• もっと見る
Social Port Yokohama スタッフのブログ
横浜市ソーシャルビジネス普及事業2012
横浜ソーシャルビジネスポータルサイト「ソーシャルポートヨコハマ」スタッフのブログです
« 2012年08月 | Main | 2012年10月 »
<< 2012年09月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
タグクラウド
https://blog.canpan.info/socialportyokohama/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/socialportyokohama/index2_0.xml
SB公開インタヴュー第5回「(株)シェアするココロ」代表石井正宏さんは熱い魂の持ち主[2012年09月28日(Fri)]
山崎です。ごぶさたしています。ソーシャルビジネスに携わっている方にお話を聞くソーシャルビジネス公開インタヴューの5回目は、ニート・フリーター等の若者支援をしている「(株)シェアするココロ」(略シェアコロ)の石井正宏さんがゲストでした。

R0015426.JPG

「シェアするココロ」という社名は、若者支援の仕事に携わる以前に音楽活動もしていた石井さんが好きなアメリカのロックバンド、グレイトフル・デッドの活動から来ています。現在、音楽が売れない原因が音源シェアにあると言われている時代にちょっと信じられませんが、デッドは自身のライヴ会場での演奏を録音することを許可し、ファンたちはそのテープを共有(シェア)して交流を深めていました。

これら会場でテーピングするファンと現在のネット配信で育った若者との違いは、テーピングしたファンは、録音テープをシェアするものの、ライヴコンサートのチケットにカネを払って通い、アルバムが発売されるとちゃんと買うということです。自分たちの役割を理解していて、ミュージシャンを支えているサポート意識がありました。そこには共有する全体感があったのです。一方で、現代の若者にとっては、ネットを介してのみの関わりだとしたら、音楽の背景にあるそれを制作している人の実体が見えないことが、音楽を買わない要因かと思います。だからネット配信のせいにしてはいけないんですねホントは。アメリカでも現在はそういう若者が増えて、いろいろ次世代の在り方の模索を始めています。
http://thetrichordist.wordpress.com/2012/06/18/letter-to-emily-white-at-npr-all-songs-considered/

この2つの違いは、その人に対する共感があるかどうかだと思います。石井さんは高校の相談員をしたり地方に出掛けていって、自分が実体として“人の間”に分け入ることで、そこに共感を作り出そうとしています。

「シェアするココロ」の活動のひとつに、高校生にアルバイト兼インターンを斡旋する“バイターン”があります。就職前に社会経験をさせることが目的ですが(バイト経験のある子の就職率はない子に比べて抜群に高いそうです)、そこで得られるのは単に履歴書に書ける経歴だけでなく、雇用側と生徒たちの間に生まれる共感です。縁から生まれた「情」や「絆」を雇用に結びつけるための活動。エクセルで表が作れるなどの人間性以外の実務能力で雇用機会を探っているのではないところに特色があります。

起業から現状までのストーリーが、山盛り一時間聞けます↓


Video streaming by Ustream

テキストベースでの詳細は、ソーシャルポートヨコハマwebsiteで。

株式会社シェアするココロのウェブサイトは下記。
http://sharecoro.com/
参加者“と”アートスペースが結びつく[2012年09月28日(Fri)]
涼しくなり事務所の窓を開け放っていると、ときどき船の汽笛が聞こえてきて、横浜っていい所だなぁとしみじみしている鈴木です。

と_路地.jpg

さて9月26日(水)のソーシャルビジネス・フィールドワークは石川町駅南口に集合し、街歩きとアートスペース「と」さんで今井嘉江さんのお話をうかがいました。
自慢ではありませんが、これまで9回のフィールドワークは雨に降られたことはありません(暑すぎた日はありましたが)。この日も絶好のフィールドワーク日和となりました。

細かいところは後日のレポートに譲りますが、子供の頃から地元にお住まいだった今井さんならではの視点と行程でご案内いただき、周辺の様子がよくわかりました。上の写真も、神社の脇から入る地元の人しか知らない道です。
「反対側の元町とは好対照」
「でも、こっちも好き」
「横浜にこんな通りがあったんだ」
などなど、みなさんの印象も様々。そして、この町とうまく関わりながらアートスペース「と」が誕生し、機能し始めていることも実感できました。

と_店内.jpg

今井さんと接していていつも感心するのは、その求心力。「と」がうまく展開している原動力にも見えます。
今井さんは見事なまでにみなさんを引きつける、そしていい意味でどんどん巻き込んでいきますよ。
それを象徴する写真が、こちら。

と_厨房.jpg

「と」のスタッフお二人に見えますが、実はお一人は当日の参加者なんです!
「と」の運営は“日直制”で、毎日店主が変わります。土曜日だけアキでしたが、なんとご参加いただいた大学生がその土曜日を担当することになっちゃいました!
で、早く馴染もうと、フィールドワーク終了後に自ら厨房でお手伝い。
私たちスタッフが帰り際にご挨拶させていただいた時には、この大学生さんはすっかり「と」の一員。なんだか不思議な気分で帰路に着いたのでした。

こうした出会いが生まれるのも「フィールドワーク」ならでは!
今回参加できなかったみなさんも、ぜひ一度お越しください。

こちらこちらは、同じく当日参加くださった方のブログです。
検索
検索語句
プロフィール

ポートちゃんさんの画像
ポートちゃん
プロフィール
ブログ
公式サイト