無顆粒球症とは [2013年08月31日(Sat)]
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不幸にして無顆粒球症になってしまったら、入院して適切な治療を受けなければなりません。
治療によって白血球が正常になったら引き続きバセドウ病の治療を再開します。 この場合アイソトープ治療や、手術が選択される場合もありますし、ちがう種類の抗甲状腺薬を飲み始める場合もあります。 無顆粒球症からの回復には1〜2週間かかります。 無顆粒球症のことを心配して、毎回通院のたびに発熱などの症状がなくとも白血球を調べた方がよいかについては、あまり意味がないと考えている医師が大多数です。 それは、無顆粒球症の頻度が低いこと、また、たとえ数日前には白血球が正常であっても無顆粒球症は、突然発症するからです。 毎月白血球を調べれば前ぶれがわかる、という報告もありますが、現実には3日前に白血球が正常であるのに突然発症したという患者さんもいます。 白血球の数を、治療中にどのくらいの頻度でみる必要があるかは結論がでていません。 ただし無顆粒球症が出現するのは抗甲状腺薬の服用を開始してから1〜2カ月に集中しており、この期間は発熱や咽頭の強い痛みがでたときに、すぐ白血球を測るということにしておけばよいと考えています。 無顆粒球症になっても抗甲状腺薬を飲み続けてしまうと、たいへん危険な、命にかかわる状況にもなりえます。 抗甲状腺薬をのんでいる患者さんは、@抗甲状腺薬をきちんと服用しなければいけない、Aもっとも重要な副作用である無顆粒球症の初期の症状、のどの痛みと高熱がでたときは、白血球を測ってもらう、という2点をしっかり知っておくのが大切です。 抗甲状腺薬を飲み始めて3カ月をすぎると、無顆粒球症はまずでません。 もちろん注意していくことは引き続き必要ですが、3カ月以降に出現した無顆粒球症の原因は、むしろ抗甲状腺薬以外にあるといわれています。 |
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