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町田洋次のネット・ソフト化経済センター
ソフト経済についての最新のコラムです。
過去から蓄積したソフト化経済センターのホームページ・コンテンツは、06年1月14日・15日にupしてます。過去のコンテンツが載っているページのアドレスはここです。
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新顔野菜[2007年10月17日(Wed)]
昨日のテレビ欄にテレビ東京「ガイアの夜明け、未知なる健康野菜-農家の収入が10倍に△人気料理店が南の島で食材探し」とナゾナゾのような案内があったので見ました。

ナゾの答えは、前者は荒川区で小松菜をつくっていた農家が、コリアンダー(添付画像)、中国名香菜、タイではパクチー、ベトナムではザウムイを栽培したら収入が10倍になった話、後者は原宿の南国酒家が新顔野菜を使って新しいメニューをつくるために営業本部長が総料理長をつれて沖縄に行き新しい野菜を探す話でした。

コリアンダーはクセのある野菜で好き嫌いが極端ですが、アジアに旅行して日本人もなじんできたんでしょう、また薬味で健康によさそうな感じがしてそれで食べる人が増えてるんです。

予想外の需要の増大、しかしまだ供給が少ないので栽培農家は10倍と法外な収入になりました。画面に出てきた栽培農家は高齢の農家でしたが大もうけしたはずで、近隣の小松菜農家も真似をして栽培を始めてるんでしょうから、供給が増えて行くのは確かです。

南国酒家のホームページを見ますと、新顔野菜で中華風の野菜料理をメニューにしていることが書いてあります。画面には若い女性が登場して週変わりで変った野菜料理が食べられるので週に数度昼食を食べに来ると話してました。

斬新な野菜のメニューを開発し続けるのは見上げた精神ですが、料理長にとっては使ったことのない材料なのでメニューにするのが大変な様子が画面に出てました。

番組では世界中の新顔野菜を探して日本で栽培させようとしている専門商社も登場してましたが、たくさんの野菜の中で当てたのはまだ一種しかない様子を伝えてました。栽培も料理のメニュー開発も当てるのが大変、まだない市場をつくるのですからギャンブルです。

どちらも未知なるものに挑戦するのでこれは起業家精神で、意外なところに起業家精神が発揮されていることがわかる面白い番組でした。

政治では相変わらず古いものを壊す話ばかりでうんざりします。それに比し未知なものへ挑戦する精神がこんなところにも満ちてきたのは日本の社会にとっていい兆候です。好感が持てる番組でした。
Posted by mics at 21:54 | この記事のURL
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