つながりフォーラム2010終了 2 [2010年05月02日(Sun)]
![]() 高橋さんは、生老病死の苦しみを軽減するための活動を続けてきた方です。 臨済宗ですが、「私は皆の宗です」と、地域に開かれた寺で福祉を始め様々な活動を行なっています。 また、人の死にお坊さんはもっと関わるべきだと生前から相談を受け、自ら遺体を搬送し、家族を交えて一人ひとりの葬儀の形を作り、残された遺族のケアを行っています。葬儀社の手を借りずとも、高橋さんと神宮寺のスタッフで行っているそうです。 とてもエネルギッシュな方で、お話を聞いていると、私たちまで熱い思いに動かされていくような気持ちになりました。 また、若者に人気の劇団「ザ・ビエル座」による芝居「死んでも父はよくしゃべる」では、突然亡くなった父親が「旅立ちノート」を書き残してあり、更に遺影写真や棺まで準備してあったという設定で、笑いあり、しんみりとする場面もありで、とても楽しめました。 他にも落語家の笑福亭松喬さんによるお話や、弁護士・税理士・葬送を考える市民の会によるセミナー、無料相談会などが行われました。 そして、感動したのはエフエム北海道パーソナリティの中田美知子さんによる「つながりレター」の朗読でした。 大切な人へ思いを伝える手紙を事前に募集したのですが、親から子へ、子から親へ、亡くなった人へ、と感動的な内容で涙腺が緩みっぱなしでした。 今回、このような機会を与えていただいたことで、会の活動をアピールできたとともに、私たちも大変勉強させていただきました。ご協力いただいた方々に感謝いたします。 |