ボタン型リチウム電池の誤飲にご注意を![2018年12月26日(Wed)]
(雑記帳)
ラジオ番組で、ボタン電池の誤飲の危険性を
「ベーコン」を使って分かりやすく紹介した動画がある、
と言う話題が取り上げられていまして。
早速検索して見てみたのですが…
想像以上の「衝撃映像」だったため、
かなりショックを受けております。
その動画がこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=SCXeAi4ossU
消化管に見立てたベーコンに
ボタン電池を圧着させて1時間放置しただけで、
ベーコンに穴が開いてしまっています!
「液が漏れるにしても、早すぎないだろうか?」
と思ってさらに調べてみたところ、
このようなものが見付かりました。
「日本小児外科学会」が出している、
「リチウム電池に関する警告」というものです。
http://www.jsps.gr.jp/general/attension/litium-battery
これによると、いわゆる一般的な電池(アルカリ電池)は
誤飲した場合、胃液で電池外側の金属が腐食され、
中に入っているアルカリ性の液体が漏れ出して胃壁に
損傷を与えるため、身体に入ってから被害が起こるまで
ある程度の時間がかかるそうなのですが、
リチウム電池の場合、体内に入っても放電が続き、
電気分解によって電池の外側にアルカリ性の物質が
作り出されてしまうとのこと。
そのため、たとえ胃まで到達しなくても、
食道に引っかかれば食道に穴が開いてしまうそうなのです。
しかも、身体に入ってからわずか30分から1時間程度で!
(使い切った電池の場合は、このように
短時間で危機的な事態にはならないとのこと)。
ここで注意しなければならないのは、
ボタン電池=リチウム電池、ではないことです。
サイトによっては「コイン型リチウム電池」
という表記がなされているものもある通り、
いわゆる「ボタン電池」に比べると平べったくて
かなり大きい、という印象。
型番は「AR」「BR」「CR」など
「R」を含むアルファベットの後に
「1025」「3032」「2325」など
4ケタの数字が続いているものが
ボタン(コイン)型リチウム電池です。
(パナソニックで出しているコイン型リチウム電池の
型番の一覧は↓からご覧頂けます)
https://panasonic.jp/battery/lithium/p-db/category/lithium-coin/lineup.html
電池を紹介しているサイトでは
タイマーが付いている炊飯器やパソコン、
車のキーレスエントリーなどに使われている、
とされているのですが、
我が家にあるライトが点く雪だるま型の小さな飾りに
使われていますので、一部の玩具にも使用されている
可能性があると思います。
ボタン型電池(特にコイン型リチウム電池)を
飲み込んだ際には、迅速な処置が
必要となります。
小さなお子さんが誤飲した場合には、
対応出来る設備が整っているため、出来るだけ
小児外科を受診して欲しいそうです
(山形県内は山大病院と鶴岡市立荘内病院に
小児外科の専門医がいらっしゃいます)。
年末年始、保育園や幼稚園がお休みになり、
小さなお子さんが家に居る時間が長くなります。
誤飲を防ぐためにも、ボタン電池の管理はしっかりと、
ですね
※電池工業会作成の「電池の特長と用途」へは
こちらから。
http://www.baj.or.jp/knowledge/feature.html
※日本小児外科学会作成の小児外科がいる医院
一覧へはこちらから。
http://www.jsps.gr.jp/general/specialist-list/tohoku/general/specialist-list
ラジオ番組で、ボタン電池の誤飲の危険性を
「ベーコン」を使って分かりやすく紹介した動画がある、
と言う話題が取り上げられていまして。
早速検索して見てみたのですが…
想像以上の「衝撃映像」だったため、
かなりショックを受けております。
その動画がこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=SCXeAi4ossU
消化管に見立てたベーコンに
ボタン電池を圧着させて1時間放置しただけで、
ベーコンに穴が開いてしまっています!
「液が漏れるにしても、早すぎないだろうか?」
と思ってさらに調べてみたところ、
このようなものが見付かりました。
「日本小児外科学会」が出している、
「リチウム電池に関する警告」というものです。
http://www.jsps.gr.jp/general/attension/litium-battery
これによると、いわゆる一般的な電池(アルカリ電池)は
誤飲した場合、胃液で電池外側の金属が腐食され、
中に入っているアルカリ性の液体が漏れ出して胃壁に
損傷を与えるため、身体に入ってから被害が起こるまで
ある程度の時間がかかるそうなのですが、
リチウム電池の場合、体内に入っても放電が続き、
電気分解によって電池の外側にアルカリ性の物質が
作り出されてしまうとのこと。
そのため、たとえ胃まで到達しなくても、
食道に引っかかれば食道に穴が開いてしまうそうなのです。
しかも、身体に入ってからわずか30分から1時間程度で!
(使い切った電池の場合は、このように
短時間で危機的な事態にはならないとのこと)。
ここで注意しなければならないのは、
ボタン電池=リチウム電池、ではないことです。
サイトによっては「コイン型リチウム電池」
という表記がなされているものもある通り、
いわゆる「ボタン電池」に比べると平べったくて
かなり大きい、という印象。
型番は「AR」「BR」「CR」など
「R」を含むアルファベットの後に
「1025」「3032」「2325」など
4ケタの数字が続いているものが
ボタン(コイン)型リチウム電池です。
(パナソニックで出しているコイン型リチウム電池の
型番の一覧は↓からご覧頂けます)
https://panasonic.jp/battery/lithium/p-db/category/lithium-coin/lineup.html
電池を紹介しているサイトでは
タイマーが付いている炊飯器やパソコン、
車のキーレスエントリーなどに使われている、
とされているのですが、
我が家にあるライトが点く雪だるま型の小さな飾りに
使われていますので、一部の玩具にも使用されている
可能性があると思います。
ボタン型電池(特にコイン型リチウム電池)を
飲み込んだ際には、迅速な処置が
必要となります。
小さなお子さんが誤飲した場合には、
対応出来る設備が整っているため、出来るだけ
小児外科を受診して欲しいそうです
(山形県内は山大病院と鶴岡市立荘内病院に
小児外科の専門医がいらっしゃいます)。
年末年始、保育園や幼稚園がお休みになり、
小さなお子さんが家に居る時間が長くなります。
誤飲を防ぐためにも、ボタン電池の管理はしっかりと、
ですね
※電池工業会作成の「電池の特長と用途」へは
こちらから。
http://www.baj.or.jp/knowledge/feature.html
※日本小児外科学会作成の小児外科がいる医院
一覧へはこちらから。
http://www.jsps.gr.jp/general/specialist-list/tohoku/general/specialist-list