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令和元年度 高齢社会フォーラム報告書(PDF版) [2020年04月30日(Thu)]
令和元年度 高齢社会フォーラム報告書(PDF版)(2020年4月23日)
高齢社会フォーラムin東京
目指せ!活躍と健康の好循環 〜誰もが参加できる新しい地域づくり〜
https://www8.cao.go.jp/kourei/kou-kei/r01forum/index-pdf.html
◯開会挨拶
・遡ること20年以上前、平成11年から開催、平成21 年からは、少子高齢社会に求められるシニアの方々の社会参加活動を促進することを目的に文部科学省、厚生労働省から後援をいただいて内閣府が主催。
・65歳以上人口が増加を続け、総人口に占める 割合でも令和元年9月15日時点の推計値で28.4パーセント(人口の4人に1人以上は65歳以 上の方)。この数値は過去最高を更新。 ?
また、厚生労働省の発表→日本人の平均余命は、女性87.32年、男性81.25年と、いずれも世界最高水準で、かつ、伸び続 けております。
・今後も高齢化の進展が見込まれる我が国→高齢者の方々がこれまでの人生で培ってきた経験や知識、豊富な人脈といった強みを存分に発 揮して、活躍していただける環境を整える、 お年寄りも若者も誰もがあらゆる場面で活躍できる エイジレス社会を実現し、持続可能な経済社会を築き上げていくことが、重要。 このため政府も、一昨年、平成30 年2月に第四次の高齢社会対策大綱を閣議決定、ニッポン一億総活躍プランや働き方改革実行計画に沿って、高齢期にある方々の活躍を支援すべく環境整備を図っている。
・本日のフォーラムの流れを紹介→基調講演では、 東京大学先端科学技術研究センター講師の檜山敦先生から、「ひとりも 地域も: 100年の一生を拡 張するテクノロジー」という講演テーマ。また、分科会は、 三つのテーマごとにそれぞれの分野に深い見識をお持ちのコーディネーターの方と多彩なパネリストの方々をお招きしております、活発なご議論を展開していただけるものと期待。 最後に、本日のフォーラムが皆様の一層のご活躍のきっかけになることを祈念いたしまして、開会にあたってのご挨拶とさせていただきます。本日は、どうぞよろ しくお願い申し上げます。

◯基調講演 「ひとりも 地域も: 100年の一生を拡張するテクノロジー」
檜山 敦  東京大学先端科学技術研究センター講師
【要旨】

人生100年を常識として考える大変革期に当たる今、地域の中で自立的に参加することができるコミュニティづくりが、求められています。自立した生活を営んでいる元気な65歳以上のシニア層が 活躍できるような環境を作ることができれば、社会にイノベーションを起こせるのではないか。情報通信技術を使って、シニア層の活力をシェアリングし地域参加を活性化していくサービスや、 バーチャルリアリティ技術をシニアの間に取り入れることによって、新しい地域の助け合いの形と いうものを形作ることができます。モノを作る社会から、それぞれのライフステージに合わせた多 様な生き方、多様な働き方に合わせてサービスが作られる社会に変わり始めている今、ジョブ単位 で社会参加が得られるジョブ型就労を利用し、一人と地域のつながりを強化、拡張することにテク ノロジーを活用していくことで、多様な人材の社会参画機会の拡大が期待できます。

・「じぃじ、ばぁば」が活躍するGBERのお話し→元気高齢者の地域活動をサポートするウェブプラットフォームの事。地域における元気なシニアの人たちの活力をシェアリングし地域参加を活性化していくサービスですね。地域活動へのマッチングプラットホーム として研究開発。GBERには3つの重要な 機能がありまして、左側からスケジュールマッチン グ機能ですね。一人一人のシニアが地域参加したい 予定を簡単に発信できるような機能になっています。 真ん中がロケーション。自分の生活圏内で、今どん な地域活動が開催されているのかを把握することが できます。3番目、インタレストと書いていますけど、一人一人の持っている興味関心を探る機能 ですね。社会参画の機会を創造するプラットホームということ。
・柏市、熊本県でのGBERの導入

