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町田洋次のネット・ソフト化経済センター
ソフト経済についての最新のコラムです。
過去から蓄積したソフト化経済センターのホームページ・コンテンツは、06年1月14日・15日にupしてます。過去のコンテンツが載っているページのアドレスはここです。
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放送と通信の融合[2006年03月22日(Wed)]
3月19日のNHKハイビジョン番組で、アメリカの放送と通信が融合した最新事例の特集を2時間やってました。いろいろ考えさせてくれるよい番組でした。

結論を言うと、「アメリカでも始まったばかりで、モデルとなるようなビジネスプランは、まだない」です。

ほとんどの例が、放送→通信で、CNNが、過去に流したニュース番組をCNN.comで流したり、ボストンの公共放送テレビが、過去10年の特集をネットで流すものばかりで、過去の番組のアーカイブでした。死蔵していた番組を生かすのですから、これは事業になる。

唯一、通信→放送がありましたが、ニューヨークにあるビデオネット会社が、私家版ビデオを世界中から集め(ネットで送ってもらう)、3分間に編集してネットで流す例がありました。告発ビデオなら報道性は高く、見る人はいるでしょう。かかるコストは1日20ドル、これが競争力だと、経営者が自慢してましたが、コストの安いCNNです。しかし、似たのは日本でもできはじめてますので、そんなに先端でもない。

「融合」とは、アメリカでは、テレビ会社が、過去の番組をネットで流す事業のことで、月2〜3ドルぐらいの料金制にするか、広告料のどちらかで収入にしますが、CNNでは、採算に乗り、独立した事業になる見通しのようでした。

日本でいうと、NHKがNHK.comで過去の番組のアーカイブをつくって、月300円ぐらい徴収して100万人集めると3億円、300円と100万人はそれほど難しいことでないので、これなら事業になるでしょう。このあたりが融合の最初の事業です。

この番組で驚いたのが、「融合」とはあまり関係がありませんが、ブログが世論を作る力が強力で、誤った世論をつくったり、誘導された世論を既に作っていることです。

ニューオールリンズの大洪水のとき、テレビ会社は、中心街から避難しましたが、街に残って被害を伝えたのがブロガーでした。テレビができないことをネットがやった例ですが、避難所が無法地帯になっているとか、冷凍庫に死体が収められているとかの間違った伝聞情報を広げたのはブロガーで、社会を無用に混乱させました。

テレビが不在の白地の場所で、ネットが放送に匹敵したことをやるのはありですが、信頼性確保をどうするかが問題で、まだその仕組みがなく、事業モデルとしてはまだ見えてきません。

あるいは、共和党右派は、ブロガーに働きかけて政治集会に招き、ブッシュ擁護のブログを書かせます。イラク戦争の開戦直後のブッシュ人気は、これでつくられたらしい。既に、ブログは政治ツールとしては、すぐれたツールになっている。

どちらも、まだ日本にないことで、今はブログ礼賛論ばかりですが、起こることで、気をつけなくてはいけません。
Posted by mics at 12:23 | この記事のURL
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