オープンソース(3)−ビジネスになるのか[2006年10月02日(Mon)]
次が「リナックスはビジネスになるのか、その展望が不明、どう考えたらいいか」である。
リナックスは、世界中のプログラマーがボランティアとして参加し、公共財をつくるぞとやったので、これをビジネスにしようとしても、そもそも無理である。
実は、工業技術でも独占的な知的所有権を開放して公共財にして、その技術の下流で利用してもらい、新技術を普及させることはあった。偉大な知的源流は公共財で、その支流で応用製品をつくり商売にするやり方は、珍しいことではない。
リナックスもこれである。レッドハットは、リナックスに習熟した技術者をそろえて販売し、メインテナンスを商売にしている。ただ、これだけでは収益性が低いので、アプリケーションをたくさん開発して、ここで収益を上げる必要があるのだが。
リナックスは、世界中のプログラマーがボランティアとして参加し、公共財をつくるぞとやったので、これをビジネスにしようとしても、そもそも無理である。
実は、工業技術でも独占的な知的所有権を開放して公共財にして、その技術の下流で利用してもらい、新技術を普及させることはあった。偉大な知的源流は公共財で、その支流で応用製品をつくり商売にするやり方は、珍しいことではない。
リナックスもこれである。レッドハットは、リナックスに習熟した技術者をそろえて販売し、メインテナンスを商売にしている。ただ、これだけでは収益性が低いので、アプリケーションをたくさん開発して、ここで収益を上げる必要があるのだが。