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「北竜町ひまわりパークゴルフ場」空知ひまわり会報 第4号 [2010年05月18日(Tue)]
空知ひまわり便り 会報第4号 平成21年7月発行
連絡先(代表;干場功) 《ほしば いさお》 080-5005-5298


信さん日記(第2編)

北竜町ひまわりパークゴルフ場
「オープン(4月25日)」
 


パークゴルフ場がオープンし、今シーズンの初打ちを5月13日の午後、信治さん、干場一氏、サポーターの皆さんで3コースを廻りました。当日は、風が強く寒い日でしたが、久しぶりのパークゴルフに皆さんも堪能しました。11月迄のシーズン期間中、皆さんのご支援、ご協力を宜しくお願い致します。

「のぶさん農園」開園 

 今年も八田隆昌氏のご厚意により畑を借用し「のぶさん農園」が5月29日に開園しました。当日は、天候にも恵まれ気温も高く、信治さん、奥さんをはじめ、サポーターの皆さんの支援のもと、モロヘイヤ、枝豆、トマト、馬鈴薯、トウモロコシを植えました。秋の収穫が今から楽しみです。材料等の調達頂いた永井さん、吉田さん、作業に携わって頂いた会員の皆さん、本当にご苦労様でした。

作品完成「陶芸」

今年から始めた信治さんの「陶芸作品」が出来上がりました。初めて取り組んだ陶芸でしたが、陶芸クラブの出家氏、会員の皆様のご支援を頂き、12個(カップ11個、灰皿1個)完成しました。今後とも、信治さんの能力を発揮するために実施しますので、皆さんも是非ご一緒に参加下さい。
この作品は干場代表作です。

ウォーキングと花見会 

5月17日に予定をしておりましたウォーキングと花見会は、当日の天気予報が悪く中止しました。(結果的には天気は「晴れ」。事務局側の判断が悪く反省しております)写真は、5月7日に金比羅公園で撮影した「満開の桜」です。来年こそは「花見を!」と考えています。

東京在住(加藤芳郎氏)来町 

加藤芳郎氏が6月17日北竜町を訪問されました。加藤氏の奥様(芙貴子氏)は若年認知症の病気をお持ちです。東京の「彩星の会」の会員としてご活躍をされ、今回、縁があり北竜町にお越し頂き、早速、信治さん、会員の皆さんと「絵描き」「パークゴルフ」に参加し、楽しいひとときを過ごされました。今回のことが「縁」となり、情報交換や交流が盛んになるよう期待し、また、今後の加藤氏の更なるご活躍を北の大地から応援しております。



干場代表サポート

 「青森むつ市を訪ねて」

 6月の北竜町での支援活動を終えた、6月24日旭川駅午前8時発の列車で出発、千歳空港から青森空港へ、ここまではまだ感じなかったのですが、JR青森駅で昼食を済ませ目的地の下北駅に着いたのが16時39分、数回の乗り換えで待ち合わせもあり、とても長時間の移動でした。

北海道から青森県までは隣の県というつもりでしたが、青森から陸奥湾を左に見ながら久々のローカル電車の旅でした。最近、遠距離は四国、秋田、福井など、空路の利用が多かったので、今回は移動の際の方法での違いを感じさせられました。本当に日本は広いです。

今回、主催された社会福祉法人「青森社会福祉振興団」は、とても大きな規模で施設経営をされており、200人を超す方々が働いています。施設に着いた時も職員の方々の対応がとても感じが良く、よく教育されている様子が伺われました。当日は午後6時から7時30分までお話をさせて頂きました。参加者は最初80名程度と聞かされていましたが、140名の方が参加され大変盛況でした。

ただ、講演を終えて夜の会食の時、講演の中で北竜町でのサポートについて話をさせて頂いたのですが、人口61,000人のむつ市の方の中で「オレンジリング」を持っている方は一人もいないようで、びっくりしました。北竜町には69名の取得者がいることを少々気持ちよい思いをさせて頂きましたが、町の担当者の日頃の努力の賜物と思います。

その日の宿泊は高台のホテルの9階でしたが、陸奥湾の夜景がとても綺麗で、又、夜の食事も陸奥湾でとれた海の幸がとても美味しく、ゆっくりと休ませて頂きました。

翌日は恐山でも見学と思っていましたが、東京駅で茅ヶ崎市の中村さんと待ち合わせをしておりましたので、午前9時14分発の列車で、八戸駅からは特急で乗り継ぎ、午後2時8分に東京駅に到着出来ました。

お陰様で茅ヶ崎市の中村さんも3年間の公平委員会での審議を経て、懲戒免職を解かれることが出来、とても良かったと思っています。私も当初から代理人として委員会に参加し、その間の茅ヶ崎市の対応には不満を持ちながら、市民集会、家族会名での要望書を提出するなどの活動をして参りましたが、今回の決定に際し専門知識を持たない公平委員の方々には、とても苦労の審議だったと推察され、よくこのような結論を出してくれたと、とても感謝をしている次第です。

7月17日〜19日には東京の若年認知症サポートセンター理事の先生方が北竜町にお見えになります。その際には宜しくお願いします。


会員からのひとこと


三原末子
 「信さんとの出会いに感謝!」私は16年前、家族5人で三重県から新規就農者(鉢花生産)として、私の故郷である北竜の地へやって来ました。主人が6年前に亡くなり離農しましたが、当時は役場や農協の方々、地域の皆様に大変お世話になりました。「いつかは何らかの形で恩返しを」と常々思っておりました。

 そんな時、認知症のサポーターの講習を受け、空知ひまわり干場代表のお話を伺い、中村信治さん家族と知り合いました。私は、はるばる北竜の地に来てくれた信さん、博子さん、佳奈ちゃんのサポーターになろうとの思いで「空知ひまわり」に参加させて頂きました。

