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第2回秋田県福祉施設士会定例会 [2015年06月20日(Sat)]
今日は、「第18回社会保障審議会児童部会社会的養護専門委員会資料」からでしたが、掲載の予定変更を願って、昨日(6/19)、かねてから予定されていた第2回秋田県福祉施設士会定例会」が「八郎潟保育園」(午前11時から午後2時頃まで)で開催されておりますので、この模様を記させて頂きます。
秋田県の施設士会会員は全部で14名おり、このうちの参加者は9名でした。

初めに、「(福)秀麗会・八郎潟保育園(定員90名)」の説明・見学があり、印象として,採光面など、とても明るい雰囲気の施設に感じさせられました。0歳児が多く現在10名でやがてもう3名の入園予定があるという。人口6.300人くらいにしてはうらやましい限りである。八郎潟町にはこの保育園の他に公立保育園1ヶ所があるとのこと。

次に、八郎潟駅前の「法人経営の子育て支援センター」へと移動しながら「八郎潟町」との連携による説明から、町とは切っても切れない設立以来からの関係が感じられました。

子育て支援センター」はこの4月に開設されており、広々とした真新しい建物の中にあり、同一建物の中には、図書館(1.2万蔵書)、学童保育、交流スペースとゆったりとした子育て環境の雰囲気が汲み取られ、何よりも期待できると思ったのは、障がい者によるコーヒーショップが同一建物内に設置され運営されていたことです。
図書館長さんの話では、参考として各地からの見学者があるという。ちなみに北秋田市・教育委員会からの見学もあったと言うこと。
町の人口は6.300人程度ときかされ、更に今後の諸々の運営に関して、その努力が期待されると興味津々になっていたことが印象にあります。

次に、近くの八郎潟公民館に場所を移し、昼食後、会員間の交流・情報交換が行われました。

話し合われた内容の要旨として、

施設長の集まりですので、「施設長としてそれぞれの施設をどのように運営していくのか」にどの会員からも意識の根底に存在しているようで、特に組織面での職員と利用されている方々との関わりの悩みが多かったように感じました。

例えば、若い職員の気持ちの落ち込み等(利用者との関わりで)、ベテラン職員が「どのようにサポートしたらいいのか」「若い職員の落ち込みに対して自ら乗り越えていく」所に,職場定着があるようだが、そこまで行く前に現場の多忙さから転職されてしまう、給料どころではなく、その精神性にあるのではないか、ほめられて育ってきているが故の脆弱さではないか、安心して職員に働いてもらうための配慮は、施設自体の取り組みの目標設定向かう姿による事が大きい、 等々。
話題は職員に関する悩み・確保のための方法に限らず、このほかにも「楽しい職場を目指すためには」など話し込んでいく姿に感銘しております。

職の種別が異なっていても施設長としての共通性が話題になった好例でしたが、話合いの時間が不足しており、終了時間となってしまったことを反省しています。
次回の企画立案の参考にさせてもらいたいと思っています。

◆施設経営で一言言わせてもらうなら、昔から「福祉は人なり」のように、今の時代こそ生きてくる格言があります。
施設長は、どんな場合でも、「悩み・困難は乗り越えられる」という強い自分自身の決意・覚悟を確認することではないかと思います。
そのように言うと、そうはいっても、「現場経験のない未経験者に解るわけがない」と思われるかもしれませんが、その意味は,施設長であると言うことは、「職員等、人のせいにしないこと]ということであり、自ら自分の姿勢をかえりみること、そのように考えることが、常に施設長として組織を変革していく力によどみがなくなっていくと思っています。
未来に向かって(施設の理念にむけて)意識的に走り続けていく施設長、この姿を職員の前にさらけだしていくこと(モデル)こそが職場を取り仕切る役割のようにも思えますが、いかがでしょうか。

関わるお互いが先ず知り合う、理解し合う、信頼しあう所に人としての存在の原点があるようにも思えますが・・・。そんなことは「解っているよ」といっても、まだ納得しないのは、施設長としての役割が、まだまだ未熟なことになるようです。

