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町田洋次のネット・ソフト化経済センター
ソフト経済についての最新のコラムです。
過去から蓄積したソフト化経済センターのホームページ・コンテンツは、06年1月14日・15日にupしてます。過去のコンテンツが載っているページのアドレスはここです。
http://www.geocities.jp/yymachida/index.html
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ミクシィの経常利益率は4割[2007年04月27日(Fri)]
ミクシィの07年3月期決算は売上高52億円(前期比2,7倍)、経常利益21億円(同2,3倍)、経常利益率は4割にもなります。

製造業だと数%で1割を超えると高収益となりますが、4割とは高すぎてあきれました。

出版で本の売り上げが8000部とか1万部とか損益分岐点を越えすこし行ったあたりから利益が急増し、「1万円を刷ってるようだ」と編集者はいいますが、そんな現象と同じです。

これがソフト産業のほんとの姿です。

こんなのが目前に出てくると、数%の利益の事業などばからしくてやってられないとなります。ミクシィ効果ですね、日本経済も変わってきたものです。
Posted by mics at 09:13 | この記事のURL
YouTubeは男世界 ?[2007年04月25日(Wed)]
eMarketerの調査によると、米国でインターネットを使っている女性は9700万人、男性の9100万人を上回っている。

これはテクノロジーで男性の方が先行するという常識を覆している。

またネットでビデオを見る女性が66%にとどまったのに対し、男性は78%だった。これも女性のテレビ好きという常識を覆している。

これに対するeMarketerの解釈は
・男性は女性よりもビジュアル指向 ?
・女性は書くことや言葉でコミュニケーションを取る傾向にある
・女性は目的を持ってインターネットを使う傾向が強い
・それに比べて男性は楽しむためにインターネットを使う
・Youtubeにはバカな時間つぶし的なものがたくさんあって、女性はそんなことをしている時間はないと思ってる

しかし女性が出遅れている状況は長くは続かず、2011年までには女性の84.6%がインターネットでビデオを見るようになり、そこでテレビ局がネットのビデオ配信に本腰を入れ、女性向けのビデオ提供を増やせば、途方もないチャンスがあるはずだという。ここがツボである。

ネットにはぼっかりと空白地があり、そこが成長領域だというのだが、この説面白いがほんとかなという感じである。
Posted by mics at 11:41 | この記事のURL
長崎さるく博[2007年04月23日(Mon)]
昨年4月から6月まで長崎市の観光地を歩く「長崎さるく博覧会」があり延べ1000万人以上が参加しました。

市民が企画して実施した博覧会で過去の巨大な投資をやる博覧会とは違う新世代の博覧会です。95人の市民プロデューサーや何十人のさるくガイドがおり、市民が群れになってやった博覧会でした。

実は、市役所でこれを担当したのが今度市長に当選した田上富久さんです。新聞は田上さんが3日前に市長に立候補したとき、市役所の若手、商工会議所のメンバー、博覧会の関係者などが携帯電話とメールを使い、クチコミで選挙作戦を展開したことを伝えてます。田上さんは昨年、これで顔を市民に売っていた、これが市長になった伏線です。

田上さんは、市役所では広報と観光畑の仕事が長かったようで、外に出て仕事をやってきたキャリアが役立ったのです。

取りまとめるのが上手で、人望も高いらしい、市役所から市長になれるのは彼ぐらいしかいないという評価もあった、そんな人材なのであっというまにネットで支援が広がり当選につながったのです。ネットを使えば告知は3日もあればよかった。

私は死んだ市長のお婿さんが当選すると思ってましたが、なるほど、ネット社会はここまで来てるのかと驚きました。地元の当事者もネットでこんなすごい効果があるなんて思ってなかったでしょう。いろんな偶然が重なって神の導きを思わせますが、選挙で上手にインターネットが活用された最初の事例でした。

商品の販売でネットのクチコミ効果を使った試みが増えてますが、今度は選挙です。誰か才人が出てきて夏の参議院選挙で同じことをやればいいのにと思います。
Posted by mics at 16:53 | この記事のURL
グーグルの自信[2007年04月20日(Fri)]
グーグルは著作権損害賠償訴訟をかかえてますが、つい最近あったサンフランシスコののイベントで、CEOであるシュミットは、事後的に著作権を侵害しているとわかったら削除すればセーフ(セーフフーバー条項)になる決まりがあり、さらに著作権侵害を見張るソフトをつくって監視するので大丈夫と自信たっぷりのことを発言してます。

