
CEOの仕事はアイディアを聞くこと[2007年05月31日(Thu)]
NHKTVにグーグルのシュミットCEOがインタビューで登場し、私の仕事は「アイディアを聞くこと」と話してました。
10人の会合でアイディアの可否について議論し、シュミットの考えに反していても大方の賛成があれば「やってみなさい」と決断するそうです。それで失敗してもすばやく直せば成功にいたるからです。
日本では一度失敗するとそこから撤退するが、それはもったいないとも言ってました。
ひところ、CEOはトップダウンで大きな組織を引っ張るのがよいとされてましたが、180度やり方が変ってしまったんです。
グーグルは世界中から優秀な人材が集まるところで、CEOよりも賢い社員がいるのでそんなところでは賢明なやり方です。
別の話ですが雑誌のインタビューでIBMの開発責任者が登場し、ネットを使い世界中の開発者同士で議論し、知の付加価値を雪だるま式に厚くする試みを話してました。
議論は相手を打ち負かし成否を決めることでなく、知の付加価値を高めることだというのです。
そのためには開発者は常に考え続け、議論でブレークスルー策を提案してなくてはいけない、若手をそういう人材になるように育成してるというのです。
ここにも固定観念のパラダイム転換があります。
過去の固定観念が陳腐化し、代わる実験がいろんなところで始まってるんです。
10人の会合でアイディアの可否について議論し、シュミットの考えに反していても大方の賛成があれば「やってみなさい」と決断するそうです。それで失敗してもすばやく直せば成功にいたるからです。
日本では一度失敗するとそこから撤退するが、それはもったいないとも言ってました。
ひところ、CEOはトップダウンで大きな組織を引っ張るのがよいとされてましたが、180度やり方が変ってしまったんです。
グーグルは世界中から優秀な人材が集まるところで、CEOよりも賢い社員がいるのでそんなところでは賢明なやり方です。
別の話ですが雑誌のインタビューでIBMの開発責任者が登場し、ネットを使い世界中の開発者同士で議論し、知の付加価値を雪だるま式に厚くする試みを話してました。
議論は相手を打ち負かし成否を決めることでなく、知の付加価値を高めることだというのです。
そのためには開発者は常に考え続け、議論でブレークスルー策を提案してなくてはいけない、若手をそういう人材になるように育成してるというのです。
ここにも固定観念のパラダイム転換があります。
過去の固定観念が陳腐化し、代わる実験がいろんなところで始まってるんです。