 明るく元気いっぱいの佳奈ちゃんとは映画や買い物に。博子さんとはメールのやり取りなど、お友達感覚で付き合わせて頂いております。信さんとは「活動支援」という形で「のぶさん農園」「パークゴルフ」「カラオケ」を担当させて頂いております。

 パークゴルフでの信さんは、過去にゴルフをやっていたので大変腕が良く「俺、うまいやろ!」を連発。初心者の私には優しく「加減だよ!」と、声をかけてくれます。先日、佳奈ちゃんも一緒にプレーし、お父さん譲りのセンスの良さで「お父さんに似て良かった」と、楽しそうでした。

 カラオケは、懐かしのフォークソング。とりわけ信さんは「吉田拓郎」が大好きで、同世代の私とは息がぴったり。(笑い)最近カラオケと言えば演歌ばっかり歌っていた私ですが、信さんのお陰で「胸キュン」のあの頃に戻り、次々と歌いこなす信さんに感動!そして「俺、まだ大丈夫やな。」と一言。大丈夫!大丈夫!と信さんに癒されている私です。

 「ありがとう!そして、中村さん一家に出会えて良かった!」これからも宜しくお願いします。

大場ミチ
 北竜の母として応援しています。

吉田保弘
 「中村さんに普通の暮らしをしてもらいたい」空知ひまわりの活動に参加させてもらって、今更のように貴重な経験をさせて貰っていると痛感しています。

 毎日の暮らしは「普通」という事が最も大切であり、中村さん御夫妻と親子には「家族で良かったと思える、当たり前の暮らし」を少しでも取り戻して貰いたいものと思っています。支援する仲間には、色々な職種や経験を積んだ人がいなければならないのだと思います。

 それぞれ得意分野をいかして活動させて頂ければ有り難いと思っています。北竜町の自然環境を活かした支援は最良です。


歳時記

 北竜町は作付け日本一の「ひまわり畑」を有し23.13ヘクタールに約130万本のひまわりを、今年も咲かせるため、町民が一丸となって取り組んでいます。その1つの取り組みとして「ひまわり十字軍」があります。毎年6月中旬の3日間、ひまわり畑の草取り、間引きを行っています。

 また、ひまわりは連作障害がある作物ですが、毎年同じ場所に作付けするために土壌の手入れ等の手間ひまかけながら、今年で連続23年目となります。7月中旬から8月中旬にかけて、今年も「大輪のひまわり」が咲く事を、町民1人1人が願っており、その黄色のシンボルが全国の皆さんへの「幸せ」をアピールしています。


編集後記
 会報第4号の発行にあたりまして会員皆様より「ひとこと」の寄稿を賜り、厚くお礼を申し上げます。今後とも支援活動をはじめ、ご助言、ご指導等、宜しくお願い申し上げます。



会報はこちらをご覧下さい。



「まだまだ歌いま〜〜す!」空知ひまわり会報 第3号 [2010年05月17日(Mon)]
空知ひまわり便り 会報第3号 平成21年5月発行
連絡先(干場功) 《ほしば いさお》 080-5005-5298


信さん日記 「まだまだ歌いま〜〜す!」 

 ある月の例会前にビールを片手に歌って、歌って、歌って……本当に信さんは「歌」が好きです。右手でリズムをとりながら、中でも好きな歌は「五番街のマリーへ」「旅の宿」「22歳の別れ」「白いブランコ」「妹」「なごり雪」「神田川」「いちご白書をもう一度」「青春時代」「夢の中へ」「サザエさん」と、20数曲を干場代表、中島さんのユーモアある笑いの中で、最初は「表情」も硬く「照れ屋」な信さん、画面に出る字幕をやっとのことで歌っていましたが、時間の経過とともに自分の声を精一杯に出し、字幕(字も読めていますし、曲に合わせて歌っています)をしっかりと追いかけながら、懐かしのフォークソングや歌謡曲を歌っていました。まだまだ、信さんの「潜在能力」は健在です。マイクの寄贈を戴いた佐藤様、有り難うございました。

 「信さんはダンスも得意」   
 
 北竜に来てから、「ひまわりダンス同好会」の皆さんのご好意により、ダンスに参加をさせて頂いており、中でも「ジルバ」が好きです。皆さん、これからも宜しくお願いします。

陶芸に挑戦!  
 
 「信さん、私のビールジョッキー頼むね!私のカップお願いします!」と、今日も会員から声がかかります。今年から「陶芸」にチャレンジしている信さん。製作に取り組むまで(テンションを高めるため)時間はかかりますが、一度、ポジションに着くと、手本も見ないで「自分の世界」で、作品を次ぎ次ぎと完成させていきます。
 
 その眼差しは本当に「真剣そのもの」です。集中力を要する作業の連続ですが、途切れることなく製作する姿には、まだまだ「秘められた能力」があるように思えます。完成作品を秋の文化祭で販売(予定)するため、今年は頑張ります。皆さんもご一緒にチャレンジして下さい。

卓球も得意です!  
 
 毎週木曜の午後7時を廻った頃、改善センター体育館には馴染みの顔が集まります。昨年5月から始めた「卓球」です。卓球は一見簡単なスポーツのように見えますが、瞬発力や集中力、反射神経が必要です。今では卓球台に向かって1時間相手とのラリーを楽しんでいます。体力の強化や集中力を高めるために、これからも継続していきますので、皆さんも是非ご参加下さい。
4月例会後、レクリエーション、花見会、2次会と楽しいひとときを過ごしました。これから夏場に向かって「パークゴルフ支援」「信さん農園」「釣り」等、支援が活発になる季節です。皆さんのご支援を宜しくお願いします。


これは珍しい!干場代表のドラマー
(たまたま行ったお店にあったドラムに代表は夢中でした。きっと若かった頃を思い出し、石原裕次郎になった気分なのでしょう!)




