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町田洋次のネット・ソフト化経済センター
ソフト経済についての最新のコラムです。
過去から蓄積したソフト化経済センターのホームページ・コンテンツは、06年1月14日・15日にupしてます。過去のコンテンツが載っているページのアドレスはここです。
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Crowdsourcing(8)ー企業内取引はコストが高くなった[2006年08月22日(Tue)]
これまで、クラウド・ソーシングカンパニーとして、スレッドレス(Tシャツ)、カンブリアンハウス(ソフトウェア開発)、イノセンティブ(研究開発)iストック(写真の保存と販売)、以上4社はアメリカ、無印良品、T−セレクト、以上2社は日本、6社を紹介しました。

さがせばまだありますが、これでやめにし、以後何回かは、そんな会社が出てきたことを考えて見ます。

5年以上も前ですが、アメリカのビジネススクールで、情報化社会になって、企業内取引は、企業外取引に較べてコストが高くなってしまった、したがって、大企業は競争に負けるという議論が起こったことがありました。

コンピュータネットワークを研究している経営学者が、こんなことを言い始めたんですが、企業内に人材を抱えるよりも、社外の人材をネットワーク上で使った方が、コストが安くなり、競争力が増すというのです。

大企業は、企業内にたくさんの人材をかかえてますが、それが有利なのは、
・知的所有権が流出しないために、人材を社内にかかえる
・売り手は、買い手の知らない都合の悪い情報を隠して取引する傾向があるので、社内取引の方がだまされずに損をしない
・社内なら、取引に煩雑な契約はいらず、コストが安くなる

こんな理由で、大組織の方が有利で、それが大企業を成長させたのですが、それが反転し、大企業が強い時代は終わったというのです。

知的所有権流出問題は、法整備で緩和し、だまされない問題は、情報公開で減りました。煩雑な契約の問題は、ネットで契約すればよく、また、契約でがんじがらめにするのでなく、長期取引でお互いに熟知し、信頼関係の方が効果的という反省も生まれてます。

アメリカの経営学者の中には、「ロウソクと飾台の時代」(産業革命以前の職人どうしの分業した取引のこと、大企業社会から中世のそれに戻ると提唱)と極言する人もいるぐらいで、短期取引極大化思想が、やってみて不都合がわかり、衰えてきたのです。アメリカでそうなのだという論説が出てきたのが面白い。

長期取引が定着していた日本の方が、ビジネスでネットを使う割合が、アメリカよりも高いなんて調査も最近出てきており、日本に希望のある話です。

こんなわけで、叡智を社内にかかえないで、広く外部に求めるのが追い風なんです。クラウド・ソーシングは、こんな新しく流れ始めた大潮流のかなで、頭を出し始めたビジネスモデルです。
Posted by mics at 07:56 | この記事のURL
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