自殺予防団体-SPbyMD- 会長 内田貴之です。本日、2025年5月1日は自殺予防団体-SPbyMD-の「創立12周年記念日」です。そして本日から13年目に突入しました。ここまで長く活動を継続してくることができたのも皆様のお陰です。ありがとうございます。
僕が自殺予防団体-SPbyMD-を立ち上げたのは2013年5月1日ですが、立ち上げより数年前から自殺予防に取り組んできました。一番初めは勉強からスタートしたわけですが、当時どういうふうに勉強していたかというと、自殺予防関連の本を読みあさって基礎知識を学ぶことからスタートしました。そして、僕の高校時代からの親友(尾垣洋輔)も僕を見て自殺問題に関心を持ち始めたので、一緒に勉強するようになりました。お互い大学時代の頃です。
僕たちはお互いに同じ1冊の本を読み、毎週末に会って「読んだ本の感想を言い合ったり、疑問を持った部分について一緒に考えてみる」という勉強スタイルになりました。例えば、自殺者数について本に書かれていて、「自分たちの暮らしている北海道ではどうなっているんだろうか?」といった疑問をもち、次週までに調べてこよう!等。ネットで調べてみると、その当時、北海道の年間自殺者数は約1500名で、その人数に驚いたものです。
そうした勉強会スタイルを続けて、お互いにある程度の基礎知識を学習できてからは、お互いにそれぞれ勉強したことを発表し合いました。インプットからのアウトレットは大切で、活きる学びになりました。発表するためにテーマを決めて、発表内容を考えて整理して、どういう流れで話すかという構成を考え、配布資料も作成しました。当時やっていた勉強会のスタイルが、現在の自殺予防活動、特に講習会や講演会でそのまま活きていますね。
そうした個人の活動から、自殺予防団体-SPbyMD-を立ち上げようと思った最大の理由は、生涯をかけた使命たる自殺予防活動を続けていくためには個人だけでできる活動の幅やクオリティには限界があると感じ、仲間を集めて団体として自殺予防活動を展開していったほうが、本格的に実現できることが絶対に増える!という確信を持ったからです。
この12年間は、紆余曲折ありましたけれど、質の高い仲間がどんどん集まりまして現在こうして北海道内各地へ赴いて「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」を開催し続けることも可能となったのです。
団体を立ち上げて本当に良かった。正解の道だったと僕は創立者としても感じています。そして実は本日また新たに仲間が1名増えたところです。臨時理事会にて入会希望者の入会が承認されました。集ってきてくださり本当に嬉しいです。
ブログ読者の皆様も今後とも自殺予防団体-SPbyMD-を力強く見守って応援してくださいますようお願い申し上げます。
以上
自殺予防団体-SPbyMD-
会長 内田貴之
※団体を立ち上げる前に僕が取り組んできた話は、僕の著書から一部引用しました。まだまだ濃く書いておりますので、興味関心ございましたらぜひ↓↓よろしくお願いいたします。

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