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2019年03月10日

市町村に思う「こころ」という表現

精神疾患について市町村でも「こころの病気」と表現し、
自殺対策においては特に「うつ病」に対して使われています。

しかしながら、
実際には脳に原因がある「脳の病気」だとされています。
これが科学的な見解として定着されています。

であれば精神疾患は「こころの病気」ではなく「脳の病気」
だと表現することが、科学的な見解に基づいたある意味で
市町村にとって誤解なき表現だと思います。

なぜなら、
市町村という組織は基本的に非科学的(ここでは霊的)な
要素を取り入れて公に発表することができない性質だからです。

例えば宗教という組織が「精神疾患はこころの病気です」
と表現するのとでは、使われている表現は同じでも、
その意味は全く異ならざるを得ないのです。

同じ表現に対しても市町村が使う場合には
「※ここでいう心とは脳と同義です」と補足をしなければなりません。
実際に補足が明記されている場合はほぼなく、
常識として「言わなくても当然わかるだろう?」とされています。
暗黙の了解みたいなものに感じています。

ですから、
それでも尚も「こころの病気」という表現を市町村が使い続けるには、
「脳とは心であり心とは脳である」という定義を前提にしている
ということを我々は認識しなければならないのです。

自殺対策では市町村が様々な組織とコラボレーションをして
普及啓発のイベントを開催するようなことも多くあります。
最近では宗派を越えて自殺対策に取り組む僧侶集団が
市町村主催のイベントにゲストとして登場する機会もあります。

その場合イベントのテーマなどで「うつ病はこころの病気」
と題されているとします。組織同士の共通理念とされる場合は
「あれ?そもそも市町村が使う”こころ”と
自分の認識する”こころ”は同義語なんだろうか?」と立ち止まって
少し考えてみてほしいのです。

また、自分が属する組織において、
自殺対策やうつ病に関して組織のメッセージを
公に打ち出すような担当者になった場合。

「うつはこころの病気です」という一般的に定着されている表現を
当然かのようにほいほい使う前に、自分たちの組織のスタンスに
この表現は適しているのか?と、確認する作業も必要だと思います。

少なくとも、
非科学的なことを公に主張できない組織や市町村という組織は
「こころの病気」という表現を無暗に使うべきではないと思います。
先述したように「※この場合のこころは脳と同義です」と念を押して
補足しなければ、誤解を招きやすい、少しあやふやな表現だからです。

もちろん、
SPbyMDとしては「心=脳」ではないという
霊魂を前提とした認識のもと市町村にも「こころの病気」
という表現を使ってほしいという理想は持っています。

しかしそれは市町村という組織の性質的に
現実的な理想ではないことは明らかです。

3月は自殺対策強化月間です。
全国各地の市町村が、うつ病などの精神疾患について
「こころの病気」という表現を使った啓発を展開しています。

そこで今回のように、
「あれ?そもそも市町村が使う”こころ”と
自分の認識する”こころ”は同義語なんだろうか?」と、
少し考えてみる機会にもしてほしいと思います。

以上

自殺予防団体-SPbyMD-
代表理事 内田貴之
2019年3月10日(日)
タグ:組織 こころ
posted by 内田 at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 代表ブログ

2018年06月07日

北海道で地域自殺対策トップセミナーが開催!?

こんばんは。
就寝前の日課でFacebookを眺めていたところ、
NPO法人ライフリンクの清水康之代表理事の投稿が
目に留まりました。

なんと我らが北海道で
「地域自殺対策トップセミナー」が開催され、
市区町村の自殺対策担当部署の職員たちが聴講した、
というのです。

参加対象について明確に書かれてはいないため、
これは地方公務員が対象だったのかもしれませんが
「地域自殺対策トップセミナー」というネーミングを掲げる
大きな且つ地域にとって重要な催しなのですから、

地域で自殺対策に取り組む民間団体にも、
事前の声掛けくらい行なっても良いのではないか?
と、少々憤りを感じています。

ましてや当団体は、
地元で自殺予防活動をはじめたい北海道民の支援に
取り組むことで「幸せに生きて幸せに死ぬことのできる北海道」
をつくりたいと本気で行動しているわけです。

