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町田洋次のネット・ソフト化経済センター
ソフト経済についての最新のコラムです。
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群衆の叡智-お好み焼きのメニュー開発[2007年09月05日(Wed)]
今日の夕方日本テレビニュースを見ていたら、お好み焼きチェーンがユーザーの叡智を集めてメニュー開発する話を放映していたが、あっというほどの面白い話だった。

東京の福生に本社があるお好み焼きチェーン、売上高が150億円で日本一だそうだが、大阪に出した店がふるわない。

そこで40才代前半の若い社長は、お客に大阪にあったメニュー開発をしてもらうことにし、公募したら1600人が応募し、試作品開発や面接のあと3人のチームを一等に選び100万円の賞金を授与した。

この3人は50才前後のおばさんで、2人はパートタイマー、1人は専業主婦だが、子どもの時からお好み焼きを食べ、今もそれを食べ歩きし、家庭で作っている人たちである。

当選後上京して本社の商品開発キッチンで新メニューを開発することになった。上京したのは修学旅行以来だとちょっと興奮気味だったが、一日目のキッチンで自信まんまんと試作品をつくったが、本社の商品開発のプロは、その粉はチェーン店では使えないとか試作品はどこにでもあるもので平凡とか難癖をつけられた。

素人に商品開発を任せるなんて許せない気持ちである。

3人は発奮し、ホテルに帰ったあとも遅くまで相談し二日目のメニューを話し合った。

二日目は3品を試作し社長以下の7〜8人の審査員が試食しメニューに取り入れるか検討して二品が採用された。

一つは具にタコとかぼちゃを入れたもの、これは大阪にある食べ方で大阪風、もう一つはエビセンのようなせんべいにはさんで食べる食べ方、これはたこ焼きでそうした食べ方があるので応用したもの、社長は私たちでは思いつかないメニューだと話し、公募方式でやってよかったとしみじみ語っていた。

このメニュー、一つ売れると30円が3人に入ってくるが、年4000万円になる見込みだそうだ。割ってみると130万食にもなるが、チェーン店なのでボリュームは想像外に大きくなる。

この話し、群衆の叡智をうまく使った事例で、このやり方は日本ではまだあまり聞かない。

この会社にはプロの商品開発担当がいて、材料の知識、調理法の技術、栄養の知識などを持っているが、そのプロを素人のおばさんが負かせたのがいい。おばさんはお好み焼きが好きで、いつも食べ歩きして気に入ったものを自宅で再現して食べていた経験があったが、これで大阪人の好みを知っていたのである。

こんな商品開発が日本でも増えてくると思っていたが、ついにそうなってきたと思ったのである。

並みのプロではもう用はない時代になってきたんです。
Posted by mics at 20:55 | この記事のURL
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