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町田洋次のネット・ソフト化経済センター
ソフト経済についての最新のコラムです。
過去から蓄積したソフト化経済センターのホームページ・コンテンツは、06年1月14日・15日にupしてます。過去のコンテンツが載っているページのアドレスはここです。
http://www.geocities.jp/yymachida/index.html
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Omotesando Hills はウサギ小屋[2006年03月08日(Wed)]
行って来ました。まず3階(最上階)へ上がり、ゆるい坂をグルグル回って下の階へ移動しながら、レストランやお店をみてきました。

真ん中の吹き抜けの空間がすばらしく、回遊型なのも斬新です。

回遊の廊下の片側(反対側が空間)に店や飲食店が並んでますが、「あぁ、ウサギ小屋だ」が実感です。

昔、ECから日本の住宅は、ウサギ小屋だと非難されたことがありました。これ、多賀敏行「エコノミック・アニマルは誉め言葉だった」(新潮新書)によると、フランス語では、画一的な狭いアパルトマンの多くから成る建物のことで、誉め言葉でも、揶揄する言葉でもないのですが、共同通信ブリュセル支局のフランス人秘書が、ECの報告書を英訳するとき、英語でrabbit hutches(ウサギ小屋) と誤訳したのが騒ぎの発端で、council houses(市営住宅のこと) と英訳してれば問題にならなかったと書いてます。多賀さんは、外交官です。

高層に積み上がった小さな部屋の集合体を、すなおに写生するように表現したのがウサギ小屋ですが、それだと思いました。どの店も間口が狭く奥行きがなく、観光地のみやげ物屋さんの感じ、そこにブランド品が並んでるんですから、ウィンドウ・ショッピングには、最適です。

それで商売になるの、とかよけいなことを考えずに、ただ見て楽しめばいい所です。
Posted by mics at 08:21 | この記事のURL
MITスローンスクール トマス・マローン教授の講演[2006年03月06日(Mon)]
2月23日に開催された世界情報通信サミット2006(主催日本経済新聞社、東京国際フォーラム)で、講演した記事が新聞に出ていた。

マローン教授は、若いときゼロックスのパロアルト研究所でコンピュータの研究を行い、スローンスクールでは、情報社会での企業組織を研究し、90年代の後半から「eランスエコノミー」を提唱している。

マローンは、企業が大規模化する時代は終わり、産業革命以前の小さな組織に戻り、大企業は、ブランドネームによって結合した企業家連合になると断言し、これをeランスエコノミーと呼んだが、私は、このコンセプトが気に入っている。

こんな大胆なことを企業人に話したのかと思ったら、講演ではこんな話をした。
「個人でも情報が集まるので、多くの人が自主的な意思決定ができるようになった」
「組織の中で命令を実行するだけの場合と比べ、労働意欲が上がり、創造性や柔軟性が高まる」
「組織の中で命令系統の下流の従業員の意見をくみ取ることで、新世代の製品の品質改善技術を開発できる可能性がある」
日本の根回しについても言及し、
「ITの能力を通じて多くの人間が関与することで、集団の意思決定が効果的にできる」

おだやかな内容で、もっと刺激的に話せばいいのにと思ったが、聞いた人には、eランスエコノミーが、伝わったのだろうか。ちょっと手抜きの感じがした。
Posted by mics at 19:11 | この記事のURL
グーグル トップ3人のインタビュー[2006年03月04日(Sat)]

TIME誌2月20日号のカバーストーリーで、グーグル成功の秘密を特集してます。

この電子版に、雇われCEOの Eric Schmit(高名なゼロックスのパロアルト研究所 → サン・マイクロシステムズ開発担当役員 → ノベルのCEOのあとグーグルへ)、創業者の若い Larry Page と Sergey Brin の3人のインタビューが載ってます。

Page は、ミシガン大学コンピュータ学科教授の子供、子供のときからコンピュータに親しんだ人材で、Brin はロシアから来た数学の専門家。

写真の真ん中が、Eric Schmit、左がLarry Page、右がSergey Brin。カジュアル文化の会社なので、Tシャツは制服だが、CEOはネクタイをしてるのが異常で、3人の関係はこんな感じ。

「”Larry and Sergey's dream machine”は、時価総額が10兆円以上になっても、二人は、グッドガイでいられるか」が特集のテーマです。

編集者から、「あなたたちは、わが道を行ってるようだが、ウォール街を恐れてないんでは」と問われて、

BRIN:「そうだ。アナリストからは、励まされたり、かき回されたりしてるんだが」
SCHMIDT:「私たちは、株主の長期価値でなく、ユーザーのそれを追い求めるんだ」