これは楽観的な展望なのか、ほんとは民事訴訟で争ってみるまでわからないことなのかはっきりしませんが、世間が心配してるほどグーグルは心配してないのです。

ネット社会では誰でも自由に発信できるので、著作権を完全に保護することは難しい、どこまで保護できるのかできる境界があいまいです。

ソフトが大事になった社会では著作権が重要だという考え方は破綻を始めてます。保護すると保護できないをどの辺りで折り合いをつけるのか、やっているうちに自然に境界ができてくるのでしょう。
Posted by mics at 12:59 | この記事のURL
ICカードの運転免許証[2007年04月18日(Wed)]
この間運転免許証の更新に行ったら免許証がICカードになっており、8ケタの暗証番号をカードに入れるので登録しろというので、とっさに身近な4ケタの番号とそれを逆にした番号で8ケタをつくり登録しましたが、みているとその場で8ケタの番号をつくるのが大変な様子で、番号をつくるところでは列をなしてました。

免許証更新の案内の葉書に8ケタの番号を用意してくるように書いてありましたので用意のいい人はいたんでしょうが、大方はその場で8ケタを考えてるようでした。

運転免許証は、いろんなところで身分証明書として利用されており、暗証番号によって偽造されないようにしてるらしい。ICには多量の情報が入れられますが、事故歴などはしれたもので、入ってるものは偽造防止の仕掛けです。

前回、健康保険証がICカードになる話を書きましたが、これ以外にパスポート、年金手帳、介護保険証、納税申告書。。。などの公的証書が次々とIC化されるんでしょう。

それなら番号をすべて統一したらいいんじゃなかと思う。

ひところ国民背番号制が唱えられましたが、反対が多く途絶えてますが、現実に起こってることはこれです。知らないうちにこんな時代になってます。

一人一人が背番号を持てば、行政サービス事務のIT化を一挙に進めることができ、行政事務の生産性が大幅に上がります。

もう反対なんかしてる時代ではありません。
Posted by mics at 19:45 | この記事のURL
健康ITカード[2007年04月16日(Mon)]
経済財政諮問会議は、5年間で医療費効率化策を集中的に進めることで一致し、6月に策定する経済財政運営の基本方針(骨太の方針)に「健康ITカード」を盛り込む。

診察や健康診断などのデータを電子化し、患者はICチップを載せた健康保険証を使い、これにより複数の医療機関で同じ検査を受けるといった無駄な診療を省くことが可能になる。

これをきっかけにして病院や診療所内でのIT化も実現し、病院間、病院と製剤薬局とのITネットワーク化も進む。

医療では「紙の処理」という問題がある。診療報酬の審査、医療費の支払いなどの紙を使った処理のことだが、この費用が医療費の2割ぐらいもあり、ここがIT化すると医療費は画期的に減る。民間の医療保険の支払いも効率的に処理できるようになる。

IT投資が大きいのは製造業、金融、小売などだが、加えて医療サービス、郵政事業が加わり、社会保険庁が解体したあとの年金サービスなども巨大なIT投資をやるだろう。

今後5年間に膨大なIT投資が待っている。
Posted by mics at 08:33 | この記事のURL
セーフフーバー条項の例外規定[2007年04月13日(Fri)]
前回知的所有権について、「違法の事実を知らされたら削除すればよい」と事後処理義務だけ果たせばよいというセーフフーバー条項があるためにグーグルやユーチューブが出てきた話を書きましたが、この条項には附則でそのサイトから利益を上げていない場合という例外規定も書かれてます。

このためにサイトに広告を貼り付けて収入にしているときは適用外になると民事の損害賠償訴訟が起こります。消せば免責されるのか、それとも収益をあげてるサイトなので適用除外だ損害金を払えとなりますが、そういのは裁判で決着をつけると考えるのが訴訟社会です。

しかし面白いのは裁判で決着がつく前に、訴えたアメリカのテレビ会社やフランスの通信社は訴訟を取り下げ和解する例が出てきてることです。グーグルやユーチュブが既にもってしまった強大なネット力を活用したり、広告収入の一部から得られる広告料をもらった方が得だという理屈でしょう。

裁判でカネをかけて争っても判決は和解になるかもしれない、それなら早めに和解しようというのだと思います。訴訟社会なのにそれが崩れてきたことを感じます。

白黒のルールがはっきりしてる工業社会では訴訟がとくになることがありますが、ネット社会ではそのルールがまだない、そうしたところでは話合いが得になる、それで相対で問題を解決する、こんなやり方が広がってくる感じがしますが、これは日本でよく行われているやり方です。

グーグルとユーチューブがつくった強力なビジネスモデルが訴訟社会を変え始めた現象ですが、ネット社会では知的所有権も変ってくる、なにがなんでも守るだけではやって行けない、柔軟に考えなくてはということを物語ってます。
Posted by mics at 11:31 | この記事のURL
セーフハーバー規定[2007年04月11日(Wed)]
知的所有権に関し、98年にできたデジタルミレニアム著作権法にある規定で、「違法の事実を知らされたら削除すればよい」と事後処理義務だけ果たせばセーフという決まりです。

インターネットでは何が起こるかわからない、これだけ守っていれば免責されるという安全港をつくったのです。

坂村健東大教授は、グーグルやユーチューブのようなイノベーションがアメリカで起こったのはこの条項があったためだと、「変れる国・日本へ」(アスキー新書)で書いてます。