長くなりましたが、次回は、「第18回社会保障審議会児童部会社会的養護専門委員会資料」からです。

定例会出席メンバー(保育園正面)
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昼食後の情報交流(公民館)
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東北ブロック正副会長会議(2) [2013年05月15日(Wed)]
昨日・5月14日(水)午後4時より盛岡市、駅前ホテル・メトロポリタン盛岡4階で「日本福祉施設士会・東北ブロック施設士会正副会長会議」が開かれました。

最初に、事務局の「開会の言葉」に続いて東北ブロック長(岩手県施設士会長)の挨拶がありました。

挨拶内容は、先日(5月8日)開かれた「全国の福祉施設士会」による役員改選の人事結果を紹介し、

その様子とあらかたの25年度の本体施設士会事業計画について説明され、さらに東北ブロックとして7月開催の「全国施設士会セミナー」分科会における実践発表を岩手県と福島県が引き受けてくれたことの旨、お話がありました。

ちなみに、「全国施設士会セミナーの分科会」では、毎年実践力を高めていくために、決まってもうけられているもので、昨年度テーマに沿った秋田県の発表があり、毎年全国9つのブロックから実践発表があります。

議事としましては、(1)ブロックセミナー「青森大会」のまとめ、(2)ブロックセミナー「秋田大会」について、の2つの事項ですが、

議事とは別に、各県などによる各会員に伝えておかなければならない事項などは「その他について」として最後の話題になります。

(1)の「青森大会」については、当時のセミナー収支報告があり、良かったこと、改善が必要と考えられることなど、様々な面から話し合われました。

例えば、会員でありながら施設を退職して議員さんになり懇親会に参加してくれたことや、逆に施設を退職したにもかかわらず会員としてセミナーにご夫婦で出席してくれたことなど、良い面が話題となりました。

(2)の「秋田大会」については、来る11月6日(水)〜7日(木)に決定し、内容として施設士会々員以外の施設長さん・職員の方々にもお誘いできるようなテーマ、開催趣旨、プログラム等の実践力を高めあえるような要望をされております。

果たして答えられるかどうかですが、これで秋田県としてのセミナーの方向性だけは認めてもらいました。

その方向性は、意識的に実践力を高めあうという意味から、東北六県の各県1施設をそれぞれの県代表から特徴的に実践をしている施設を選んでいただき、その実践を発表しあうことによって、施設の役割とその意義を再認識しあう共通の姿勢と行動を相互に学びあう場にしたいと言うことです。

従来の「東北ブロックセミナー」の流れは、講師を招いて福祉制度や労働基準関係、その他の先進的な考えなどでしたが、

今回は相互の実践を知るために、特に「6つの姿勢と12の行動」を意識した発表会に趣をおいたものです。

秋田県原案のセミナー2日目の内容は「福祉サービス第三者評価」に関することで、保育部門、障害部門、社会的擁護関係施設部門より各代表4名の体験発表していただき、この発表を受けて講師の先生に第三者評価についての講義をお願いしていると言うことです。

特に社会的養護関係施設では、受審議が義務づけられておりますので、講師の方も社会的養護のベテランにお願いしております。

いずれにしても、東北ブロック施設士会正副会長会議は8月に予定されておりますので、それまでに細部にわたって検討加えていくつもりです。


このブログに関係している皆様方、できる範囲で「セミナー秋田大会」をよろしくご協力のほどお願いします。
東北ブロック施設士会・正副会長会議(1) [2013年05月14日(Tue)]
今日は、少し早く起きてブログを書いております。

