
フェイスブックのすごい所[2008年09月04日(Thu)]
梅田望夫さんのブログにカナダの大学に留学していた学生が夏休みにシリコンバレーの梅田さんを訪ねてきた話がありました。
彼は梅田さんの本やブログの愛読者で一度会いたいと思い訪ねてきたのです。
そこで梅田さんは、こちらに来てすごいと思ったことを聞くと、彼はフェイスブックについてこんなことをいいました。
「フェースブックにはとにかく驚きましたよ。どうして全員が、実名で、しかも実際の顔写真をネット上に載せているのかって……。最初は、実名と顔写真を載せるのが怖かったんだけれど、ああこっちの世界は、実名を出して、顔写真や個人情報も出して、自分はこういう人間なんだということを表現し続けなければ生きていけない、そういうルールの世界なんだなってわかった。でもそういうふうに生きるものだと慣れたら、ぜんぜん怖くなくなって、今度は逆に便利で便利で仕方ない。逆にミクシィが不便に感じてしまって。だってほとんど匿名で、しかも写真はペットやアニメのキャラクターとかしかついていないから、何もわからないし何もできなくて……」
英エコノミスト誌はフェースブックを、「The cartographer of human connections」(人間関係の地図作成者)と評しているようですが、梅田さんは、実名で自己を表現しながら社会を生き抜くという強いアメリカ人の強い文化を持ち込んで標準化している、日本語圏ネット空間では未来永劫生まれそうもないものだといいます。
人間関係の地図とはいい表現です。フェイスブックには5000万人近い会員が短期間にできましたが、その秘密はこれだったんです。
このブログは実名で書いてますが、日本だって実名ブログはけっこうあります。日本で未来永劫生まれない文化とは言い過ぎです。
実名の方が実益があるとわかれば実名ブログは広がります。
彼は梅田さんの本やブログの愛読者で一度会いたいと思い訪ねてきたのです。
そこで梅田さんは、こちらに来てすごいと思ったことを聞くと、彼はフェイスブックについてこんなことをいいました。
「フェースブックにはとにかく驚きましたよ。どうして全員が、実名で、しかも実際の顔写真をネット上に載せているのかって……。最初は、実名と顔写真を載せるのが怖かったんだけれど、ああこっちの世界は、実名を出して、顔写真や個人情報も出して、自分はこういう人間なんだということを表現し続けなければ生きていけない、そういうルールの世界なんだなってわかった。でもそういうふうに生きるものだと慣れたら、ぜんぜん怖くなくなって、今度は逆に便利で便利で仕方ない。逆にミクシィが不便に感じてしまって。だってほとんど匿名で、しかも写真はペットやアニメのキャラクターとかしかついていないから、何もわからないし何もできなくて……」
英エコノミスト誌はフェースブックを、「The cartographer of human connections」(人間関係の地図作成者)と評しているようですが、梅田さんは、実名で自己を表現しながら社会を生き抜くという強いアメリカ人の強い文化を持ち込んで標準化している、日本語圏ネット空間では未来永劫生まれそうもないものだといいます。
人間関係の地図とはいい表現です。フェイスブックには5000万人近い会員が短期間にできましたが、その秘密はこれだったんです。
このブログは実名で書いてますが、日本だって実名ブログはけっこうあります。日本で未来永劫生まれない文化とは言い過ぎです。
実名の方が実益があるとわかれば実名ブログは広がります。