ユーチューブは良く知られた技術を組み合わせただけで日本だってつくれないことはなかったが、こうしたルールがなかったので出てこなかったというのです。

グーグルやユーチューブがなせ日本で出てこなかったのかの明快な説明です。普通日本には起業家精神が十分に育ってないとか、工業化思想に染まった企業がまだ多すぎるとか抽象的なことに理由を見つけますが、そんなことじゃなかったんです。

セーフハーバー条項があったからといってもグーグルやユーチューブは、実際にはテレビ会社や通信社から著作権を侵害されたとたくさんの損害賠償訴訟に直面しており大変ですが、この条項が参入障壁を低くしたのは確かでしょう。

「起こったことに対し、事後処理によって問題を解決する」という思想は金融業にもあり、事後的にSECが取り締まるのと似てますが、金融業では日本でも始まってることなので、ネット産業でもやればいいんです。
Posted by mics at 07:47 | この記事のURL
東国原知事の新スタイル[2007年04月09日(Mon)]
東国原知事は知事の新スタイルをつくりました。広告会社は「露出効果」は165億円と試算しているそうです。

鳥インフルエンザの風評被害で宮崎地鶏が壊滅するのを反転防止したうえ、生産がまにあわないぐらいに地鶏の売り上げが好調らしい。

本人は宮崎産品のセールスマンを自認し、宮崎を売り出すことが知事の第一の仕事だと思っている様子です。だいぶん前に市民派を自認しているある市長に会ったとき、名刺に営業本部長と書いてあったのでなんですかと聞いたところ、霞ガ関に売り込むのが私の仕事なんだ(補助金を取ってくること)というのであきれたことがありましたが、ついこの間まで知事の仕事はそんなものでした。

東国原知事の力量はこれではなく、有権者や消費者にうったえて心をつかまえる力です。話芸のプロなので上手なのは当たり前ですが、なるほど日本もそんな時代になってるんだと思いました。

話芸の達人という点ではレーガンに似てます。レーガンの自伝にこんな話が出てきます。60年代にGEがスポンサーになったテレビ番組の司会者をやってましたが、GEの工場が全米に広がり、地域に貢献するためにこんな新番組をつくったんですが、番組は地域に出かけて「おらが自慢」をやる番組でしたが、ここで未知の人の心を理解しそれをつかまえる術を磨いたと書いてます。

東京の石原知事も話芸に長けていますが、浅野さんはだめだった。官僚出身でも市民派といわれている知事はみな話し上手です。官僚や企業人が話芸を磨くか、芸人が政治を学ぶか、こういうのがこれからの首長なる時代です。
Posted by mics at 12:53 | この記事のURL
筆談トーク ?[2007年04月06日(Fri)]
ネット進化論の梅田望夫さんが司会をした「150人のチャト」が3月にありましたが観戦しました。このときの様子をまとめたサイトがここにあります

ある人が「お題」を出し、参加者が次々と回答して行くものです。例えば、携帯小説と普通の小説の違いは何かと問い、両者は全く違うもので読者も違うとか、携帯小説は本の見出しをつなげたようなもので想像力を働かせて読むので面白いとかという具合です。

1時間ぐらいの間、リアルタイムで回答が次々と発せられるのが新鮮でした。多数の回答が数秒単位で次々とアップされるので追っかけるだけで大変で、しかも現れた回答は数問前の問題だったりするので脳の中で質問を回答を合わせる面白さもあります。上に掲げたサイトは前頭葉で質問と回答をまとめて整理したもので、この面白さはなくなってるんですが。

茂木健一朗さんは「アハ!体験」、これはあるとき「あぁ、そうだったのか」と1秒間でわかる瞬間のことですが、脳はこんな働きをするのでこれを活用せよという提案ですが、数十人のリアルタイムのチャットはアハ体験を起こすことも実感できました。ランダムにいろんな回答が並びそれを見て判断することは脳の自然な働きに似てるからです。

ネットコミュニティには群衆の叡智というコンセプトがあります。たくさんの人がネット上で知恵を出し合い、知識の付加価値を増して行く方法のことで、難問は自分一人で解決しようとするのでなく、多数の知恵の集積によって解き方を見つけるやり方です。

企業の中で、開発、生産、営業、財務、マーケティング。。。などの部署が社内ネット上でこんなことをやればいい成果が出ます。ホテルで自分だけ持っているノウハウを分け合うようなことはすでに始まってますが、知を積み重ねて新しい知をつくることができるでしょう。

まだコンセプトが提案されたばかりで具体的なものはこれからですが、この150人のチャットなんかこれじゃないかと思います。「筆談トーク」が脳を刺激するなんて愉快なことです。数年もすれば企業ではこんなことを当たり前にやってるんでしょう。
Posted by mics at 09:09 | この記事のURL
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