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町田洋次のネット・ソフト化経済センター
ソフト経済についての最新のコラムです。
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ソニー銀行の躍進[2008年02月22日(Fri)]
大前研一さんはニュースレターでソニー銀行の躍進を話題にしてます。

インターネットバンクであるソニー銀行は預金量1兆円、口座数58万口座で黒字、2位のイーバンクは預金量6900億円、口座数257万口座だが100億円をこえる赤字で、セブンバンクは預金量900億円、口座数55万口座で黒字だが、黒字は手数料収入のためで運用収益でないので、本格的な銀行とはいえないと批判してます。

インターネットバンクで成功してるのは唯一ソニー銀行だというのです。

大前さんはその好調な理由を、低コストを武器に高金利で預金を集め、うまい運用をやっていると書いてますが、銀行として当たり前のことをやっているんです。

これでアメリカのINGダイレクトUSAを思い出しました。ここはアメリカのインターネットバンクのトップにいる銀行です。

デラウェア州ウィルミントン(クレジット会社の本社が多い都市)にあり、アムステルダムに本社があるINGの子会社、2000年に創業し、顧客は350万人、預金量は400億ドル、2004年に利益2億5000万ドルをあげてます。

躍進の理由は、ウィルアム・テイラー、ポリー・ラバール「マーベリック・カンパニー」(日本経済新聞社)によるとこうです。
・店舗、ATMはない
・高給取りの行員、フィナンシャル・アドバイサーもいない
・行員数は1000名しかいないがインターネットを使ってるのでできる
・金融商品数が少ない(数種類の定期預金、投信9種類、余分なサービスのない住宅ローン)

商品とビジネスモデルを極力簡素にして費用は六分の一に低下、このために預金金利は他行の4倍にでき、住宅ローン金利も安い。

理念として「アメリカ国民の貯蓄率を上げる」「もっと使えとけしかけるのでなく、もっとたくさん貯める方法を提示し、弱者の味方になる」「自立、独立性、まとまった資金を最優先にする価値観を取り戻す」をかかげ、それを実現する手段がインターネットバンクである。

カード会社は消費をすすめるが、この銀行はその反対を理念にしてカード会社の本社が多い都市で旗を上げたのが気概である。

ソニー銀行もビジネスモデルは同じで、低コストで浮いた分を預金金利として返したり、住宅ローン、教育ローン、カードローン(運用はこれ)の金利を安くして顧客をつかまえた。

インターネットの威力を使い、銀行原論をビジネスモデルにすればこうなる。ソニーとINGの成功はこれを示している。
Posted by mics at 11:26 | この記事のURL
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