碧水町内会鈴木様より、信さんに「自転車の寄贈」を戴きました。また、藤井昭男様には塗装、修理等をして戴きました。皆さん有り難うございました。













会員からのひとこと

干場一
 「ボランティア活動について」空知ひまわり会の「最年長者」、本年5月の誕生日で満80歳を迎え、高齢者の全国平均78.5歳の賞味期限が切れ、日頃から何かと周囲の皆さんに援助を戴く身となりましたので、私相応のボランティア活動を続けたいと思っておりますので、今後共宜しくお願い致します。

出家くに
 中村さんと知り合ってからまだ1年余り、中村さんの事はほんの少ししか判りませんが私が感じた事は「明るい顔」「暗い顔」黙って空ろに歩く廊下で私を見たときに「両手を挙げて喜ぶ顔」、また、食堂で気の合ったおばあちゃんを見つけた時の中村さんは「満面の笑み」で傍らに寄り、腰を下げて車椅子のおばあちゃんに目線を合わせて何か話しかけ、2人で笑う姿に私は、中村さんはきっと「優しい人」なんだと思いました。

吉田捷子
 はじめ病気のことが頭の中にあり、どう接しようかと迷っていましたが、取り越し苦労でした。永楽園内で顔を合わせているので、ショートスティを利用した時の朝は「おはよう」、お泊まりの時には「じゃあね」「おう」との会話でお互いのコミュニケーションが図られていました。

 日中は、姿が見えた時や横を通る時など、どんなに遠くても「手を振って」くれます。博子さんが「嫉妬」するほどです。一度「ハイタッチ」したことがあります。すごい「音」で回りをビックリさせた事があり、それからは「手の合わせないハイタッチ」で、ふざけています。今は少しだけ物忘れが始まった中村さんとして向き合っています。


4月のサポートから
                                       代表 干 場  功

 4月14日に北竜に入り、その日は陶芸クラブで出家さん、佐野さん、佐藤さんが参加、中村さんはいつもように、カップの制作をしていました。翌日は、朝から陶芸クラブに来るようになってから初めて制作をせず、なんとなく過ごしていました。午後は、後藤さん宅での苗づくりのお手伝いに行くことになっており、少し心配をしながら行ってきました。

 その時感じたのですが、3月に永井さん宅での支援の時には、お仕事がハウスのポール立てで、継続性のある内容でしたので、良く対応出来ました。しかし、今回のお仕事は、次の補充までの少しの時間を待つ間に手持ち無沙汰になるのか、中村さんは落ち着かずに動き出します。

 それで私が補充の役割をして、シャベルを持っていただき土の補充をしてもらったところ、持続してその場にいてくれました。この経験から中村さんは継続性のある仕事を考えるのが良いのかと今回のサポートで勉強をさせて頂きました。

 木曜日の夜の卓球には、私は久しぶりに参加しましたが、以前より数段上手になっているので「びっくり」いたしました。高島さんも参加してくれましたので、途中、私がくたびれて高島さんと交代、側から2人を見て感じたのですが、中村さんが一球一球、高島さんの返球に対して考えながら最後の決め球のコースを選択しているように感じ、感心させられました。
 
 このように中村さんと接する機会で色々な知識を得ることができ、東京での活動での参考になるのではと思いました。と同時に、このような個別の対応をして頂いているサポーターの皆様に改めてこの紙上をお借りして、お礼を申し上げたいと思います。


編集後記

 会報第3号の発行にあたりまして会員の皆様より「ひとこと」の寄稿を賜り、厚くお礼を申し上げます。第3号より「信さん日記」を掲載して参りますので、今後とも支援活動をはじめ、ご助言、ご指導等、宜しくお願い致します。(編集委員会)



会報はこちらをご覧下さい。


「今、思うこと」空知ひまわり会報 第2号 [2010年05月16日(Sun)]
空知ひまわり便り 会報第2号 平成21年3月発行



  「今、思うこと」    

若年認知症家族会空知ひまわり  中 村 博 子

私達家族3人が北竜町に引っ越してきてから1年7ヶ月が過ぎました。東京での生活は、精神的にも経済的にも全くゆとりがなく、主人の事を「思いやる」気持ちには全然なれませんでした。北竜町へ来てからも暫くは、日々の生活を送る事だけで精一杯でしたので、正直とても「しんどかった」です。娘にはよく、「北竜に来たらのんびり暮らせると思っていたのに、東京に居た時よりひどいじゃん」と言われていました。

 運転免許も本当に取りに行けるのか、自信がありませんでした。空知ひまわり設立のフォーラムで「家族の思い」を話した時も仕事の事で頭が一杯で、ちゃんと準備が出来ず、話がまとまっていませんでした。

 こんな状況の時にも折角、北海道へ来たのだからと思って、何度か主人と買い物がてら「散歩」をしてみたことがあります。周囲を山に囲また景色を眺めていると、主人に対する「とげとげしい態度」も和らいで、主人がおもしろがる話をして、笑わせたりもしました。

 東京では、とても考えられなかった事です。どうしても、主人が息子に対して殴ったり、蹴飛ばしたりした時の情景が頭から離れなく、今のすっかり落ち着いた様子が「本当の姿」とは思えませんでした。主人とこれからどう向き合っていけば良いのか、北竜町での生活にもだいぶ慣れてきた今、良く考えなければいけないと思っています。

 「空知ひまわり」のサポーターの皆さんや福祉関係の皆さん方のお陰で、主人の「新しい一面」を教えていただいております。まだまだ、主人には「出来る事がたくさん残されている」と思うので、皆さんの助けを借りながら、主人にとって良いことをどんどん増やしていきたいと思います。

 アルツハイマー病と診断されてから、丸7年が経ちました。お陰様で、症状は緩やかに進行していますが、いつまで今の状態を保てるか分かりません。少しでも長く「主人が主人らしく」過ごせるようにと思っています。

 北竜町の皆様の温かいご支援のお陰様で、私達家族は「もう一度、家族としてやり直す機会」を与えていただきました。主人との「心の距離」を少しでも縮められるように、これからも努力していきます。

