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第48回厚生科学審議会感染症部会 資料 [2020年10月24日(Sat)]
第48回厚生科学審議会感染症部会 資料(令和2年10月9日)
《議題》(1)新型コロナウイルス感染症に関する検疫 (2)新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種(報告) (3)新型コロナウイルスに関するサーベイランスの研究の紹介
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_14042.html
◎参考資料4 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針
はじめに

本指針は COVID-19 の検査に関して各種検査法の意義や状況に応じて 実施する検査についての考え方を、COVID-19の診療や介護に係わる医療従事者、 ならびに検査関係者と共有し、国内の COVID-19 検査が円滑に実施されること を目的とする。 なお、今後の知見の集積、検査機器の製品の研究や開発状況に応じて、順次改 訂を行っていく。

T 検査種類と各種検査の意義
・検査の基本的な考え方
→ COVID-19 における検査については、現在、遺伝子検査(リアルタイム PCR、 LAMP 法等による遺伝子検査)、抗原検査(定性、定量)が実施されている。いずれの 検査でも病原体が検出された場合、検体採取時点における感染が確定される。ただし、 ウイルス量が少ない例では検出限界以下(陰性)となることや、同一被検者でも経時的 に排出ウイルス量が変化するため、適切なタイミングでの採取が求められる。
1.検査の種類
2.検体の種類と採取
3.検体の取り扱い、保管と輸送
4.検査の解釈や検査精度など
5.検査の流れ
U 状況に応じた適切な検査実施
1.COVID-19を疑う有症状者
2.濃厚接触者
3.インフルエンザ流行期
4.無症状者の検査
V 検体採取に応じた適切な感染防護
・医療従事者は検体の種類に応じて、適切な感染防護を行い(表 5 参照)、検査を実施。


◎参考資料5 谷口委員提出資料
◯インフルエンザサーベイランス -日本と世界標準の比較-
・日本のインフルエンザサーベイランス→臨床症状による定義:突然の発症、高熱、上気道炎症状、全身倦怠感等の全身症状。対象は基本的にはインフルエンザと診断された患者、近年ではそのほとんどで診断は迅速診断キットに頼っている。報告症例がほぼインフルエンザと確定できるので、全国の患者推計が可能。
・世界標準のサーベイランス(eg. WHOの勧奨するILIサーベイランス)→対象は臨床定義によるインフルエンザ様疾患(Influenza Like Illness; ILI) 。 定義:発熱と咳。
◯日本の季節性インフルエンザ流行曲線 2013/14-19/20シーズン→インフルエンザ様症状を呈 する患者が少ないのか、検 査をしていないのか、純粋 にインフルエンザ患者が少 ないのかは不明
◯米国でのILIサーベイランスによる受診率 (2019/20シーズン)→インフルエンザ様症状を呈する患 者数はこれまでと同じ程度だが、 3つめのピークはインフルエンザ ウイルスはほとんど検出されてい ない、つまりコロナウイルス
◯米国におけるILIサーベイランス→インフルエンザ症状のある人の内インフルエンザウイルスが陽性割合を評価。 ILI患者数での3つめのピークはインフルエンザ陽性例がほとんどない
◯オーストラリアでのGeneral Practitioner インフルエンザ定点サーベイランス→例年と比べてインフルエンザ様疾患の受診者数は極めて少ない
◯オーストラリア定点サーベイランス インフルエンザ陽性率と検査数


◯今冬のインフルエンザとCOVID-19 • 症状のみによる鑑別診断は難しい
・重複感染もある。インフルエンザはハイリスク者では重症化のリスクがあり、抗ウイ ルス薬がある(治療優先)。コロナは流行拡大すれば、家族内、ハイリスク者への感染、死亡リ スクがあり、大きく拡大すれば地域医療体制の崩壊に繋がる(拡大 防止優先)
・検査診断が必要不可欠だが、十分な感染対策が必要で、今 シーズンはすべての医療機関ではできない。→鼻咽頭拭いは飛沫曝露のリスクがある。地域での流行状況は診療行動に影響する。ほとんど流行がないことがわかっていれば、過度の心配をせずに診 療が可能となり、一般への啓発により受診控えも減少が期待できる
・インフルエンザ様症状を訴える患者において、それがインフ ルエンザである確率とコロナの流行状況を示すことが重要。→インフルエンザ様症状を取る患者のうち、どのくらいが本当のインフルエンザなのか。インフルエンザでないとしたら、それは何が原因なのかに答える必 要がある。

◯三重県でのILI/CLIサーベイランス
・ インフルエンザ72定点(内科27+小児科45定点)→@ インフルエンザの年齢群別・性別患者数(通常の枠組みと同 様):感染症法の症状定義に基づいてインフルエンザと診断できる患者数を報告。迅速診断キット施行の有無については問わない。 A コロナ様疾患年齢群別患者数:COVID-19の鑑別対象となる上気 道炎と診断できる患者数。コロナ様の嗅覚・味覚障害のある患者 を含む、発熱の有無は問わない。検査の有無は問わない。
・査可能医療機関においてインフルエンザのRDT、SARS-CoV-2の RDT、PCR/LAMP検査を行う。→ @ インフルエンザ迅速診断キット施行数、陽性数、陰性数 A 新型コロナウイルス検査施行数、陽性数、陰性数、結果待ち数 (自施設、地区PCRセンター、保環研、民間検査施設を問わな )
・ロナ陽性であれば、法律に従い対応する
◯評価のための指標(週単位)
・インフルエンザ様疾患の患者数(ILI)
・ コロナ様疾患患者数(CLI)→上気道炎+味覚嗅覚障害

◯三重県感染症情報センターより情報提供↓
http://www.kenkou.pref.mie.jp/topic3/respirate.html
・感染症発生動向調査インフルエンザ定点サーベイランスにおける追加調査→図1〜4参照。
・学校等欠席者・感染症情報システムのデータに基づく発熱・呼吸器症状の欠席者数↓↓
 地域における何らかの感染症の流行初期を察知することを目的に、三重県下の保育施設、学校等から報告される発熱・呼吸器症状による欠席者数を観察。発熱や呼吸器症状の欠席者数が2日連続で増加し、その欠席者数が過去の同時期と比較して有意に多い場合は、感染症の流行に注意を払う必要があると思われます。
 「過去5年間との比較グラフ」では、各市町の今日の欠席者数(在籍者1000人あたり)が、過去の同時期平均値と比較して「どのくらいずれているか」をz-scoreで表しています。中央のゼロの線が、過去の平均値と同じであることを、「2」のラインを上回ると「有意に増加している」と言えます。

次回は、報道発表「令和3年度予算概算要求における就職氷河期支援関連施策の取りまとめについて」からです。

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