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2021年04月02日

コラム:新年度を迎えて

さぁみなさん、新年度が始まりました。北海道には、もう春が来ており、雨の日があったけども、毎日春の光と春の風が感じられるようになりました。たぶんこのまま行くとGW前には桜が咲くのではないかと推測しています。

私も、4月から、お花屋さんのリーダーに任されまして、責任重大です! でも自分のペースでいいのでということで、バックボーンはちゃんとしっかりしているので、頑張れそうです。

でも、新生活はいいことばかりではありません。 入った職場ですぐいじめられた、高校デビューに失敗したとかたくさんの嫌なことがあるとおもいます。 でも信じてください、必ず、助けは来る。親だったり、友達だったり、先生だったり、、、。 そんな時は、素直に頼っていいと思ってます。

私も高校の時、年齢差のせいですぐいじめられてつらかったけど、担任の先生が「俺がいるから学校来い」と言ってくれて、その一言で、すべてが安心できました。いじめは3年まで続いたけど、その先生がいてくれたから、無事に高校を卒業することができたんです。

それとその先生が「本は裏切らないから本を読め」「勉強は裏切らないから勉強しなさい」と言っていたので、一生懸命勉強し、学年トップの座を獲得したのです。 もしあの時、先生がいなかったら、今の変に自信がある時分にはなれなかったと思います。 ほんとにいい先生でした。あ、今もね、つらいことがあると、何かしらの返事をもらっています。

今でも大切な先生です。 恩師というとちょっと恥ずかしいですが(笑)

だから、みなさんには、1人でいい、本当に信頼できる人を見つけてほしいんです。 親、兄弟、親戚、上司、同僚、友達。。。。 誰でもいい、心から信頼できる人がいれば、自殺なんで寂しいことにはなりません。 だからみんな、いろんな人と関わってみてください。と言っても、このご時世あまり人と関わることが少なくなってきていますが。。。

みなさんの新生活が喜びであふれますように。。。

以上(※原文ママ)
自殺予防団体-SPbyMD-
代表 土屋さつき
posted by 内田 at 18:00 | TrackBack(0) | コラム

2021年04月01日

活動報告:自殺対策強化月間を終えて

●プロローグ
3月は自殺対策強化月間でした。
皆さん、何か自殺対策強化月間にふさわしい活動や行動できましたか?かくいう私は、なんだか仕事が忙しく疲労困憊で、結局それらしい活動は何もできないまま期間が終わってしまった気がします。


●自殺対策強化月間にテレビ取材
自殺予防団体-SPbyMD-としては自殺対策強化月間にテレビの取材を受けました!HTB「イチオシ」という番組です。道民の皆さんはご存知でしょうか。

「10代の若者の自殺が昨今増えてきている」という問題の背景にあることや対応策あるいは予防策が、取材のテーマでした。自殺予防団体-SPbyMD-主催こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習で「グラフで学ぶ若者の自殺の深刻さ」という講義を担当している竹内典彦がメインのインタビュアーとして取材に応じました。

私も自殺予防団体-SPbyMD-の代表としてインタビューを受けるだろうと予想して、普段の2倍の時間をかけておめかしをしましたが…骨折り損。ビデオカメラを向けられることもありませんでした。ちょっと悔しさが残るものです(苦笑)

それでもオンエアでは、私たちの団体名・メアド・Twitter名が放映され、自殺予防団体-SPbyMD-の周知拡大にはなったかと思います。自殺対策に取り組む団体そのものを道民に広く周知するということも立派な自殺対策のひとつなのです。認知されてこそ、支援に繋がるからです。


●自死遺族との繋がり
Twitterで、自死遺族の方のツイートが私にとって大変同感する内容だったことから、コメントをリプしました。その行動がきっかけでその自死遺族とお友達になりました。


●GK室蘭遠征のミーティング
自殺予防団体-SPbyMD-では今年9月の室蘭遠征について、半年も前である現在からミーティングを重ねています。室蘭の魅力・観光スポットなどのリサーチも活動のひとつです。室蘭市在住のメンバーもいるので実際に地元のお話を聴いてみたりしたほか、過去に室蘭市をクローズアップしたテレビ番組のDVDを探して視聴したりも。ただ、本当に数少なくて大変でした。

ところで、札幌はようやく冬が終わり春を迎えたという時期なのに「もう秋の話をしているのか?」と思った方いらっしゃるのではないかと思います。宿泊込みの大移動を私たちは「遠征」と呼んでいるのですが、遠征は半年前から各準備を始めないと間に合わないのです。遠征先が遠ければ遠いほど、メンバーひとりあたりの負担額が大きいので、半年前からゆっくり貯金してもらう必要があるというわけですね…。


●久しぶりの来客
3月の締めくくりに、自殺予防団体-SPbyMD-の活動拠点に来客がありました。一般来客は大変珍しく久しぶりなので嬉しかったです。40代の女性で、お話を聴くと幼い頃にお母さんを自殺で亡くされている自死遺族だということがわかりました。自殺問題に関心があり、何か困っている人たちのお役に立てるような活動を札幌市内でできないものか?という思いからネット検索をしていたところ、自殺予防団体-SPbyMD-の公式サイトに辿り着いて、私たちの活動に関心を持って連絡を下さったとのことでした。

2時間くらい色々なお話を楽しみました。自死遺族と思えないくらい明るくて負けず嫌いで、とても楽しい方でした。この新型コロナの時代、人と会っておしゃべりをすることさえも制限されている中での、人とのふれあいは、とても尊いものだと私は感じました。


●エピローグ
さぁ4月は新たな道へ前に進む月です。
つらいこともあるかもしれません。
きついこともあるかもしれません。
嫌になることもあるかもしれません。

だけど、
いいこともたくさんあると信じ、
私は少しでも前に進みたいと思います。
前へ進むみなさんに幸あれ!


以上
自殺予防団体-SPbyMD-
代表 土屋さつき
posted by 内田 at 21:47 | TrackBack(0) | 活動報告