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町田洋次のネット・ソフト化経済センター
ソフト経済についての最新のコラムです。
過去から蓄積したソフト化経済センターのホームページ・コンテンツは、06年1月14日・15日にupしてます。過去のコンテンツが載っているページのアドレスはここです。
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グーグルの広告配信でヤフーは10%以上増益 ?[2008年06月15日(Sun)]
ヤフーがグーグルから自社のサイトに広告配信を受けて貼り付けると8億ドルの増収になるそうですが、これはヤフーの07年の売上高の11,6%に当たります。

ヤフーは配信手数料をグーグルに払うので、増収分がそのまま増益になるわけではなく、収益への貢献度はこの半分ぐらいでしょうが、これで驚いたのはグーグルの広告を集めサイトのページに貼り付ける力のすごさです。

ヤフーにも優秀な技術者がおり、サイトのページを自動検索して広告を貼り付ける技術はあるでしょうが、グーグの技術の方がはるかに先に行っていたことを示しています。

グーグルに広告を出す顧客は広告効果の高さに信頼を増し広告をますます出す、グーグルはこうした固定客をたくさん持っていることがグーグルの強さになっていることを思わせます。

10年以上も前にマイクロソフトの強さは、経済学の「収穫逓増原理」を起こすビジネスモデルを初めてつくったことにあると議論されたことがありますが、グーグルの広告事業の強さもこれです。

グーグルのサイトに広告を出した人々はますますそうする傾向になるというわけです。

グーグルの基幹技術は検索技術ですが、これだけでは収益を生みません。そこで検索ページに広告を配信することで高収益事業を創造し、世界を驚かせましたが、ヤフーとの提携はこの広告事業には強力な競争力があることの証明です。

こうなると広告をネットで配信する事業ではグーグルは一社独占状態になる心配が起こります。

グーグルとヤフーが提携すると検索市場で独占問題が起こると議論され、連邦上院の委員会でもそれを審議するとニュースは伝えてますが、検索エンジンで提携するのでなく独占の証明は難しい感じがします。

それよりも、広告配信で独占問題が起こりそうなことの方が心配です。今のところ独占問題が起こるほどのシェアにはなってないので今の問題ではありませんが、将来問題になりそうなことです。

ヤフーはグーグルの広告配信で収益力を回復しますが、それだけで株価が上がりマイクロソフトの買収に応じるべきと考えているヤフーの大株主を納得させることができるのか、そうなりそうもありませんが、ヤフー株主の不満は噴出して来るでしょう。

まだ大波乱はありそうです。
Posted by mics at 18:34 | この記事のURL
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