「突然金持ちになった感想は」にたいして、
BRIN:「カネでは幸福は買えない格言があるが、少しは買えると思ってたが、やはり違うとわかった。車のリース期限が切れてしまったので、新車を買ったぐらい」(ロシア移民なので、少し拝金主義者だった)
PAGE: 「カネが動機なら、ずっと前に会社を売って、ビーチにいますよ」

雇われCEOのEric Schmitは、重要な役割を果たせるのかと問われ、「それは入社以来のパズルだが、答えはシンプルで、成果が創業者の2人に語る」
PAGE:「明答だ」と返してます。

インタビューのツボは、こんなところで、創業者二人のうち、アメリカ人のPageが、経営の主導権を取っているらしい。

ライブドアは、世の中を知らない若者たちだけで、大失敗しましたが、事情はアメリカでも同じで、経営の経験のある中年のCEOが加わり、安定感が出てきました。

アップルのジョブズは、急拡大期にプロの経営者を雇いましたが、意外なことに雇われCEOに追い出されてしましました。後日、ジョブズは、おかげで新事業を開拓(アニメ会社やあとでアップルに買収されたソフト会社)することができ、今の自分があると語ってましたが、グーグルは、だいじょうぶなんでしょうか。

グーグルの若い二人は、まともな人材のようなので、うまくやりそうな感じがしますが。
Posted by mics at 09:52 | この記事のURL
シリコンバレーにある起業家のコミュニティ[2006年03月02日(Thu)]
梅田さんは、シリコンバレーに10年以上も住み、こんなことを感じたらしい。

『「売り上げは全然ありません、でもその会社には高い時価総額がつきました」という話と、ライブドア事件を混同してはいけない。つまり「すごい技術を開発しました。でも売り上げはありません」と正直に言える会社には種がある。その種をどう評価するかはマーケットの問題。マーケットが、評価するか、しないか、ということは、起業家経済につきものの「ゆらぎ」なんですよ』

『例えば、ビル・ゲイツは50歳、スティーブ・ジョブズも50歳。PC産業が誕生した70年代半ばに20歳ぐらいだった人が、成功したのが80年代前半。ゲイツら有名人だけではなく、そういう企業の成長期に会計士や弁護士で入った人がいる。ベンチャーキャピタル(VC)でも、グーグル、アマゾンなどへの投資で知られる大手クライナー・パーキンスのジョン・ドーアとかも同じ世代だ。
彼らは、まず親しい仲間と会社を立ち上げた。その後、違う会社で失敗したり成功したりして、ある人に引っ張られてこっちにきた、というようなことを繰り返している。彼らは30年間、同じような経験を積み重ねてきた。一緒に仕事した経験の蓄積が、あの土地で見えないネットワークになっている。シリコンバレー活性化の理由は、このコミュニティの存在だ』

これ、よく指摘されることで、シリコンバレー以外でシリコンバレーがつくれない理由です。

梅田さんの指摘で面白いのは、起業家のコミュニティが、世代ごとにできている点です。年寄りのコミュニティ、中年のそれ、若年のそれと重層的に重なっている。その周辺に、弁護士、会計士、ベンチャーキャピタリスト、財務やマーケティングのプロフェッショナルが、つながってるんですが、ここも世代別なんでしょう。

梅田さんは、日本でもそれができ始めたと言ってます。例としてあげてるのが、「ミクシィ」の笠原健治社長、「はてな」の近藤淳也社長、「グリー」の田中良和社長、若い同世代の友達です。Mixi とGree は、ソーシャル・ネットワーキングで躍進中で、”はてな”は、Blogサイトで、3人ともに30才ぐらいの年令、梅田さんは、非常勤役員をやってるようです。

Mixi は、90年代の後半に求人サイトとして始まり、2004年2月からソーシャル・ネットワーキングを始めましたが、既に会員は270万人、ヤフー、グーグル。。。とならび、5番目のサイトになっている。

数年前に、”はてな”にソフト化経済センターのソフト化賞を授与したとき、近藤さんと話したことがありました。まだ、京都で数人の社員でやっていたときで、「上場するんでしょう」と聞いたところ、そんなことは考えてないが、夢があり、それはツールド日本を開催することで、場所は、ツールドフランスに高低が似ている長野だと嬉しそうに話してました。好青年でした。近藤さんは、京都では自転車オタクで有名でしたが、”はてな”は、あれだけ成功したんですから、そろそろツールド長野を準備してもよさそうです。

私も、近藤さん世代の起業家のコミュニティには期待してます。世田谷あたりに、日本のシリコンバレーが、今度はほんとにできるんでしょう。
Posted by mics at 09:58 | この記事のURL
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