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町田洋次のネット・ソフト化経済センター
ソフト経済についての最新のコラムです。
過去から蓄積したソフト化経済センターのホームページ・コンテンツは、06年1月14日・15日にupしてます。過去のコンテンツが載っているページのアドレスはここです。
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ピクサー・アニメーション[2007年07月09日(Mon)]
ハリウッドでは、映画会社は脚本、監督、俳優など社外の才能を集めて映画をつくってきたが、これは社外の才能を集める最近の傾向の先進モデルと評価されてるが、意外なことにピクサーはハリウッド流の正反対のやりかたで成功した。(ウィリアム・テイラー、ポリー・ラバール「マーベリック・カンパニー」日本経済新聞社)

ピクサーは86年に1000万ドルでスティーブ・ジョブズが買収して経営に乗り出したが、「トイ・ストーリー」のあと「ファインティング・ニモ」「ミスター・インクレディブル」などヒット作を連作し、06年にウォルト・ディズニーが74億ドルで買収してジョブズは大もうけをした。

ピクサーはアートの分野でまるでチームスポーツをやるように才能を連結し、頭脳労働で生産的な協調関係をつくる。

ハリウッドでは自分の取り分をいかに大きくするか、ライバルの裏をいかにかくか、スター扱いすることを要求。。。こういうのがハリウッド流であるが、ピクサーは習慣の反対をいった。

才能ある若者をひきつけるには、ともに仕事をする喜びを与える、学び成長する環境、学ぶ企業文化をつくる、映画技術大学と同レベルの大学教育なみの社内教育をやる、こういうのがピクサーのやり方である。

ジョブズがハリウッドに参入して、ここになかった新しい企業文化を創造したのが企業価値である。社外の才能を社内に取り込み育てるやり方は家具のイケアでもやっており、イケア物語にはこうした社内のデザイナーの活躍が出てくる。

才能をネットを使って社外に求めるオープンソース、アウトソーシングの手法、これはアメリカの大企業で始まってるが、ピクサーのようにその反対でもよい。

かんじんなことは「才能あるスターはばか者のためには働かない」ので、才能が参加するような経営をやっているかどうかが成否を分ける。

若い才能に比べてそうした経営者は少なく、これが企業が創造的になれない理由である。

IBMやP&Gは社外の才能を集めて成果を上げた会社と評価されてるが、その担当役員は若いときから誰かがつくった事業を引き継いだ経験が一度もないような人材で、若いときから新事業を作り続けてきたような経歴である。

こうした経営者はまだ数が少なく、どの会社でも真似ができるようなことではない。

こんなわけで一度創造で先に行った会社は、その比較優位を長く続けることができる。
Posted by mics at 18:09 | この記事のURL
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