
vol.4山形大学農学部「実証展示圃」で畑作と畜産の循環システムを検証中[2017年10月19日(Thu)]
山形大学農学部附属高坂農場に設けられた実証展示圃での検証は今年で2年目になる。
現在、日本の畜肉消費は飼料や生肉で米国農業に依存している。実証展示圃では国内で飼料供給体制を開発し、米国と競争できることを実証する。そのために規格内品の収量目標数値を達成し、規格外品を畜産に提供し、畜産の堆肥を畑に投入する。規格外品を畜産業に無料で提供することにより、従来の畜肉生産コストでは50〜60%におよぶ飼料コストを現在の1/3に削減するという仮説を検証する。食品加工業との契約栽培の場合、一般的に収量全体の20〜30%が規格外品になる。続きを読むかたは☞こちら