午後から盛岡市の駅前ホテルで、「東北ブロック施設士会正副会長会議(以下「東北ブロック」と書きます)」が開かれるからです。

「東北ブロック」では、主に東北地区の会員を対象にした「セミナー活動」が中心で、東北六県の輪番制になっており、そのセミナー内容は2回の開催会議で決定されます。

昨年は青森県主催でしたが、今年度は秋田県当番になっています。

秋田県でのセミナー原案を持参するものの、主催が「東北ブロック」になっていますので、果たしてこの原案通りにいくかどうか、心配をしています。

本体である「日本福祉施設士会」の今年度からの事業計画は、
過去にこのブログでも紹介しましたように、施設士会創立以来(昭和51年当会創設で54年倫理綱領ができる)の「倫理綱領」をより具体的にわかりやすく「6つの姿勢と12の行動」にとりまとめられた翌年度の事業計画であり、
ちょうど秋田県当番の「東北ブロックセミナー」にこの具体的考え方を取り込まざるを得なくなってしまったと言うことです。

「原案通りにいくかどうか心配」ということは、このような背景によるものですが、当初案としては、「社会保障と税の一体改革」について結果が今年度の8月過ぎと言われていることを踏まえての行政によるお話を予定しておりました。

しかし、現在の福祉施設が置かれている地域あるいは社会情勢の変化から考えますと、社会福祉法人・施設の代表者は、多方面にわたっての経営が求められており、

関係するあらゆる知識・技術を深める研修がより一層求められている現状から、

たとえば、企業は税金の関係が発生しますが、社会福祉法人は税金がなく、この点ではイコールフッテングが問題となるなど社会正義からの不公平など、

また、福祉施設はどのような運営なのか、「見える化」も必要になってきています。

本当に利用者一人ひとりに答えていける知識と技術を磨いているのかどうか、職員への姿勢はどうなのか、

といった福祉経営が見直されなければならない理由から本体施設士会の「事業計画に基づいているもの」だからです。


取り急ぎ、今日の用件のみにて失礼します。

今日の「東北ブロック」での結果を踏まえて考えることにします。
秋田県福祉施設士会定期総会 [2013年05月13日(Mon)]
去る5月10日(金)午後1時より、秋田市・社会福祉会館(身障センター・3階)にて、秋田県福祉施設士会の定期総会がありました。

本会は、社会的認知機関として、NPO法人格化した「福祉サービス第三者評価機関」で皆様方からご協力をいただいております。

従いまして、定期総会は、日本福祉施設士会秋田県支部(通称:秋田県福祉施設士会)と第三者評価機関としての「NPO法人秋田県福祉施設士会」の2つの総会になります。

従来から同時に開催してきましたが、別開催にしようという意見もありましたが、会員(少人数ですが)からは、同時間帯で区別して開いた方がよいという意見が多かったのでこのようなスタイルになっています。

通常総会(会員15名中7名出席・委任状5名で過半数成立)ですので議案は、
まず本体から、@第1号議案24年度の事業報告案と決算案A続いて監査報告B第2号議案として25年度事業計画案と予算案C役員改選 となります。

NPO法人の方も同様に@24年度事業報告案と決算案A監査報告B25年度事業計画案と予算案の審議・承認をお願いしております。

NPOの予算案で金額に変更がありましたけれども、予算案そのものを差し替えることで了承をしていただきました。

以上で議事の終了ですが、

協議・検討事項として「東北ブロック福祉施設士セミナー秋田県大会」の要綱案が説明されております。

秋田県の案として、来る5月14日、東北ブロック施設士会会長会議に図られて正式に決定されます。

続いて協議検討事項として、施設士会の社会的認知活動としてブログ、ホームページについても検討が及びました。

なんと、会員同士の議論から夕方5時過ぎており、懇親会場から(5時スタート)催促の連絡があったような、それほど白熱した総会でした。

続いて場所を変えて懇親会が開かれ、懇親会には新入会員も参加されて、2時間の短い時間も相互交流で、有意義な一日を過ごさせていただきました。

総会と懇親会に出席された会員の皆様方には、心からお礼を申します。


ホームページ公開の件について一言、言わせていただきます。

まだ公開されていませんが、当初このブログでも始めにご挨拶させいいただいたようにブログとホームページを合体させていただきたいとの願いでしたが、
ブログとホームページは区別した方がよいとの意見がありましたので、手直しをしてもう一度考えてみますので、もう少しお待ちいただきたいと思います。


今日はこのくらいにします。