勤だ、眠る暇もない、死にそうだ、辞めたい」という状況に陥ったとき、退職という選択は「逃げ」に該当するか否かというポイントです。この場合の「退職」は確かに「逃げ」ですが、難しいのです。

仮に、逃げずにそのままの勤務ペースで働き続けたら過労死になってもおかしくない。過労死は自殺ですから、自殺は最悪の行為。最悪の行為を犯すことになりそうなら、それは避けなければなりません。そのための「逃げ=退職」であれば、善行動とは言い難いが、少なくとも良い行動ではあると思います。

この場合の「逃げ=退職」は、現実逃避の逃げではなく、自殺という最悪の選択肢を選ぶ精神状態に陥りそうになる一歩手前の状態を自ら察知した時、あるいは家族や友人など周囲が察知した時に伝え、その危機を回避する自己防衛の行動である。と考えるのです。過酷で辛い時は逃げても良いということです。

幸いというべきか?最近「退職代行」が流行しています。過酷な職場から逃げ難い場合には退職代行を活用してでも命を最優先にして逃げることを考えましょう。「自殺」は駄目だけど「休憩」なら幾らしても大丈夫。睡眠時間もロクに取れない勤務体制では、心身が尽き果ててしまうのも時間の問題です。

「自殺したい」が脳裏をよぎることもあるでしょう。過重労働を続けるのは善ではない。魂修行を全うするためにも「このままだと俺やばい」と感じたら、その環境から逃げる選択をしなければならない。「退職」や「療養=休憩」をして心身を整え直す必要があります。

ちなみに、こうした啓発も自殺予防活動の一環です。

以上
自殺予防団体-SPbyMD-
創立者 尾侍さん(愛称)
https://x.com/welfare_samurai
posted by 内田 at 03:25 | TrackBack(0) | コラム