 西野町長さんをはじめ、町当局、永楽園、社会福祉協議会をはじめとする関係者の皆様、空知ひまわりの皆さん、そして、北竜町の皆様には、大変お世話になり、心より感謝を申し上げます。私達家族の事で多大なご迷惑をお掛けし、至らない点も多いかと思いますが、これからも、家族3人で頑張っていきますので、どうぞ宜しくお願い致します。




会員からのひとこと

坂井荘壱郎
「まどろむ生活を!」
 博子さんのこれまでのお話をお聞きし、大変なご苦労をされたのだと思いました。北竜町に最初に来られた際、博子さんが「私達大丈夫でしょうか?」と尋ねられ「何とかなりますよ。駄目だったらその時に考えれば」と無責任な返事をしたことを反省しています。

 北竜町で生活をする時、私が望むのは「まどろむ」生活をして頂きたいと思います。例えば、小春日和の休日の光の輝きが綺麗な午後、ご主人は隣の部屋でウトウト昼寝をし、博子さんもラジオから流れてくる心地よい音楽が流れる中、コタツに入りながら夢の中に「まどろん」でいる。

 静かなひとときが流れ、ふと目覚めて「あら、もうこんな時間、夕食の支度をしなくっちゃ!」と思いながらも「まあいいか、夕食の支度は30分遅れても何とかなるわ!」と思い直して、引き続き心地よいうたた寝を楽しむような生活を時々行ってほしいと思います。

 頑張って規則正しい生活をする事は大切なことです。でも私は「まどろむ」という言葉がルーズをして生活することを表現する言葉ではなく、家族に余裕がある「証」のような言葉であると信じています。

 このような何気ない時間の流れが本当に「幸せ」を感じる大切な時間であると思っています。自分で作れる小さな幸せを積み重ねて、心が和む生活を築くことが出来るのだと考えますから「まどろむ」ことが小さな幸せであるかは分かりませんが、でも大切なことだと思います。これからも北竜町での生活に余裕をもって楽しい日々の生活を送って下さい。

佐藤美智子
 空知ひまわりに入会し、1年が経ちました。昨年は「信さん農園」の苗植え、草取り、収穫等、どれも手探りの状態でした。私は今までパークゴルフや釣りは経験した事が無かったので、これから会を通じて挑戦したいと思っています。

 今年は「信さん農園」の苗植え、草取り、収穫等、少しでもお手伝いが出来たらと思います。そして、新しい「発見」や「発展」がある事を期待しています。今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

永井捷弘
 「空知ひまわり」に入れて頂き1年、色々と私自身が会の皆様のお世話になり、教えて頂く事が多くありました。引き続き本年もこの会が更なる発展、新たな出発の年となる事と思っております。

 先日、信さんと「カラオケ、入浴」を秩父別町の温泉で御一緒させて頂き、まだまだ、新たな発見、記憶がある事が分かりました。支援の中で皆さんとご一緒に行動が出来ればと今から期待しております。これからも微力ながら皆さんで出来る事からお手伝いが出来ればと思います。宜しくお願い致します。

高島久子
 空知ひまわりの月に1度の例会に出席するようになりましてから1年弱ですが、中村さん御夫妻とはいつも永楽園でお会いしており、自然体でお付き合いしています。中村さんのお陰で普段お会いしない町内の方々ともお会いしたり、色々な体験をさせて頂いています。

 この先、会も更に「大きな輪」となり、サポーターの数も増えると思いますが、出来る範囲でお手伝いしたいと思っています。今後とも宜しくお願い致します。

佐野とも子
 ボランティアと称して、いつも私の方が楽しんでいます。そんな中で、中村さん御夫妻の「笑顔」が見られると益々嬉しくなってしまいます。今後も宜しくお願いします。

二上松枝
 北竜町は高齢者が多いので、微力ながらも何かお役に立てたらと思い、特別養護老人ホーム(永楽園)のボランティア、それから1人暮らしの方々への「声かけ」など、手助けが出来たらと自分なりに無理をしない程度にやってきました。そんな時に「若年認知症」の講演を聴き、中村さんの存在を知り「空知ひまわり」に入会させて頂きました。

 最初「信さん」のご家族にお会いした時は、どう接して良いのかと思い悩みましたが、そんな不安は直ぐに消えました。ご家族も皆さんが明るく私達に徐々に馴染んでくれ、友達のように接してくれたので「信さん農園」での畑作業においてもスムーズに行うことが出来、また、卓球では毎回笑顔で楽しんでやっています。これからも無理をせずに長く一緒に歩んで行けたらいいのでは、と思っております。

後藤友子
 「長い道のり」を中村さんなりのスピードに合わせて、ゆっくりと私なりのお手伝いを、お互いに無理のないようにさせて頂きたいと思います。

藤崎千恵子
 空知ひまわりの会員となり2年目に入りましたが、なかなか活動にも参加出来なくて申し訳なく思っています。今年も卓球やサイクリング、信さん農園と色々計画があるので、1回でも多く参加して「信さん」と一緒に楽しみたいと思っています。

杉山泰裕 
 「空知ひまわり」が発足して1年が経過しました。毎月の例会、色々な支援の中で、少しずつですが、中村さん一家と会員の皆さんとの「絆」が出来つつあると思います。まだまだ「試行錯誤」の連続です。今後も「身近なところ」から始めてみたいと思っています。主役は「中村信治さん」なのですから・・・。

中島雅子
 唯一の趣味が「魚釣り」です。今年の夏は信さんと楽しい時間を過ごしたいと思います。会員の皆さんもご一緒に参加下さい。

中村道人
 平成19年8月10日に東京から北竜に転入されてから、1年と数ヶ月が経過しました。月日の経つのは本当に早いものです。最初は「何故この北竜に?」との疑問が多く、理解する為に時間を要した事を思い出します。

