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2020年04月12日

春はあけぼの環境変化とメンタルのお話

皆さん、この新型コロナによる不安や恐怖の中、お元気でしょうか?私は、コロナとは関係ないのですが、毎日眠くて。でも頑張って仕事場に行き、道民の自殺予防拠点~めいめい~に行き、作業・活動しています。


さて、先日、自殺予防団体-SPbyMD-は、「新型コロナ対策による日本経済と自殺者増加」という総合テーマを掲げて、コロナと自殺の関係をテーマとした講演会を、オンライン上で行いました。オンライン上で行うのは、初めての試みでありましたが、計60名の方が全国各地(英国を含む)からご参加いただき、ありがとうございました。この記事の最下部に、講演会の動画を貼ります。


私は、「自粛疲れとこころの健康づくり」と題して、ストレスと心身回復法についてお話させていただきました。心身回復法は、2年前(2018年9月)に、旭川で初めて講師を務めたときに行なったテーマで、その時は、緊張緊張の嵐で、立っているだけでも足が震えて、とにかく緊張でしたが、今回は、スラスラと言えて「成長したね」とほめられました★


さて、話は180度変わります。私事ではございますが、4月より、新しい職場に変わりました。主にデータ入力の仕事です。前の職場もすごく楽しかったのですが、やっぱパソコンに慣れとかないとと思い、ジョブチェンジしました。まだ一週間も経ってないから、話せるのは、ほとんど職員さんばかりですが、時間と共に、周りの人とも話ができることを頑張りたいと思います。


皆さんも、この春から、新しいことを始める方、入学・進学・就職・結婚いろいろあると思います。コロナも心配ですが、新しく始める・環境が変わるということは、心の病に繋がるリスクがあります。


私も学校を入学しては引きこもり、高校は1度入り直しています。高校卒業後は大学へと環境が変わり、その新しい環境に負け、人の多さの緊張に打ち勝つことが出来ず、大学中退に追い込まれました。今思うと、メンタルがどこか壊れていたんだと思います。皆さんには、そういった失敗がないことを祈り、私は日々、当団体の仕事をしています。


環境が変わって、友だちが不良の道に進んでしまった人も、高校デビューできなかった人も、公園デビューできなかった人も、社会人初日から遅刻してしまった人も、そこで諦めないでください。人生まだまだ長いのです。


調子が病的な感じだったり、引きこもるほどショックが大きかったりしたら、すぐ、メンタルクリニックに相談に行くようにお勧めします。と言っても、4・5月がメンタルクリニックは一番忙しいため、今予約しても、初診は6月ぐらいになると思いますが、その時までは辛抱してください。


皆さんの門出が晴れ晴れとした日々でありますよう、自殺予防団体-SPbyMD-は、こころからお祈りしています。


以上
自殺予防団体-SPbyMD- 
副代表理事 土屋さつき

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〜新型コロナ対策による日本経済と自殺者増加の危機〜
我が国の年間自殺者数がついに20,000人を下回るのではないかと予想されていた2020年ですが、我が国は再び自殺者増加の危機に陥る可能性があります。新型コロナ対策の経済的ダメージ「コロナショック」によって経営悪化や破綻に追い込まれる企業が全国各地で発生してきた今日この頃、経済的要因による自殺リスクも高まりつつある現状を踏まえ、「コロナショックと自殺リスクの関係」「あなたもできる!自殺予防」「外出自粛とこころの健康づくり」の3本立てで、オンライン自殺対策講演会を開催致しました。
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posted by 内田 at 11:57 | TrackBack(0) | コラム
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