◆GBER とは「Gathering Brisk Elderly in the Region」の略。http://gber.jp/参照。

◯高齢社会対策説明
牧野 利香 内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付参事官(高齢社会対策担当)
・高齢化の現状→日本は非常に高齢化が進んでいる社会、赤い折れ線グラフをご覧いただくと、 今、人口の28.1パーセントが65歳以上の高齢者ということになっております。
・65歳以上の割合、高齢化率というのを諸外国・アジア諸国→日本がダントツに高い。
・60歳以上の高齢者に、現在住んでいる地域に安心して住 み続けたいですかと聞いたら、ほとんどの方が住み続けたいと答えている→一番多かったのは、近所の人との支え合いというのが一番多かった。それから二番目 、家族や親族の方の援助という答えが多かったということ。人とのつながりというのが老後の安心ということで、非常に重視されている。
・労働力人口比率(就業者と失業者の合計が 人口にどれぐらい占めるかという割合)→65から69歳は、最近はちょっと上がって きている。70から74歳も 上がってきているということ、60代後半でも、まだ5 割に満たないというような状況、なかなか全 員が就業できるところまでは行ってないということです。 次に、就業以外の社会参加ということで、何かの活動に参加していますかと60歳以上の方に聞いているもので、一番多いのは自治会などの活動 26.5パーセント、特に活動しない方がまだ6割ぐらい、元気な高齢者もいっぱいいるはずなの に、日本の高齢者の社会参加は、まだまだ進んでいないという状況。
・都市規模別→大都市の参加率が大変低い。さらに、就業か、非就業かで分けると、実は、働いてない方のほうが、参加率が低い。そういう意味では、もっともっと高齢者の方に社会参加をしていただきたいなというふうに思っているところでございます。
・社会的な活動をしていてよかったと思うことはなんですか→社会活動をしている人に聞いたところ、 新しい友人を得ることができたとか、地域に安心して生活 するつながりができたということが多い答えと。先ほどの安心して住み続けるという考えともつなが るところですけれど、地域に人のつながりができるという ところが社会参加の大きなメリットであると感じておりま して、そういう意味でも社会参加を進めていくということ が非常に大切であると感じております。
・政府の取組→一昨年の2月に高齢社会対策大綱を策定、その目的のところに、高齢者を一律に65歳以上とかそういう見方は現実的なものではないとまで言い切ってお ります。あまり年齢に捉われない形でエイジレス社 会というのを作っていく、誰でも社会に参加していけるようなそういう社会を作っていくということを掲げております。そして、基本的な考え方としては、 エイジレス社会、それから支える地域コミュニティをきちっと作っていく。それから、檜山先生のお話にもつながりますけども、技術革新の成果をこういうところに活かしていくというところを大きな方針に掲げているところでございます。 これは、大綱に掲げている政府の施策ですけれど、たくさんありますので省略させていただきます。 社会参加の促進ということで内閣府では、エイジレス・ライフ実践者、それから社会参加活動事例に関する紹介事業ということで、社会参加を積極的にやってらっしゃる皆様の表章事業というも のもやっているところでございます。 最後に、ちょっと宣伝になるのですが、身近な社会参加の一つとして、今回、是非、ご紹介した いのが、子供の未来応援基金というもの。子供の貧困対策に対して活動しているNPOに 対して、活動支援の資金を提供しているような基金ですが、これに対して、ご自宅にある古本とか 書き損じはがきといったものを着払いで買取業者に送ってもらうだけで寄付になるということで、 大変手軽な社会貢献、社会参加の一つかなと思っております。お一人でやっても、たぶん、部屋の 片づけになって、ご家族にとっても喜ばれると思いますし、地域の方々と声を掛け合ってやれば、 それが一つの社会参加、地域づくりになっていくかなと思っております。入口にチラシを置いておりますので、是非、お持ち帰りいただければと思っております。

次回も続き、フォーラム報告書の「分科会」からです
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