ホワイトカラー・エグゼンプション[2006年12月29日(Fri)]
ホワイトカラー労働の一部を労働時間規制外にすることで、来年度から導入されるようです。
仕事が、工場生産→デスクワーク→反復したデスクワークからクリエイティブな仕事へ→在宅勤務というように変ってきてるので、改正は遅きに失した感じがします。
それにもかかわらず、労働組合は絶対反対、残業代がもらえなくなるなんてとんでもないことだといい、経営者側は、年収400万円以上はそうしろと主張してますが、これなんか残業代をけちりたいからでしょう。そうすれば12兆円近くの残業代が消えるというんですから。
こんな議論は的外れで、エグゼンプション導入によって、クリエイティブ産業の生産性をあげるにはどうするのかだけを考えればいいんです。
プログラマーやデザイナーが裁量労働向きなのは議論の余地がありませんが、その中にも補助的な仕事でリーティンワークになってるものもあり、こんなのは労働時間規制が必要です。
欧米ではすでに導入ずみで、アメリカではマニュアル式に細かく定められており、イギリス、フランスではおおざっぱに定められ、あとは当事者の交渉ごとになってます。これをみても、ルール作りは難しいことがわかります。
要は、国は労働法を改正して裁量労働を認め、あとは具体的な仕事毎に労使が合意してやればいいことです。よいルールとは、定められた定規を当てることでなく、仕事ごとの一品生産になってるものです。
仕事が、工場生産→デスクワーク→反復したデスクワークからクリエイティブな仕事へ→在宅勤務というように変ってきてるので、改正は遅きに失した感じがします。
それにもかかわらず、労働組合は絶対反対、残業代がもらえなくなるなんてとんでもないことだといい、経営者側は、年収400万円以上はそうしろと主張してますが、これなんか残業代をけちりたいからでしょう。そうすれば12兆円近くの残業代が消えるというんですから。
こんな議論は的外れで、エグゼンプション導入によって、クリエイティブ産業の生産性をあげるにはどうするのかだけを考えればいいんです。
プログラマーやデザイナーが裁量労働向きなのは議論の余地がありませんが、その中にも補助的な仕事でリーティンワークになってるものもあり、こんなのは労働時間規制が必要です。
欧米ではすでに導入ずみで、アメリカではマニュアル式に細かく定められており、イギリス、フランスではおおざっぱに定められ、あとは当事者の交渉ごとになってます。これをみても、ルール作りは難しいことがわかります。
要は、国は労働法を改正して裁量労働を認め、あとは具体的な仕事毎に労使が合意してやればいいことです。よいルールとは、定められた定規を当てることでなく、仕事ごとの一品生産になってるものです。