その北海道で開催された地域自殺対策トップセミナー。

我々は一切何も知らされないまま、
こうして事後報告として清水康之代表理事のFacebookを
読むことで初めて知る…という事態になっているわけです。

自殺対策は、
国・地方自治体・民間組織・国民一人ひとりが
相互協力してこそ強く広く効果が現れるものです。

ですから、たとえ参加対象ではなくとも、
開催する「地域」で自殺対策に携わる者には
告知を行うべきではないのだろうかと思います。

以上

自殺予防団体-SPbyMD-
代表理事 内田貴之
posted by 内田 at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 代表ブログ

2018年05月06日

設立5周年のご挨拶

2018年5月1日、
自殺予防団体-SPbyMD-はめでたく設立5周年を迎え、
6年目に突入致しました。

これも日頃よりご支援ご協力また、
情熱的なエールを寄せて下さる皆さまのおかげでございます。
ありがとうございます。

***

さて、
設立5周年を祝う行事として「感謝祭」を
5月5日に札幌市内の公共施設で開催致し、
参加者数は6人で過去最多となりました。
(2周年:1人、3周年:3人、4周年:1人)

感謝祭では、スタッフさつきによる記念講演のほか、
筆者が代表理事として最新情報を発表致しました。

***

ではまず、
新年度の活動方針につきまして
読者の皆さまにこの場でお伝え致します。

新年度の注力分野は、
「ゲートキーパー養成」でございます。

これまで、
自殺対策講演会において「ゲートキーパーの重要性」と
開催地域の行政機関が主催するゲートキーパー養成講習への
受講を呼び掛けて参りました。

昨年度2018年3月24日、
帯広市役所と「春フェア帯広」を共同主催させていただいた際、
ゲートキーパー養成講習を積極的に開催していく必要性を
ここに関わったメンバー全員が強く感じたことを契機とし、
新年度より自殺予防団体-SPbyMD-も「ゲートキーパー養成」に
力を注ぐ方針を固めた次第でございます。

今後のゲートキーパー養成講習を含む「フェア」開催日に
つきましては本記事の最後に列記致します。

***

さて、
設立5周年を記念して「公式キャラクタ」が誕生致しました!

2018y04m27d_225551248.png

自殺予防団体-SPbyMD-の理念
「幸せに生きて幸せに死ぬことのできる北海道を創る」
に基づいて「はぴだクン&はぴらチャン」と名付けました。
(命名:内部相談役 名誉補佐 内田忍)

LINEスタンプとして
連絡や会話に活用できる挨拶・返事・相槌・感情表現の
オーソドックスなものを「40個」集めたシリーズ第一弾を
発売中で、大変好評をいただいております!
https://bit.ly/2HV7VgI
(LINE STOREが開きます)

***

設立5周年を記念してさらに、
「公式ソング」も決定致しました!

「ワンライフ〜ひとつのいのち〜」
https://youtu.be/mwufIQ-ewWA
(YouTubeが開きます)

作詞作曲:顧問理事 竹内典彦
採譜:ファンクラブ会員 盛孝浩
編曲:代表理事 内田貴之

***

自殺予防団体-SPbyMD-は新年度も、
地元で自殺予防活動をはじめたい北海道民の支援に取り組み、
幸せに生きて幸せに死ぬことのできる北海道を創って参ります。
今後も自殺予防団体-SPbyMD-をよろしくお願い致します。

2018年5月6日
自殺予防団体-SPbyMD-
代表理事 内田貴之
posted by 内田 at 13:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 代表ブログ

2018年03月27日

自殺対策強化月間における意識調査2018の結果報告

2018年3月23日(金)自殺予防団体-SPbyMD-は、北広島市から帯広市へ向かう高速道路の各PA/SAにて「自殺対策強化月間における意識調査2018」を実施致しました。その結果を報告致します。

2018.03.24 春フェア_180327_0035.jpg
2018.03.24 春フェア_180327_0034.jpg

意識調査の概要
【趣旨】自殺対策強化月間の認知度と自殺予防への関心度を調査
【方法】アンケート回答
【対象】高速道路PA/SA利用者
【場所】輪厚PA,由仁PA,占冠PA,十勝平原SA
【人数】計13名

