Crowdsourcing(2)ーThreadless モデル[2006年08月13日(Sun)]
ビジネスウィーク(7月13日号)には、消費者がクリエーターになったクラアウド・ソーシングモデルが二つ出てくる。一つがThreadless、もう一つが無印良品である。
Threadless社は、シカゴにあるTシャツ会社で、デザインをオンラインで公募し、週に数百のデザインの投稿をうけ、人気投票によって上位4〜6作品を生産して販売する。デザイナー名をTシャツにラベルとしてつけ名誉とする。デザイナー料は、週に2000ドル、5人だとと一人400ドル、5万円、安い。
こうして月に6万枚のTシャツを販売し、年収は2006年で1800万ドル(年72万枚だから、販売単価は25ドル、3000円ぐらいなので、平均のTシャツ)、コストの高いデザイナーがおらず、ネット販売なので販売員もおらず、社員は20名で、利益率は35%と高い。
デザインを外部の知恵に依存した「デザイン公募型」で、クラウド・ソーシングの典型のビジネスモデルで、ビジネス・ウィーク誌は「very good businessindeed」と評価している。
アートやデザインは、大衆の知恵を借りやすい分野なのでこのモデルが成り立つ。実は、このタイプは意外なことに日本でも多く、似たTシャツのビジネスモデルがあるが、ここまでは成功していないと思う。
クラウド・ソーシングのコンセプトに徹してないせいか、コンセプトがないせいなんだ。
Threadless社は、シカゴにあるTシャツ会社で、デザインをオンラインで公募し、週に数百のデザインの投稿をうけ、人気投票によって上位4〜6作品を生産して販売する。デザイナー名をTシャツにラベルとしてつけ名誉とする。デザイナー料は、週に2000ドル、5人だとと一人400ドル、5万円、安い。
こうして月に6万枚のTシャツを販売し、年収は2006年で1800万ドル(年72万枚だから、販売単価は25ドル、3000円ぐらいなので、平均のTシャツ)、コストの高いデザイナーがおらず、ネット販売なので販売員もおらず、社員は20名で、利益率は35%と高い。
デザインを外部の知恵に依存した「デザイン公募型」で、クラウド・ソーシングの典型のビジネスモデルで、ビジネス・ウィーク誌は「very good businessindeed」と評価している。
アートやデザインは、大衆の知恵を借りやすい分野なのでこのモデルが成り立つ。実は、このタイプは意外なことに日本でも多く、似たTシャツのビジネスモデルがあるが、ここまでは成功していないと思う。
クラウド・ソーシングのコンセプトに徹してないせいか、コンセプトがないせいなんだ。