 現在、信治さんの生活は永楽園を中心とする介護保険でのサービスを殆ど毎日のように利用されています。空知ひまわり会員が支援する部分は、主にそれ以外の時間帯であります。

 当初、干場代表からは「就労支援」の対象として選ばれた地域であったはずなのですが、実際には計画どおりには進行出来ていないのが実状です。しかし、若年認知症者に対する国の支援策や社会保障制度の確立は、まだまだスタートしたばかりであり、今後の動向に注目したいと思います。

 幸いに信治さんの病気の進行は非常に緩やかであります。会の中では信治さんの「残存能力」や「学習能力」を少しでも引き出せるように、昨年から色々な支援に取り組んできました。すべてが試行錯誤でありますが、その中でもご本人が「興味」を示し、時間的に「集中」できることを現在も模索中であります。

 限られた資源、限られた人材でありますが、これからも会員の皆様と英知を出し合い、そして何よりもサポーターの皆さんの出来る範囲の中での支援を継続し、私自身も微力ながら応援をさせて頂きたいと思っています。


会報はこちらをご覧下さい。

 
「創刊に際して」空知ひまわり会報 創刊号 [2010年05月15日(Sat)]
空知ひまわり便り 会報創刊号 平成20年11月発行



 「創刊に際して」             
                     若年認知症家族会空知ひまわり 代表 干 場  功

 昨年11月に「空知ひまわり」が立ち上がってからどこかで創刊号をと考えていましたが、今日まで遅れましたことに深くお詫び申し上げます。早いもので中村さん一家が北竜町にお世話になりはじめてからあっという間の1年でした。

 この間、会員の皆様をはじめ多くの関係者の皆様方の温かい対応、ご支援のお陰様で生活にも少し余裕ができてきたように感じております。私自身も1ヶ月に10日間程度を北竜町で過ごさせて頂いていますが、久しぶりに冬の北海道の生活も経験することが出来ました。

 昭和32年に北竜町を離れ50年前の冬の生活と比べその変化に驚いています。雪の量が当時よりもとても少ないと感じています。又、家の中がとても暖かなので外の空気を気持ちよく感じることが出来ます。 子供の頃、ストーブの上で温めた石を抱えて寝たことを思い出しながら、これなら東京から来た中村さんも「寒さは我慢できるのかな」と思いました。

 皆様の中には「何故、中村さんが北竜町にと」お考えの方も多くおいでになると思います。中村さんは、私が東京での若年認知症家族会「彩星の会」が発行した「若年認知症」の本の中で多重債務が原因で自己破産をしたことを知り「生活コストの面から」と、「ご主人の生活環境にとっても」との思いから移住1年前に一家で下見をして頂きました。

 その際には、塩見建設山本勝利氏に宿泊場所として保養所を提供して頂き、あの場所で見た星の綺麗さに感動した事、又、丁度「ひまわり」の咲いている時でもあり、この北竜町を気に入ってくれたのではと思いました。
 
 この時、娘さんの佳奈ちゃんに会ったのが初めてでありました。東京での生活が長い娘さんがこの北竜町での生活に馴染めるのか心配しましたが、東京に帰って間もなく北竜町に行く決心を聞かされ、私自身責任の重大さを改めて痛感した次第でした。
 
 この1年間「空知ひまわり家族会」のサポーターの皆さんのお力添えで、砂川市立病院への通院支援、佳奈ちゃんの高校入試への支援、旭川への買い物支援に、その他、数多くのサポートや支援を頂きましたことに対しまして深く感謝を申し上げます。

 更には、今春、町内の八田隆昌氏のご理解を頂き、畑を借りられることが出来、サポーターの皆様のご協力で「信さん農園」を開園し、野菜を育てる喜びとその収穫を行い、8月の焼き肉パーティー、9月の定例会ではカレーライスとして皆さんと美味しく頂戴することも出来ました。

 また、6月には奥さんも車の免許を取得し、8月には北竜町社会福祉協議会田中盛亮会長様のご理解を頂き、軽自動車を取得することが出来ました。本当にすこしづつ、1歩1歩ではありますが、自分達の意思で活動できる環境が整ってきたと感じております。

 まだまだ多くのことを書きたかったのでありますが、限られた紙面でありますので、今後も定期的に会報の発行をして参りたいと考えております。どうか、これからも皆様の深いご理解とご支援、ご協力を賜りますよう、宜しくお願いいたします。







会報はこちらをご覧下さい。



 
全国のつどい アピール文 [2010年05月14日(Fri)]
「若年認知症の家族と支援者:全国のつどい」

アピール文(平成22年2月21日)



 本日、全国の23の家族会と支援組織の参加を得て「若年認知症の家族と支援者:全国のつどい」を開催することができました。2日間にわたり、若年認知症の本人と家族が抱える精神的・社会的な困難について色々な面から話し合いました。若年認知症は働き盛りに発症するため、本人の社会参加意欲が継続しながらの苦悩は強く、家庭生活への影響、社会資源不足などが高齢者とは異なる特質をもっており、以下のような支援対策の充実を求めます。


1,若年認知症の発症早期に生じる就労と医療・福祉の諸問題に対する行政の専門的な窓口(若年認知症トータルマネージャー(仮称)のような担当者)を設置し、個別の相談・支援をしてほしい。

1. 医療については、専門医療機関の紹介、医療費の補助などの相談・支援

2. 就労については、就労継続、休業補償、再雇用などの相談・支援

3. 24時間相談できる窓口を都道府県単位で設置

4. 若年認知症の家族会結成を支援し、その育成と活動支援


2.若年認知症の本人が本人らしく生活・社会参加できる環境を整備してほしい。

1. 発症初期には、就労継続(職場対応含)、就労移行支援を推進

2. 要介護状態となる以前の認知症初期〜中期の段階で利用できる施設の設置・充実

3. 本人の見守り、移動を支援する福祉サービスの適用拡大と充実(ガイドヘルパー、タクシー券の利用等)