自殺対策強化月間の認知度
【質問】3月は「自殺対策強化月間」ですが、ご存知ですか?
【回答A】いや、初耳です
【回答B】聞いたことはあるような気がします
【回答C】はい、知ってます
------------------------------
回答A 12名(13名中)
回答B 1名(13名中)
回答C 0名(13名中)
------------------------------

自殺予防への関心度(1)
【質問】自殺予防に関心をお持ちですか?
【回答A】いや、全然(理由:自分にはカンケーない分野だから)
【回答B】いや、全然(理由:周囲に未遂者や遺族がいないから)
【回答C】はい、関心あります
------------------------------
回答A 4名(13名中)
回答B 0名(13名中)
回答C 9名(13名中)
------------------------------

自殺予防への関心度(2)
【質問】ゲートキーパー講習や研修会に、参加された経験はありますか?
【回答A】そもそもゲートキーパーって何ですか?
【回答B】いや、無いです
【回答C】参加してみたいという興味関心はあります
【回答D】はい、経験あります
------------------------------
回答A 1名(13名中)
回答B 12名(13名中)
回答C 0名(13名中)
回答D 0名(13名中)
------------------------------

回答者年齢
【質問】ご年齢を教えていただけますか?
------------------------------
10代 1名(13名中)
20代 0名(13名中)
30代 3名(13名中)
40代 2名(13名中)
50代 5名(13名中)
60代 2名(13名中)
------------------------------

回答者お住まい
【質問】お住まいの市町村を教えていただけますか?
------------------------------
北海道札幌市 8名(13名中)
北海道滝川市 1名(13名中)
北海道帯広市 1名(13名中)
北海道函館市 1名(13名中)
神奈川県逗子市 2名(13名中)
------------------------------

以上
posted by 内田 at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 代表ブログ

2018年03月01日

自殺予防団体-SPbyMD-は自殺予防に関心を持つ意義を道民に啓発します

【自殺予防団体-SPbyMD-は自殺予防に関心を持つ意義を道民に啓発します】

おはようございます、本日から3月となりました。
3月は自殺対策強化月間として我が国が定めており、
その存在はだいぶ浸透してきたように思えますが、
意外と存在を知らない道民と出逢う頻度も高いのが現状です。

自殺対策に日頃から関心をお持ちではない道民の多くは、
国や都道府県市町村が
「自殺予防に関心を持ってますか?関心を持ちましょう」
と呼び掛けていても、関心を持つ意義が分からないため、
関心を寄せることさえ難しいようです。

自殺予防団体-SPbyMD-も
2016年3月から街頭啓発活動を実施して参りましたが、
我々の前を横切る際にわざわざ心の声を漏らしていただける方が、
少なからずいらっしゃいます。

「自殺予防?俺は健康そのものだから関係ねぇーよ(中年男性)」
「別に悩んでませ〜ん、死にたくありませ〜んwww(若年女性)」
という声が非常に印象的で、何年経っても記憶に残っております。

確かに、
地域の公的な街頭啓発活動を見ても
「なぜ自殺予防に関心を持たなければならないのか」
という意義については、直接グッズを配布する際に
呼び掛けられていない印象があります。

「自殺対策強化月間でーす」
「お願いしまーす」という呼び掛けだけでは、
多くの自分にはカンケーない認識層には響き難いと、
我々は感じております。

そこで、
自殺予防団体-SPbyMD-は
「自殺予防に関心を持つ意義」に重点を置いて
街頭啓発活動を実施して参りました。

2018年3月の自殺対策強化月間も、
札幌市・由仁町・占冠村・芽室町・音更町・帯広市において、
街頭啓発活動を実施致します。

自分自身のことだけをつい考えてしまう
「俺は健康だから自殺予防はカンケーない」
「私は死にたいとか悩んでないからカンケーない」といった
誤った認識を正して参ります。

ご自身が健康であることは大変結構なことです。

しかしながら、
自殺予防に関心を持ち学ぶ意義は、

あなたの大切な人の自殺のサインに、
あなたがいち早く気づいて、
自殺を未然に防ぐ可能性を高めることにあります。

3月は自殺対策強化月間です。
あなたは、あなたの大切な人のためのゲートキーパーとなれるよう、
自殺予防に関心を持ち学びはじめましょう。

自殺予防団体-SPbyMD-
代表理事 内田貴之
2018年3月1日
posted by 内田 at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 代表ブログ

