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2018年07月16日

第1走者『うつ病はこころの風邪』という表現を改めて考える

『うつ病はこころの風邪』という表現を改めて考える
(ブログリレー第1走者:代表補佐 土屋さつき)

私が精神科に通い始めた理由は、
知り合いのお兄ちゃんが精神病院に行ってから、
うつ病が良くなったからと、聞いたからだ。

当時、
うつ病の「う」の字も知らない私だったので、
良く世間で言われる「うつはこころの風邪」という感じで、
お兄ちゃんも良く治ってきたんだし、簡単に治るだろうと思い、
気軽な思いで、精神科のドアを叩いた。

でも、
フタを開けたらびっくり。
うつはそんな軽く扱えるものじゃなかった。

長年に渡る治療、
薬の副作用、
性格の変化、
友だちとの関係、
生きる意味、
死ぬ意味、

「うつはこころの風邪」と言い張る人は、
みんなうつの恐さを知らない。

うつはこころがより壊れていき、周りを不幸にし、
薬の副作用で、身もココロもボロボロになる。

そして、
ほかの精神病と合併し、より、精神が壊れてしまう、
恐ろしい病であると私は思う。

「風邪」なんてものじゃない。
でも、風邪もこじらせれば肺炎になり死に至らす。

うつもこじらせれば、身もココロもボロボロになり、
最悪の場合死に至らしめる。
その観点からいえば「風邪」という例えも無きにもあらず。

「こころの風邪」と言えば、軽い感じがし、
精神科やメンタルクリニックに行き易い気がすると思う。
実際、私がそうだったから。

でもそんな生易しいものじゃない。
うつは闘いである。

病気との闘い。
副作用との闘い。
もう一度人間関係の構築。
生きることへの希望を持つ力を養う闘い。
死に負けない闘い。

風邪にはその「闘い」がないので
「うつはこころの風邪」ではないと思う。

毎日、
死に向けて生きてる日々、
なんにもやる気が起きない日々、
病気に免疫があるのが「風邪」ないのが「うつ」。

風邪も、
うつも共通するのは『誰でもかかりうること』。
それは共通。

しかし、
治る期間が違う。

風邪は長くて2週間くらい。
うつは、2週間なんてもんじゃ治らない。
長期にわたる治療が大切。

性格まで変える非常に厄介な病気、それが「うつ」
人間関係も、崩していく。
私がそうだった。

うつと合併した病気で、薬の副作用で、
イライラしたりして、家族にあたったり、
友だちに暴言吐いたりして、人間関係を壊した。
残った友だちによって助けられた。
光が見えたのだ。

風邪は、
薬をもらって安静にしていたら、勝手に治ってくれる。
でも、うつは違う。

薬で、良くも悪くもなる。
良くなるために処方されてる薬なのに、
どうして悪くなるのだろうと思うけれど、
副作用で、そうなってしまうのが、うつの恐ろしさの一つでもある。

なので、飲まなかったりする。
でも、飲まなかった治らない。堂々巡り。
それがうつ。

風邪は、
誰もがなりうることだが、よほど、体が弱ってない限り
(もともと体が弱いとかお年寄りとか)、
短期間で治るし、恐くない。

それに比べて、うつは、
長期間の治療が必要で、治療は闘いである。
薬が逆に治らなくしてる場合もあり、とても厄介な病気である。

なので、
「うつはこころの風邪」なんかと
簡単に言って欲しくないと私は思う。

以上
『うつ病はこころの風邪』という表現を改めて考える
ブログリレー第1走者
自殺予防団体-SPbyMD- 代表補佐 土屋さつき
posted by 内田 at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | リレー企画
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