【2027年統一地方選に向けて�A】衆院選2024――「投票に行こう」の一歩先を考える
[2026年08月18日(Tue)]
前回の記事では、埼玉ローカル・マニフェスト推進ネットワークが公開討論会の開催支援とあわせて、「学校の外での主権者教育」を意識した活動を行っていることをご紹介しました。
その取組の一つが、選挙や政治についての情報発信です。
2024年10月の第50回衆議院議員総選挙では、「投票してみようかな」「選挙についてもう少し知ってみようかな」と考えるきっかけになればと、選挙ドットコムで複数の記事を発信しました。
私たちが情報発信をするときに意識しているのは、単に「選挙があります」「投票に行きましょう」と呼びかけるだけではなく、なぜ投票するのか、投票すると何が起こるのか、選挙という仕組みはどうなっているのかを考える材料を届けることです。
最初に公開したのが、「政権交代はある?2009年衆院選から考える『カギを握る』人たち」という記事でした。2009年の政権交代選挙を振り返りながら、政党の支持者だけではなく、「投票するか、しないか」という人々の行動にも目を向けました。
選挙というと、どうしても「どの候補者、どの政党に投票するか」に注目が集まります。
でも、その前には「そもそも投票に参加するか」という選択があります。
政治に強い関心を持っている人だけが選挙を動かしているわけではありません。普段はあまり政治について考えない人、支持する政党が決まっていない人、投票するかどうか迷っている人の行動も、選挙結果につながっています。
続いて公開したのが、「140円と630円。あなたの1票の値段を知っていますか?」という記事です。
もちろん、1票そのものに値札が付いているわけではありません。
この記事では、投票が政党交付金の算定にどのようにつながっているのか、そして衆院選を実施するためにどれくらいのお金が使われているのかという角度から、普段は抽象的に語られる「1票の重み」を数字に置き換えて考えてみました。
「あなたの一票は大切です」と言われても、少し漠然としています。
でも、自分の投票が制度を通じて政党への公的なお金にもつながっていることを知ると、投票した後の一票がどこへ行くのかを、少し具体的に感じられるのではないでしょうか。
投票日が近づいた時期には、「投票所とコンビニ、どっちが行くのが面倒?数を比べてみたら…」という記事も書きました。
「投票に行くのは面倒」という感覚を否定するのではなく、では実際、私たちの身近にどのくらい投票所があるのだろう、と考えてみた記事です。
普段使っているコンビニのような施設と比べてみることで、「選挙に行く」という行動を、政治の世界だけの話ではなく、日常生活に近いところから眺めてみました。
そして投票日前には、「京都市の人口と同じくらいの票が消えているって知ってた?無効票の話」を公開しました。
せっかく投票所に足を運んでも、記載の仕方などによって、その一票が候補者や政党への有効な票として数えられない場合があります。
投票に参加するだけでなく、自分の意思をきちんと一票として届けることにも目を向けてもらいたいと考えて取り上げました。
こうして並べてみると、政権交代、1票のお金、投票所、無効票と、テーマはばらばらに見えるかもしれません。
でも、底にある問題意識は共通しています。
投票に参加する意味を考えること。
選挙の仕組みを知ること。
そして、自分の一票をよりよく使うこと。
学校で行われる主権者教育では、選挙制度について学んだり、模擬選挙を行ったりする機会があります。
一方、学校を卒業した後、私たち大人が改めて選挙について学ぶ機会は、それほど多くありません。
だからこそ、実際に選挙が行われ、普段より少し政治への関心が高まる時期を、「学び直すチャンス」にできないかと考えています。
難しい制度を一から網羅的に勉強する必要はありません。
「1票って、その後どうなるの?」
「投票所って、実際どのくらいあるの?」
「無効票って、そんなに多いの?」
そんな、ちょっと気になる疑問から始めてもいいと思います。
そして、その疑問から少し選挙の仕組みを知り、「だったら今回は投票してみようかな」と考える人が一人でも増える。
それもまた、学校の外で、主権者として選挙について学び直す一つの機会ではないかと思っています。