2018年01月01日

謹賀新年のご挨拶&新刊発売

地元で自殺予防活動をはじめたい道民を全力で支援する
自殺予防団体-SPbyMD-でございます。

昨年中は格別のご厚情を賜り御礼申し上げます。
皆さまのご健康とご多幸を心より祈念申し上げます。
本年も尚一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
 
さて、
2018年一発目の書籍を発売いたしました。
12月中旬から大晦日17時まで対談を行いつつ
同時並行で編集して完成させた一冊
「自殺予防団体-SPbyMD-の年末対談2017 代表理事×スタッフ」

定価1,000円より
完全受注生産にてご注文を承っております。
売上げは全て当団体の活動資金として
大切に活用させていただきます。
 
特に、
2018年は3月24日、帯広市との<共催>で
一般道民向けの大きなイベントを開催いたします。

自殺対策強化月間の3月に、
自殺予防について幅広く学べ、
帯広市によるゲートキーパー講座も
受けることができる楽しいイベントでございます。

またこのイベントでは、
特定非営利活動法人とかちダルクの宿輪代表との
コラボ企画もございます。
 
このような行政との共催は、
当団体設立5年目にして初でございます。

90名の満員御礼大成功を目指し、
ひとりでも多くの帯広市民にご来場いただき、
自殺予防活動をはじめる道民になっていただくべく、
イベント周知を広くいたしたいと熱く想っておりますが、

当団体、
如何せん深刻な財政難に陥っており、
周知に必要な広告等を打ち出す資金的余裕が
今回一切ない状況にあります。

何卒、新刊ご購入にて
日頃より応援くださっている皆さまの
熱きご支援を賜りたくお願い申し上げます。
 
自殺予防団体-SPbyMD-
代表理事 内田貴之より
-------------------------------------------
【書籍ご注文の流れ】
下記必要事項をご明記の上メールにてご注文をお願いいたします。
当団体よりご注文確認および代金振込先をメールにてご案内いたします。

<宛先>spbymd@gmail.com
<件名>年末対談2017書籍注文
<本文>フルネーム・お届け住所・個数
-------------------------------------------
冊子表紙_年末対談2017.png
posted by 内田 at 15:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 代表ブログ

2017年07月21日

【告知】トークライブ的な企画♪

代替企画「特別対談を語る」ポスター_web用.png

明日は、白石区民センター集会室Dにて、
中止になった構想練りセミナーの代替企画として
「特別対談を語る」というトークライブ的なものをやります(゚∀゚)

開場14時00分、予約不要、参加無料♪
遠くて来れない方のためにイベントページ上でライブ配信しま〜す。
https://www.facebook.com/events/1401917416552536/

以上
自殺予防団体-SPbyMD-
代表 内田貴之
posted by 内田 at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 代表ブログ

2017年07月19日

【7/22・白石区】特別対談を語る

7月22日は白石区民センターにて、書籍「自殺予防団体-SPbyMD-の特別対談 代表×副代表」について、ゆる〜く語ります!ちなみにこのイベントは、中止になった「第13回自殺予防活動をはじめたい道民のための構想練りセミナー」の代替企画でありますきらきら

興味ある方どなたでもComeOn(´∀`)♪
https://www.facebook.com/events/1401917416552536/

【日時】2017年7月22日(土)
【受付】14時00分-14時30分
【講演】14時30分-20時00分の間
【会場】白石区民センター集会室D

【料金】無料(カンパ歓迎)
【中継】上記URL先にてLIVE配信あり
【話者】代表 内田貴之
【申込】不要

「え!?6時間近くもあるの!?」と驚愕した方、もちろん途中離脱OKです( ̄▽ ̄;)大体60分間ごとにテーマを区切って、本書に関して色々と語ります。全体的にスピリチュアルに関する話となるでしょうから、ホワイトボードで解説しながら、質疑にも応えてみたいと思っていますきらきら

スピリチュアルを用いた自殺予防に興味のある方、自殺予防団体-SPbyMD-のスタンスに興味のある方、書籍愛読者の方、どなでもComeOn(´∀`)きらきら

表紙_代表×副代表.png
posted by 内田 at 01:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 代表ブログ