4. 市民が広く利用する駅、銀行、デパートなどの一般施設に、若年認知症をサポートするオレンジメイト等のサポーターの設置

5. 状態に応じて利用する介護施設で、若年認知症への対応の充実・スキルアップ


3.介護する家族や子供に対する経済的、心理的支援を行ってほしい。

1. 家族や子供に対して、心理的なサポートのできる機関を設置

2. 介護者家族が緊急治療や不測の事態が生じたとき、緊急の受け入れ可能な福祉施設や医療機関の充実

3. 介護者家族手当

4. 家族会や支援する市民グループや、支援機関等の活動基盤への支援


4.福祉制度・社会保障、経済的支援に対しての充実を図ってほしい。

1. 福祉サービス、介護サービスなどの提供で若年認知症を差別しない

2. 手帳・年金を早期(6ヶ月以内)に支給する

3. 早期に高度障害の認定をする(生命保険、住宅ローン、手当金)


5.若年認知症を支援できる専門職やサポーターを充実してほしい。 

1. 行政、福祉、医療に携わる者への、若年認知症を理解する研修の実施

2. 認知症サポーター養成で、若年認知症の研修の枠を拡大


6.若年認知症について、全国民に理解してほしい。  

1. 行政と関係機関の情報共有化を推し進め、国民一人ひとりの正しい若年認知症の理解を広げる

2. 差別を生じるような言葉や映像を是正する活動の普及


 尚、アピール文のまとめを群馬家族会、副会長大沢幸一氏より報告させていただいております。 
まとめ文はこちらからです。

zenkokutudoioosawasi.pdf




 このアピール文は平成22年2月20日、21日の2日間にわたり、東京都日本青年館において全国23の家族会及び支援する機関で協議をし、成文したものです。アピール文は2月21日に開催された「全国のつどい」で採択されたものです。







(参加した23団体:北から南へ)

1  北海道ひまわりの会(札幌市)

2   空知ひまわり(北竜町)

3   空の会(新潟県)

4   群馬家族会(群馬県)

5   社団法人 認知症の人と家族の会千葉県支部(千葉県)

6   おおぞらかぞく(千葉県柏市)

7   社団法人 認知症の人と家族の会東京支部(東京都)

8   彩星の会(東京都)

9   ジョイント(東京都)

10  おりづる工務店(東京都町田市)

11   いきいきディサービスセンター(東京都学芸大学)

12   ゆうゆうスタークラブ(東京都)

13  NPO法人 ぐるーぷ麦(神奈川県川崎市)

14   どんどん(神奈川県川崎市)

15   サルビアの会(滋賀県守山市)

16   朱雀の会(奈良県奈良市)

17   若年認知症サポートセンター「絆や」(奈良県)

18   愛都の会(大阪府)

19   認知症の人とみんなのサポートセンター(大阪府)

20   社団法人 認知症の人と家族の会兵庫県支部(兵庫県)

21  NPO法人ディサービスがってんクラブ(広島県東広島市)

22   りぼんの会(香川県)

23  オアシス虹の会(福岡県福岡市)

認知症でもだいじょうぶ町づくり事例に応募 [2010年05月12日(Wed)]
  「認知症でもだいじょうぶ」

町づくりキャンペーン

2009年度 活動報告
 



活動名 “ ひまわりの町” 北竜の挑戦! 〜 あなたの笑顔が見たいから〜


要 旨

若年認知症の方が家族と共に北海道北竜町に転入されたことをきっかけに、町民が一家をサポートする家族会を結成。日々の暮らしにおいて「サポーターも一緒に楽しめる支援」に取り組んでいる。

若年認知症家族会 空知ひまわり 事務局 中村 道人
連絡先 〒078-2512
北海道雨竜郡北竜町字和1 1 番地の1 北竜町役場 住民課内


概 要

平成19年8月、東京より若年認知症のご家族(中村信治さん一家) が北海道北竜町に転入されました。その数年前に、当時現職の町長が若年性アルツハイマー病で辞任し、町民の中にも「若年認知症」に関しての認識が高まった頃でした。同年11月には若年認知症家族会「空知ひまわり」を設立し、会員は中村さん一家とサポーター(北竜町民)23 名で構成され、家族会がスタートすることとなりました。

中村さんは日中、介護保険におけるディサービス、ショートスティ、ホームヘルプサービスを利用し、それ以外の日常生活においての支援を「空知ひまわり」サポーターが、中村さん家族に様々な活動プログラム(信さん農園、パークゴルフ支援、卓球支援、陶芸支援、通院支援等) を行っております。家族会は毎月の例会を開催し、中村さんの近況報告や情報交換、会報の発行をはじめ、勉強会、各関係機関との連絡調整、介護保険サービス事業所との連絡等を行っております。

活動支援のプログラムは、中村さん自身の過去の生活実態や趣味等をご家族からお聞きし、それぞれのサポーターが時間の許す範囲の中で、最初はどれもこれも「試行錯誤」「手探り」の状態でありました。最初から成功するプログラムもあれば、失敗するプログラムもありましたが、それでも1回目よりは2回目、2回目よりは3回目とサポーターの支援がなくても出来る(分かる) ことの多さに、多くのサポーターが感じているところであります。

とかく認知症の方は「物忘れ」が多いのですが、それでも、何度も何度も繰り返すことで「学習能力」や「残存能力」があることが分かり、大変素晴らしいことであると実感しています。また、支援プログラムを実施している中で「新たなプログラム」(陶芸支援、ダンス支援、カラオケ支援等です) を発見することがあります。

幸い、中村さんの病気の進行は大変緩やかで、2年前に北竜町に来られた時とさほど変化がないように思います。今後も中村さんの「笑顔」を見られる支援プログラムを考え、何よりも、「サポーターも一緒に楽しめる支援」に取り組んでいきたいと考えています。