そして2026年の衆議院議員総選挙でも、同じ問題意識から再び記事を発信しました。
次回は、2024年の取組を踏まえながら、2026年にはどんなテーマを取り上げたのかをご紹介します。
その取組の一つが、選挙や政治についての情報発信です。
2024年10月の第50回衆議院議員総選挙では、「投票してみようかな」「選挙についてもう少し知ってみようかな」と考えるきっかけになればと、選挙ドットコムで複数の記事を発信しました。
私たちが情報発信をするときに意識しているのは、単に「選挙があります」「投票に行きましょう」と呼びかけるだけではなく、なぜ投票するのか、投票すると何が起こるのか、選挙という仕組みはどうなっているのかを考える材料を届けることです。
最初に公開したのが、「政権交代はある?2009年衆院選から考える『カギを握る』人たち」という記事でした。2009年の政権交代選挙を振り返りながら、政党の支持者だけではなく、「投票するか、しないか」という人々の行動にも目を向けました。
選挙というと、どうしても「どの候補者、どの政党に投票するか」に注目が集まります。
でも、その前には「そもそも投票に参加するか」という選択があります。
政治に強い関心を持っている人だけが選挙を動かしているわけではありません。普段はあまり政治について考えない人、支持する政党が決まっていない人、投票するかどうか迷っている人の行動も、選挙結果につながっています。
続いて公開したのが、「140円と630円。あなたの1票の値段を知っていますか?」という記事です。
もちろん、1票そのものに値札が付いているわけではありません。
この記事では、投票が政党交付金の算定にどのようにつながっているのか、そして衆院選を実施するためにどれくらいのお金が使われているのかという角度から、普段は抽象的に語られる「1票の重み」を数字に置き換えて考えてみました。
「あなたの一票は大切です」と言われても、少し漠然としています。
でも、自分の投票が制度を通じて政党への公的なお金にもつながっていることを知ると、投票した後の一票がどこへ行くのかを、少し具体的に感じられるのではないでしょうか。
投票日が近づいた時期には、「投票所とコンビニ、どっちが行くのが面倒?数を比べてみたら…」という記事も書きました。
「投票に行くのは面倒」という感覚を否定するのではなく、では実際、私たちの身近にどのくらい投票所があるのだろう、と考えてみた記事です。
普段使っているコンビニのような施設と比べてみることで、「選挙に行く」という行動を、政治の世界だけの話ではなく、日常生活に近いところから眺めてみました。
そして投票日前には、「京都市の人口と同じくらいの票が消えているって知ってた?無効票の話」を公開しました。
せっかく投票所に足を運んでも、記載の仕方などによって、その一票が候補者や政党への有効な票として数えられない場合があります。
投票に参加するだけでなく、自分の意思をきちんと一票として届けることにも目を向けてもらいたいと考えて取り上げました。
こうして並べてみると、政権交代、1票のお金、投票所、無効票と、テーマはばらばらに見えるかもしれません。
でも、底にある問題意識は共通しています。
投票に参加する意味を考えること。
選挙の仕組みを知ること。
そして、自分の一票をよりよく使うこと。
学校で行われる主権者教育では、選挙制度について学んだり、模擬選挙を行ったりする機会があります。
一方、学校を卒業した後、私たち大人が改めて選挙について学ぶ機会は、それほど多くありません。
だからこそ、実際に選挙が行われ、普段より少し政治への関心が高まる時期を、「学び直すチャンス」にできないかと考えています。
難しい制度を一から網羅的に勉強する必要はありません。
「1票って、その後どうなるの?」
「投票所って、実際どのくらいあるの?」
「無効票って、そんなに多いの?」
そんな、ちょっと気になる疑問から始めてもいいと思います。
そして、その疑問から少し選挙の仕組みを知り、「だったら今回は投票してみようかな」と考える人が一人でも増える。
それもまた、学校の外で、主権者として選挙について学び直す一つの機会ではないかと思っています。
そして2026年の衆議院議員総選挙でも、同じ問題意識から再び記事を発信しました。
次回は、2024年の取組を踏まえながら、2026年にはどんなテーマを取り上げたのかをご紹介します。



