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町田洋次のネット・ソフト化経済センター
ソフト経済についての最新のコラムです。
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Patina[2007年07月27日(Fri)]
ランダムハウス英和辞典でひくと、緑青、つかいこまれた古色、年代をかんじさせる風格、品位、趣のことで、日本の侘び寂びに近い語感の言葉が英語にあるなんて知らなかった。

携帯電話開発の基本コンセプトにこれをすえて開発する話が、NHKのドギュメント「デザインウォーズ」に出てきたのには驚いた。

携帯電話は開発競争が激しく短命商品の代表のような商品であるが、そこで長く使ってると出てくる価値を商品開発の基本コンセプトにすえるなんて全く斬新だと思ったのである。

話はこうである。

ソニー・エリクソンはスウェーデンのデザインラボに世界中のデザイナーが十数人集まり、次世代の携帯電話のコンセプトはなにかを議論した。

シンプル、ファン、薄い。。。ありきたりのコンセプトが出た後で、日本人のデザイナーが突然こんなことをいい始めた。

ジーンズは使い古しても高く売れる、新しいものだけが価値があるのでない、私たちは新しいものを追いすぎている、消費者は5感の先で選択するようになっている、愛着を生むようなものができないだろうかと、とうとうと語った。

びっくりしたのはその直後に起こった反応で、話が終わったととたんに、外人のデザイナーが数人異口同音に「Patina!」と発した。

瞬時の反応から、みな同じようなことをうすうす考えていたらしいことがかった。

このプロジェクトはPatinaを基本コンセプトにして開発することに決まったが、プロジェクトの責任者はアメリカ人だったが、京都にきてPatinaの調査をやった。清水寺の音羽の滝で石にはえているコケをさして、Patinaとさけび、加茂川の欄干の銅の覆いについている緑青をさして、これがPatinaだとび、Patinaの具体的な姿がみつかって満足そうな顔をしていた。

京都はPatinaの宝庫で、ここから次世代エレクトロニクス製品の開発のアイディアを探すのは、なるほどもうそんな時代になっているんだと感心したのである。

どんなものになるかわわからないが、まず素材にスティール、ステンレスを使わない、Patinaが実現できる素材を探すようだ。

以上の話、なんだか面白い。
Posted by mics at 09:41 | この記事のURL
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