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SOS江東Blog

江東区の災害ボランティア団体です。
会の活動をご報告しています。
SOS江東


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SOS江東はじめの一歩 [2020年07月21日(Tue)]
SOS江東のはじめの一歩と今についてつぶやいています。

 12年前の冬に、SOS江東が始まったのは、「聴覚障害の方から災害の時に自分たちが耳が不自由なことを周りの人にすぐにわかってもらえるものが欲しいっていう話があったんだけど」と、ある手話ボランティアさんから話しかけられたのがきっかけでした。

 SOS江東が出来たのは、災害の時に聴覚障害者の人たちがすぐに周りの人にわかってもらえる何かを作ろうということだったのです。

 いろいろ試作を重ねて今配布しているネームプレートが出来たのでした。

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■聴覚障害者の方々は、災害時にこんなことが困ります。

1)情報が入らないので、地震や水害、火災の時に何が起こっているか分からない。
  緊急時の防災放送は聞こえません。
  避難しても聞こえないのでわからない、知らなかったということが多くあります。
    
2)直接話せないので連絡を取りにくい。
  助けが呼べないし、電話もできない。

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3)災害時、安全な場所がわからない。
  刻々と変わる、地域の情報を手に入れる方法に困ります。川の水位が上がって危険だとか、火災が発生して、その方向に行くと危ない、家屋が崩れて、道がふさがって逃げられないなどがなかなかわからないのです。

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4)病気やけがをしても症状をうまく説明できない。
  周囲に手話ができる人がいつもいるわけではありません。病気の時に細かい自分の症状をわかってもらうのは大変です。   

5)放送が流れていても内容が分からない。 

illust_yuudou01.jpg


6)生き埋めになっていても声が出せない。
 
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■こんなことに困ることがわかってきました。
 そんな時に、2011年3月11日がやってきたのでした。

スキャン 1.pdf

■今も、聴覚障害者の方々が、災害時に困難な状況になることは変わっていません。
 SOS江東は、そのことを江東区に暮らすみなさんに知っていただく活動を、続けてきました。

 今は、視覚障害の方や高齢者など、災害時に困難な状況を背負うであろう人々について活動対象を広げています。

■そして、コロナ感染症が広がる中、2020年も広い範囲の地域で豪雨災害が起こっています。

 私たちが、今何ができるのかを考えます。東京の災害ボランティアはコロナ感染症のため、現地にボランティアとして入ることができません。
 災害が起こっている、地元の人々、ボランティアが頑張っています。

 募金をすることもできるでしょう。
 また、災害に弱い人々のことを、よく知りその人たちに思いを寄せることもできると思います。
 困難を背負っている人々について気持ちを寄せることはSOS江東が大切にしていきたいことです。

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