平成29年度秋田県福祉施設士会(NPO含む)総会 [2017年05月28日(Sun)]
平成29年度秋田県福祉施設士会(NPO含む)総会(平成29年5月26日)
http://www.ab.auone-net.jp/~aki-dswi/index.html ◎ご案内から 1.日時 平成28年5月26日(金) 11時から14時30分 2.会場 かんば保育園(秋田市牛島西1−7−42 018−832−9645) 3.内容 (1)出前講座 (11:00から11:50まで) 「秋田の人口問題と地方創生」 あきた未来戦略課 伊藤康成氏 (2)総会(13:00から14:30) @平成28年度事業報告(案)及び決算(案)について A平成29年度事業計画(案)及び予算(案)について B各会員の役割に関しての確認事項 (3)当施設士会組織のあり方について(意見交換) 特に全国組織研修への参加、電話連絡網について (4)その他 ○出前講座(→ http://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/9584) 「秋田県の人口問題と地方創生」〜人口減少社会と「あきた未来総合戦略」〜 講師:秋田県あきた未来創造部 あきた未来戦略課 企画班 主査 伊藤 康成氏 1.秋田県の人口 @総人口→平成29年5月1日現在の秋田県の総人口は 999,444人で、前月に比べ 192人(0.02%)減少、ついに100万人割る。 A年齢人口→平成5年、年少人口を老年人口が逆転す。 B人口ピラミッド→昭和25年の三角形から45年、平成2年を経て平成22年は逆三角形となる。 C社会・自然動態→資料グラフから見るに、H26年は社会減4,472人・自然減は8,790人 D年齢別人口移動→15歳から24歳が大きく転出の超過(総務省「住民基本台帳人口移動報告」)。 E地域別人口移動→東京圏次いで東北。(内訳:東京、宮城、神奈川千葉、埼玉など) F若年層の流出→高校生の進学66%、就職32%、その他不明2% G産業人口→全国平均以上→農業林業、建設業、卸売業など、医療・福祉(H22年国勢調査) H市町村の状況→H32(2020年)、H42(2030年)、H52(2040年)の人口推移を色濃く表示。 ◆秋田県の人口と世帯(月報)(29/5/1現在) http://www.pref.akita.lg.jp/uploads/public/archive_0000009910_00/%E7%A7%8B%E7%94%B0%E7%9C%8C%E3%81%AE%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E3%81%A8%E4%B8%96%E5%B8%AF%EF%BC%88H29.5.1%EF%BC%89.pdf 2.人口の将来展望(人口2060年のシュミレーションから) ・自然増減→合計特殊出生率→2015年は1.42、2030年は1.83、2050年は2.07、真実か? ・社会増減→2015年はマイナス3,647人、2020年はマイナス2067人となり、2040年は0人となる。 ◆秋田県人口の現状と将来 http://www.pref.akita.lg.jp/uploads/public/archive_0000007379_00/akitakenjinkounogenjoutosyourai.pdf 3.「あきた未来総合戦略」 @背景→「日本創生会議レポート」(人口減少による消滅可能性市町村の公表、増田寛也レポート1,800の市町村は900は消滅)、地方の景気回復の遅れ(地方に行き渡っていないアベノミクスの政策効果)→地方創生(人口克服と地方の活性化) A「あきた未来総合戦略」までの動き→H26年4月「第2期ふるさと秋田元気創造プラン」スタート→H26年5月「人口問題対策」の検討→総合戦略の策定開始→H27年3月人口70万人社会のシュミレーション→H27年10月人口ビジョンと総合戦略を策定 ◆秋田県人口ビジョン」と「あきた未来総合戦略」の策定 http://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/10217 【総合戦略の概要】 @位置づけと推進期間→県政指針の「第2期ふるさと秋田元気創造プラン」(H26〜29年)と基本的な方向性は同じ。「人口減少克服」と「秋田の創生」の実現に向けた施策・事業。H27年度からH31年度(5年間) A基本目標→目標1〜4まで。施策についても以下にあります。↓↓ http://www.pref.akita.lg.jp/uploads/public/archive_0000010217_00/senryaku.pdf 4.結びに ・人口減少の要因→「社会減」(戦後から)、「自然減」(H5年から)、「新規学卒者の受け皿として県内企業が十分でない」、「都市と地方の格差、大学進学、女性の就業率県内定着率の低下」 ・「あきた未来総合戦略」の策定・推進→東京圏への人口流出に歯止めをかける、逆の「人の流れ」を作る。若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる。時代に合った地域を作り、暮らしの安全を守る。 ・新部「あきた未来創造部」の創設→若者が意欲を持って働ける場を官民一体で創出 など。人口減少社会でも行政サービスを維持、社会生活への不安解消 など。 ◆秋田県庁出前講座を初めて経験させていただきました。とっても分かりやすく、レジュメに沿ったご説明は「誰でも理解できる」内容でした。本当にありがとうございました。「あきた未来戦略課」の皆さま方、いや秋田県庁の全員の皆さま方の一丸となったご活躍を応援しています。秋田県をよりよい方向に向かわしめることを願うのみです。 ◆あきた未来戦略課講座 企画班主査 伊藤 康成氏(中央) 次回は、第1回社会保障審議会「生活困窮者自立支援及び生活保護部会」「(資料3) 生活困窮者自立支援法の施行状況」からになります。 |