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2019年11月05日

SPbyMDがクラファンに挑む理由

自殺予防団体-SPbyMD-は、今、クラウドファンディングに初めて挑もうと準備を進めています。そうすると、組織の内外から様々な疑問の声が聞こえくるのです。そこで、本日は聞こえてきた疑問をいくつかピックアップして、自分なりに考えを示してみることにします。


【指揮を執るのは誰ですか?】
今回のクラウドファンディングプロジェクトの指揮者つまりリーダーは竹内典彦顧問理事が担当しています。顧問理事が発案者であり、プロジェクトを進めていく上で様々な計画や作戦を練り、号令をかける担当です。


【目標額と額を決めた理由】
目標額は「50万円」です。これは、2020年に自殺予防団体-SPbyMD-が主催する「ゲートキーパー養成講習」を道内4市町村で開講するために必要な経費の見積額です。


【ゼロ100?総取り?】
「All in」と呼ばれる総取り方式を選びました。ゼロ100にすると、目標額に到達しなかった場合は「ゲートキーパー養成講習を2020年は開講しません」といったニュアンスになってしまいます。しかしながら、自殺予防団体-SPbyMD-は例え目標額に達しなくても、支援していただけたお金を資金として「ゲートキーパー養成講習」を可能な限り多い回数で開講します。


【今までの開講資金はどうやって確保していましたか?】
今まで(2018年3月・9月・12月、2019年5月・7月・12月)の開講資金は、そのつどメンバーの手弁当を持ち寄っていました。そのため、最高額でも1回につき6〜7万円で開講可能な地域の選択が必要でした。特に、会場予約・チラシ設置・当日の少なくとも3回の遠征が必要なので、遠方であればあるほど交通費が莫大にかかります。


【高額なお金を掛けてまでゲートキーパー養成講習は必要ですか?】
ゲートキーパーについて意訳すると「自分の大切な人たちを自殺で失いたくない」という気持ちを持ち、そのために自分にできる予防策を学んでおきたい、と真剣に考えている人たちのことをいいます。そうした真剣な人たちに、予防策を学びスキルを磨く機会を自殺予防団体-SPbyMD-は提供し続けたいと考えています。真剣な人たちに対して中途半端な支援を行うわけにはいきませんので、それ相応の資金は必要なのです。


【組織の理念が現実と掛け離れています】
自殺予防団体-SPbyMD-は、幸せに生きて幸せに死ぬことのできる北海道をつくるNPOです。これが組織の理念であり、理念の実現に向けて「講演会」「養成講習」「パステル教室」「パネル展」「街頭啓発」などの様々な活動に取り組んでいます。

組織の理念は、今日明日に簡単に実現できてしまうような規模では低すぎます。それは毎日の目標というべきです。理念は、この組織が生涯にわたる活動を通して実現させたい社会の理想像です。ありありと描いた理想像に向けて、社会を作っていこうとするのがNPOだとも言えるでしょう。

幸せに生きて幸せに死ぬことのできる社会とは、苦難に遭っても自殺に追い込まれることのないよう誰もが全力のサポートを受けることのできる社会であり、叶えたい夢や希望に向かって誰もが幸せを感じながら生涯生きることのできる社会だと、自殺予防団体-SPbyMD-は考えています。

ですから、現実と掛け離れているというのは別の言い方をすれば「理想像に現実味が無い社会」だと感じてしまっているということです。とても「幸せに生きて幸せに死ぬことのできる社会など実現できるわけがない」と感じてしまうほど、現在の社会は荒んでいると言えるかもしれません。

しかしながら、この事実は、自殺予防団体-SPbyMD-の社会的ミッションは非常に有意義であると、言い換えることができます。社会の課題点や問題点を解決しよう!というのがNPOの出発点なのです。


【クラファンの目的は資金調達以外にありますか?】
今回のクラウドファンディングは北海道新聞社が運営するシステムを利用するため、新聞に掲載され全道各地の北海道民に向けてPRができます。自殺予防団体-SPbyMD-は北海道の組織として道内各地を巡って活動していますが、組織の認知度は無いに等しいほど低いでしょう。テレビCMや交通機関の啓発ポスターなど、日常的な社会露出はまだまだありません。

今回のクラウドファンディングの最大の目的は、ゲートキーパー養成講習の資金を調達することですが、その副産物として組織の認知度が少しでもあがれば嬉しいと思っています。それは、自殺予防策について真剣に学びたいと考えている人たちが、自殺予防団体-SPbyMD-の講習を知り得るキッカケに繋がるからです。


以上
今後も疑問の声が聞こえてきたら、記事で考えを示したいと思います。

自殺予防団体-SPbyMD-
代表理事 内田貴之
posted by 内田 at 22:49 | TrackBack(0) | コラム
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