「ゲートキーパー養成講習@白石区(※GK白石区)」開講1週間前となりましたが、繰り替えされる新型コロナの報道番組により、私たちの不安も煽られる日々が続いております。
その不安によって受講をキャンセルされる方からのご連絡も、ちらほらございます。個々人で身の安全を確保する判断と行動は賢明なものだと思いますから、キャンセルも承っております。「ゲートキーパー養成講習」は今回で終わりではなく、12月・1月・2月までありますから、またスケジュールを調整して再度お申込下さい。何度でも歓迎致します。
●11/21(土)札幌市白石区民センター
●12/12(土)北広島市中央公民館
●1/9(土)札幌市社会福祉総合センター
●2/13(土)札幌市厚別区民センター
さて、自殺予防団体-SPbyMD-は、主催陣として開講中止の判断を下すことは致しません。北海道あるいは札幌市から「規模を問わずいかなる行事も自粛して下さい」といった要請が通達されるまでは、開講致しますので、受講予定者の皆さんはご安心下さい。
これまで新型コロナの影響を受けて、どれほど多くの人たちが自殺に追い込まれてきたか、皆さんはご存知のことと思います。いちいち報道されないだけで自殺者は毎日全国各地で出ています。2020年10月という一ヶ月間に限っても全国で2,000人を超えています。前年同期に比べ39・9%も増加です。北海道で例えるなら留寿都村は人口が2,000人未満なので、一ヶ月間で村が消えてしまうレベルです。大変な規模だということを想像できます…。
報道が繰り返し「不要不急の外出は控えて下さい」と叫んでいる状況下で、「人が集まるゲートキーパー養成講習に出かけても良いものなのか…」と世間に対して気まずいような気持ちが湧き出てしまっている方も、もしかしたら、いらっしゃるかもしれません。毎日不安を煽る報道が繰り返されていますから無理もないと思います。
しかしながら、ゲートキーパーあるいはゲートキーパーを目指す皆さんには、”自殺対策は必要火急の事業である”、という認識を持っていただきたいのです。ゲートキーパー養成講習に出かけ、自殺対策を学び、スキルを磨こうとする行動は非常に大切です。学ぶ意欲は尊いものです。どうかその意欲は持ち続けて下さい。
もちろん、個々人ができる最大級の感染対策はしっかり行いましょう。その上でどうか自殺対策の要であるゲートキーパーを目指して養成講習へ、いらして下さい。お待ちしております。
以上
自殺予防団体-SPbyMD-
事業統括係 内田
jigyou.spbymd@gmail.com
※追記:留意事項※
新型コロナ対策に関する留意事項をお知らせいたします。
(1)講習では受講者同士による「対話」の時間を多く設けています。
=コミュニケーション理論〈対話法〉の習得こそ講習の目標だからです。
(2)座席もソーシャルディスタンスは確保できかねます。
=座席の距離が遠いと「対話」の演習ができないからです。
(3)可能な範囲の対策は講じますが感染阻止はできかねます。
=自殺も同じく。予防はできますが阻止は難しいのです。
(4)受講による感染に対しては、いかなる責任も負いかねます。
=受講するしないは受講者本人の自由意思により決定されるからです。
(5)心配な方は新型コロナの動向を様子見し改めて別の回を受講して下さい。
=講習は今後も継続して開講されます。
=心配な気持ちが強いと講義に集中できなくなります。
2020年11月14日
不要不急の外出自粛ムードの中で「ゲートキーパー養成講習」を受講するか迷っている受講予定者の皆様へ
posted by 内田 at 20:31
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