認知症は「誰にでもなり得る病気」です。ともすれば「自分だけ良ければいい」という考えになりがちですが、人の「心の痛み」や「ちょっとした支援」、或いは「見守り」だけでも、その方々にとって「安心・安全な生活をおくれること」であり、言い換えれば「普通に生活出来ること」が、どれだけ大切なことなのか、まだまだ社会の中には浸透されていません。高齢化が進行する時代にあって、若年認知症のみならず、認知症になる方の割合は増加傾向にあります。特別に「何をする」のではなく、対象となる方々の出来ない部分を少しでも補ってあげる事で、安心した生活は実現出来ると思います。

作付け面積日本一の「ひまわりの里」を中心とした町づくりを推進する小さな町、北竜町ですが、町民1人1人が明るく「ひまわり」のように心豊かな生活が出来るよう、町全体(地域全体) が1 つの施設となって取り組んでいけるよう、組織の1 つとして「空知ひまわり」は支援体制を構築しているところであります。今後とも、町民の誰もが心安らげる生活が実現出来るよう、また、その輪が日本全国に広がっていくよう期待したいです。


地域の紹介

北竜町は、北海道の西北部に位置し、暑寒別岳を主峰とする増毛山脈とその支脈のいくつかが本町の北西部を走り、面積は158.82Kuで、全体の70%が山林であります。気象条件は、海洋型と内陸型の中間気候で、冬は積雪寒冷で積雪1.5m〜 2mあり、北海道内でも豪雪地帯に属し、夏季は温暖な条件に恵まれ水稲を中心に、畑作のメロン、スイカ、ひまわり等を作付けし、特にひまわりの作付けは日本一の面積(23.13ha に130 万本)を誇り、毎年7月下旬〜 8月上旬にかけて一面の黄色いジュータンには全国皆さんへの幸せをアピールし、「ひまわりの里」を核としたサンフラワーパーク北竜温泉、観光センター、パークゴルフ場、桜並木、イチイの森等が一連のエリア内で有機的な連携を図り、観光、スポーツ、保養の面からも北海道内外から多くの観光客が訪れ、本町の商業、農業、観光の振興と町の活性化を図り、人口2,300人の小さな町ですが、町民1人1人がひまわりのように明るく、豊かな生活を送ることができる自然環境に恵まれた純農村の町であります。

平成1 6年に当時、現職の町長が「若年性アルツハイマー病」を公表して辞任したことを契機に、町民全体にこの病気に対する関心も高まり、地域での認識や、理解も深まっていきました。北竜町では過疎化が進み、少子高齢化も進行しておりますが、人にやさしい「安心、安全な町づくり」を目指しています。


活動の内容

 (中村信治 さん一家が転入) 
平成19年8月に東京より若年認知症の中村 さん一家3人が北竜町に転入されて来ました。中村 さんは当時58歳、約10年前に若年認知症アルツハイマー病の病気を患われ、勤務していた会社も退職を余儀なくされ、2人のお子さんも幼少の頃から病気の父親を目の辺りにされ、また、奥さんにあっては本当に苦労に耐えない日々を送られ、現在とは違い「若年認知症」の病気自体があまり社会的に理解されていない時期でもあり、会社を辞められてからの生活がどんなに儚く、経済的に大変なことであったか、また、誰にも相談する事が出来ず、精神的なストレスや抑えきれない感情を良くコントロール出来たと感心させられます。

そんな状況の下、若年認知症家族会「彩星の会」で活動する中で、東京とは全く違った生活環境や自然豊かな地域で生活をするために、会長の干場功氏が北竜町出身ということもあり、転入が実現しました。北竜町ではその数年前に、当時の現職であった町長が若年性アルツハイマー病で辞任をし、それからまだ歳月が経っていなかった事から、町民全体の意識の中に「若年認知症」という言葉には敏感で、他の地域の方々よりも理解が深かったように思います。転入してから3ヶ月後、平成19年11月に若年認知症家族会「空知ひまわり」の設立フォーラムが開催され、家族会が誕生しました。若年認知症者1 組のご家族と、地域の支援者(サポーター23名) で構成されました。

 (空知ひまわりの活動) 
家族会設立後、毎月の「例会」を開催しており、最初の2回は認知症( 若年認知症) の勉強会を開き、この病気についての理解、対応( ケア) の方法等について学びました。

その後の例会には中村さん、奥さんにも参加頂き、北竜町で生活する上で困っている事、支援してほしい事など、回数を重ねていくうちに、「心と心」が通じ会えるようになり中村さん、奥さんとサポーターとの距離も縮まり、お互いの理解の中で支援がスタートすることとなりました。

勿論支援するサポーターにとっては、自分達の時間の許す範囲の中での支援であり、出来ない場合には断る事もありました。北竜町は小さな町ですので東京と違い、交通機関が発達しておりません。そのため「車」は生活をしていく上では欠かせないものであります。買い物や通院の際には必需品です。

家族会の初めての支援は中村さんの通院支援(砂川市立病院) でありました。その後、買い物支援や奥さんが運転免許を取得するための教習所支援、娘さんの通学支援と広がっていきました。

中村さんは北竜町に転入後は、介護保険でのディサービス、ショートスティ、ホームヘルプサービスを利用しており、それ以外の日常生活の中で、中村さんがこれまでの人生で培われてきた残存能力を生かせるような支援を「空知ひまわり」が行っています。

パークゴルフ支援、北竜温泉入浴支援、卓球支援、信さん農園等が支援プログラムでありますが、最初はどれもこれも「試行錯誤」「手探り」の状態でありました。中村さん自身「あれをしたい」「これをしたい」との自己表現が乏しい事から、奥さんから過去の生活実態や趣味等を聞き出して支援のプログラムを考えていきます。