2017年02月16日

清水富美加さんの過労自殺回避行動に関する自殺予防団体-SPbyMD-の見解

現在、話題となっている清水富美加さんの行動について、自殺予防団体としての見解をこの場で述べておく。過労自殺を命からがら回避することができたことに、まずはホッと胸を撫で下ろしている。

過労自殺を防ぐためには、労働者側は「命の危険を察知したら迷わず逃げる」選択を選ぶことが重要である。その際、自分の持ち分を途中で放棄したら上司部下同僚や取引先にまで大迷惑が掛かるかもしれない…、などと迷ってはいけない。

ウヨウヨ迷っている期間も、過重労働は容赦なく伸し掛かり、精神的に病むようになる。これが悪化すると鬱状態・鬱病に陥る。

鬱状態に陥ると正常な思考や判断ができなくなる。さらに悪化すると、「自殺が苦しい現状を解消する唯一の手段」であると思うようになる。こうなると、「自分の命の危険を察知して逃げる(退職する)」という判断と行動ができなくなってしまう。

命の危険を自ら察知した時点で赤信号だと認識し、「自分の持ち分を片付けてから退職する」などと悠長な判断はせず、兎にも角にも自分の命を守るための行動を即座にしなければならない。

2015年12月、電通の新人社員が過重労働を長時間強いられ鬱状態に陥った末に自殺で亡くなった事件は、マスコミが大々的に連日連夜報道した。これによって、過重労働の改善を図った企業も数多くあっただろう。そして、「このままだと死ぬかもしれないと危険を察知したら鬱状態になる前に即座に会社を退職して身の安全を確保することが大切だ」という教訓を多くの人が学んだはずである。

2017年2月、大人気女優の清水富美加さんが、過重労働を長期間強いられた末に鬱状態に陥り、過労死の危険が高い状態としてドクターストップが掛かった。

電通社員の過労自殺が大問題となってからまだそれほど年月は経過していないにも関わらず、未だにこれを教訓としていない業界の存在が浮き彫りとなった。

彼女は鬱状態に陥りそうになる前から、過重労働についてマネージャーや所属芸能事務所に相談をし、仕事を減らしてほしい旨を強く訴え続けていたにも関わらず、彼らはこれを無視し、過重労働を改善させる対応はしなかったという。

今回は、幸い自身が信仰する宗教団体に助けを求め、宗教団体側がこの重大さにいち早く気づき即座に対応したため、電通社員過労自殺事件と同様の結末になることだけは回避されたのである。もし、助けを求める先が無かった場合、自殺の危険性が非常に高い精神状態だったことから、最悪の結末となっていただろう。

「逃げ」の行動をとったことで九死に一生を得えた女優だが、この行動に対して批判する人が非常に多い。「契約を途中で放棄して仕事を辞めた今回の行動によってどれほど多くの関係者に大迷惑を掛けることになったか本人も想像つくだろう、社会人として非常に無責任である」と批判している。

この批判は、過重労働を強いられ鬱病が悪化した末に過労自殺した電通社員と同じ結末になる道を歩むべき、という主張と同義である。要するに「社会人なら自分の仕事は死ぬまでやり遂げろ」ということである。

SPbyMDが過労自殺について取り上げたのは、今回のコラムに抜粋転載した特別対談が最初である。そして、電通社員過労自殺事件を教訓として学んだ「逃げ」という自己防衛行動について紹介した。さらに、女優出家騒動を電通社員過労自殺事件と同様の危険性があったことに気づけた人がどれほどいたか、本当にあの事件を教訓として学んだ人はどれほどいるのか、ということについて言及した。

これを機に、改めて過重労働と過労自殺の危険性について、自殺対策に関心を持っている閲覧者の皆さんも考えて頂きたい。

自殺予防団体-SPbyMD-
代表 内田貴之
2017.02.16(木)
posted by 内田 at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 代表ブログ

2016年06月19日

代表と副代表のエピソード

代表と副代表のエピソード
こんばんは。今日は、代表と副代表のエピソードをお話したいと思います。いつどこで僕らは出会い、自殺対策に関わっていくようになったのか。結構よく訊かれまして、興味ある方も多いのかなと思っております。

