冬に逆戻りの今週でしたが、皆様は体調など崩されておりませんでしょうか。
この季節には珍しく、数日続きのまとまった雨天となり、木の芽立ちを間近に控えた植物たちにとっては良い恵みとなったことでしょう。
今朝のTVのニュースでは、卒業式のシーズンにかけ、今後の気候の見込みを「寒さ卒業」という言葉で紹介していました!
まさに、そんな雰囲気のセンターの近況をご紹介します。
マンサク(昆虫の森、2018/03/12撮影)
ササユリ保全地近くのシナマンサクはもう終わっています!
センターでマンサクを見られたい方は、今季は花数が少ないですが、昆虫の森へどうぞ。
キタキチョウ(タンチョウケージ付近の観察路沿い、2018/03/14撮影)
寒いの卒業ということは、越冬種が目覚めはじめます!
ヒオドシチョウ(いっぷく広場、2018/03/14撮影)
ヒオドシチョウの春一番確認ポイントでバッチリ見れました。
こちらも、今週の寒の戻りでお預けをくっていたので、これから暖かくなると一斉に活動を始めるでしょう。
他、キタテハ、ルリタテハ等も既に目撃されております。
ヤブツバキ(野草園・たんぼ奥部のツバキ谷、、2018/03/14撮影)
寒い冬の影響で開花が遅れたとされるヤブツバキ。
気付かない間に、蕾がほころび、開花シーズン突入です。
オオイヌノフグリ(タンチョウ棟広場、、2018/03/15撮影)
古い時代の帰化した植物で、比較的なじみ深い春の草花です。
和名はなかなかユーモラスですが、別名「星の瞳」とも呼ばれ、その方が似合う気がします。
ヒサカキ(花の広場付近の観察路沿い、2018/03/23撮影)
ヒサカキは、どちらかというと香りで春を告げる植物です。
香りといっても、ちょっと変わった感じで、どちらかというと臭い?
今日あたり、日中気温が上昇すれば、香るようになると思います。
ウスゲクロモジ(ササユリ保全地、2018/03/23撮影)
エントランスからセンター棟までの道すがら、春の花見のワンポイントです。
コウヤミズキ(花の広場付近の観察路沿い、2018/03/23撮影)
堅いつぼみが一気にほころんできました。
今季の花付きはとても良いです。
タムシバ(催し広場付近、、2018/03/23撮影)
先週、いっぷく広場経由した付近の観察路沿いでは、まだ堅いつぼみばかりでした。
こちらもほころび始めました。
春近しというより、一気に夏がきたりして。
年々、春や秋のような過ごしやすい時期が短くなってきています。
春のこの季節、しっかりと楽しんでいただければと思います。
センターで。
文/写真:難波