サポーターも「何らかの支援をしたい」と思っている方々ばかりですので、支援するプログラムの中で担当者を決めて、それぞれに責任をもって対応して頂きます。また、支援をする中で「新たなプログラム」を発見する事があります。陶芸支援、ダンス
続きを読む・・・
空知ひまわり 会の概要 [2010年05月03日(Mon)]
若年認知症家族会「空知ひまわり」とは

 若年認知症のご本人とご家族、更には支援するサポーターで構成されています。平成19年11月11日に発足し、現在、東京から来られた1組の若年認知症のご家族に対して、様々な活動支援を行っています。


若年認知症とは

 64歳以下で発病した認知症の方を言います。認知症は高齢者の方にも多くなっておりますが、若年認知症の方の場合には社会の第一線で活躍していた方が多く、発症後の環境変化に伴いご本人やご家族の心理的、経済的な負担が多く、また、ご本人にとっては身体的な部分で体力が温存されており、高齢者用の介護保険サービスを利用しても、なかなか馴染めず、施設側での個別ケアが難しい状況にあります。まだ、ご本人には働きたいと思っている方も多く、就労支援的なものが今、求められています。


会の目的

1.患者さんご本人と家族への支援をします

2.若年認知症の理解を深める活動を行います

3.若年認知症の福祉の充実を図る活動をします

4.若年認知症の治療と介護の向上を図ります


活動内容

1.専門職による相談

2.家族による電話相談

3.講演会、研修会の開催

4.例会の開催(例会の開催はこちらからどうぞ

5.会報の発行(会報はこちらからどうぞ

6.各種活動支援(「今週の信さん」はこちらからどうぞ

7.その他


<連絡先>

〒078−2512
    北海道雨竜郡北竜町字和11番地の1
    北竜町役場内
    若年認知症家族会「空知ひまわり」事務局
     中村道人

    電話番号: 0164−34−2111
    FAX番号: 0164−34−3766
    メールアドレス:
           m-nakamuraアットtown.hokuryu.hokkaido.jp
           (アットを@に変えてください)






パンフレットはこちらからです。
空知ひまわり会則 入会申込書 [2010年05月02日(Sun)]
若年認知症家族会
空知ひまわり
 


 会 則


(目的)

第1条 若年認知症の理解を深めるとともに、患者本人と家族への援助を行うこと、また、若年認知症の専門的な治療と介護の向上及び福祉の充実を図るための活動を行うことを目的とする。

(名称)

第2条 本会は「若年認知症家族会・空知ひまわり」と称する。

(活動の内容)

第3条 定例会、会報の発行(年4回)、講演会や関係機関への働きかけ等の活動及び医療、福祉、社会保障制度等の相談や施設紹介等の援助を行う。

(会員)

第4条 本会は、家族会員と賛助会員(医療、福祉関係者会員A、個人会員B、団体会員)、準会員で構成する。家族会員は認知症を抱える家族、賛助会員及び準会員は本会の事業に賛同する個人ないし団体とする。
2 会員は、毎年12月末までに会費を納入する。この日を越えて未納の場合は退会したものとみなす。

(役員)

第5条 家族会員及び個人会員より、代表1名、世話人数名、会計1名、監事2名の役員を選出する。任期は1年とし、再任を妨げない。
2 代表は会を代表し、総会及び役員会を司る。また、会員の求めに応じて、臨時総会を招集できる。代表は役員会の推薦を受け、総会で承認される。
3 役員会は代表、代表世話人、会計及び監事で構成し、本会の目的を達成するために必要な事項を行う。
4 会計は、会の会計を管理し必要な金銭の収受及び支出を行う。
5 監事は、会の会計の監査を行う。

(会費)

第6条 会費は年会費とし、年会費は家族会員2,000円、医療・福祉関係の賛助会員A5,000円、個人の賛助会員B3,000円、団体の賛助会員10,000円、準会員1,000円とする。
2 会費の変更は、総会で決定する。

(総会)

第7条 総会は会の活動、会費の変更、会則の改定、その他の決定機関として、年に1回開催する。なお、必要に応じて臨時総会を開催できる。
2 総会で検討すべき事項の内容は、役員会で決定する。

(会計年度)

第8条 本会の経費は、会費と寄付金その他をもってあてる。会計年度は1月1日より12月31日までとする。

(事務局)

第9条 事務局を北海道雨竜郡北竜町字和11番地の1 北竜町役場内におく。



附 則

1 本会則は、平成19年11月11日より施行する。
2 準会員は、学生、その他(役員会が認めた人)とする。

附 則

この会則は、平成21年1月18日より施行する。



入会申込書


若年認知症家族会「空知ひまわり」干場功代表 メッセージ [2010年05月01日(Sat)]
若年認知症家族会「空知ひまわり」  
        代表 干場 功(ほしばいさお)
                            (080−5005−5298)


 私自身、妻が平成8年11月に病気に罹り、病名もわからないまま漸く、3年後に「ピック病」との診断を受けました。その後、東京での家族会「彩星の会」に参加するようになりました。 

 平成18年12月28日に妻を看取り、「彩星の会」での活動を通じて、東京より1組の若年認知症のご家族が、平成19年8月10日北竜町に転入しました。北海道の冬の厳しい寒さに耐えうるか、当初は心配でありましたが、どうにか3年目を迎えております。
 
 平成19年11月11日には若年認知症家族会「空知ひまわり」が設立され、以来、家族会の皆様をはじめ、町行政、永楽園、そして町民の皆様の心温まるご支援、ご理解、ご協力を賜り、3年前と比べましても、ご本人の病気の進行は大変緩やかなものとなっております。

 この度、若年認知症家族会「空知ひまわり」のブログを開始することとなりました。これから、日々の活動情報を発信して参りますので、皆様からのご意見や情報をお寄せ頂ければ幸いです



干場功代表のこれまでの活動はこちらをどうぞ


介護者の家族会を応援する情報サイト【ノーマのまち】より、干場代表のインタビューは こちらからどうぞ