僕らの出会いは高校です。北海道は札幌市北区の創成川沿いに所在する真っ黄色い校舎の高校です。校歌はゴジラで名を馳せた伊福部昭さんの作曲です。僕らは3年間ずっと同級生で、気も息もビタッ︎と合う数少ない友人の一人でした。

副代表は当時から大自然をこよなく愛する男で、将来の夢は「人と動物が共生する緑溢れるユートピアな社会を創ること」だと熱く語っていました。

高校卒業後、僕は大学、副代表は専門学校へと別々の進路に進みました。普通ならこうして以降はお互い会う機会も年に数回程度となってしまうのでありましょう。

しかし、僕が大学2年頃から参加し始めたインターカレッジサークル「札幌学生保守政策研究会」に副代表を誘って、一緒に政治政策を勉強するようになったので、高校卒業後も毎週末サークルで会う機会が続きました。

更には、大学2年の中期から大学3年に掛けて、保守研とは別に「日本の社会問題を勉強する会」を副代表と2人で始めたので、毎週2・3回は会うようになりました。

日本の社会問題には「自殺」もあります。しかしその頃は、自殺よりも、中絶や脳死臓移のほうが関心深かったものです。自殺に強く関心を抱くようになったのはずっと後でした。

僕らは、社会問題を勉強する会の中で、「中絶問題」「脳死臓器移植問題」を取り上げて勉強し、3つ目のテーマとして取り上げたのが「自殺問題」だったのです。これが、僕らが自殺問題に関心を抱くようになった最初の切っ掛けだったかもしれません。

自殺問題の書籍といえば、河西千秋や高橋祥友の書籍が代表的でしょう。僕らはこれらを読書し、自殺問題の概要的な知識を学ぶことから始めました。世界的に有名な「デュルケーム自殺論」も読みましたが難しくて、ちんぷんかんぷんでした。

そして、自殺問題解決のために自殺対策が取り組まれており、自殺対策には「自殺予防」や「自殺防止」があると。自殺の要因が人それぞれ異なるために、対策も、政治・経済・精神神経・心理・宗教・福祉など、ありとあらゆる多分野で取り組まれていることを知りました。

ある時、行きつけの床屋で散髪してもらいながら、自殺問題について最初関心を抱き始めたことを世間話的な感じで話していました。そこで理容師の不思議系お姉さんが「江原啓之さんの本まだ読んだことない?スピリチュアルの分野から自殺問題について取り上げられている本があって、おすすめだよー!」と。

ということで、散髪の後さっそく書店で探し発見しました。江原啓之「いのちが危ない!」です。理容師の不思議系お姉さんが教えてくれたように、スピリチュアルの分野から自殺問題と予防について詳細に書かれたものでした。

副代表とこの本を読み、お互い「スピリチュアル」という分野に魂が熱く共鳴したのです。特に副代表は「このスピリチュアル分野の自殺予防は効果がある!」と、自殺思慮と企図の狭間で長年苦しんだ自らの経験を振り返って確信していました。

僕らは江原啓之「いのちが危ない!」をバイブルとしてスピリチュアルを勉強し始めました。そして、スピリチュアルを用いた自殺予防プロジェクトを立ち上げるに至ったのです。

プロジェクト趣旨は、自殺問題の概要とスピリチュアルを用いた自殺予防を学べる教科書を製作して街頭配布すること。スピリチュアルを勉強して自殺予防する人を増すことで、自殺対策に貢献しよう。

僕らのプロジェクトは、副代表が専門学校を卒業するまでに99%達成できました。残りの1%は、街頭配布することでした。

副代表は専門学校を卒業後、大自然溢れる斜里町で森林環境整備系の仕事に就きました。僕は、大学の卒業研究で自殺予防をテーマに掲げるも苦戦し、御存知のように今世の使命を悟ることができました。

僕は大学を卒業後、今世の使命たる自殺予防を遂行すべく、自殺予防団体-SPbyMD-を設立しました。副代表と共に取り組んだ自殺予防プロジェクトの志をSPbyMDの普及啓発事業に継承し、2人で製作した教科書をSPbyMD自殺予防講座のテキストにしました。

そして、今に至る。以上、代表と副代表のエピソードでした。

では、今夜はこの辺で。

自殺予防団体-SPbyMD-
代表 内田貴之
2016.06.08 12:45

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posted by 内田 at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 代表ブログ