至誠第二保育園の訪問から [2016年07月14日(Thu)]
至誠第二保育園の訪問から(平成28年7月5日)
http://shisei2-hoiku.jp/daini/ この訪問は、「第38回全国福祉施設士セミナー(平成28年7月6〜7日)」参加に合わせたもので、1日早めたもので、かねてから抱いていた訪問が実現したものです。たった3時間半の時間でしたが、とても有意義な時間(pm2:20〜5:00)を過ごさせていただきました。高橋会長へのお礼はもとより、園内をご案内いただきました「主任の先生」に感謝とお礼を申します。 ◎当保育園は、昭和34年の開始で、以来、その事業運営に園長(昭和42年より)として活躍されてきた高橋紘氏(現日本福祉施設士会会長)に面会するべく訪問したもので、主な目的は「東京都の第三者評価事業の結果からみた実態把握」がそのねらいでした。 ○東京都第三者評価事業(→至誠第二保育園平成27年度分)↓↓ http://www.fukunavi.or.jp/fukunavi/controller?actionID=hyk&cmd=hyklst&S_MODE=service&SVCDBR_CD=22&STEP_SVCSBRCD=031&H_NAME=&J_NAME=&DISP_YR=&SVCDBRCD=&SCHSVCSBRCD=&SVCSBRCDALL=&NAME=&AREA1=&AREA2=&AREA3=&HYK_YR=&SCHHYK_YR=&HYK_ID1=&HYK_ID2=&HYK_ID3=&HYK_ID4=&HYK_ID5=&JGY_CD1=&JGY_CD2=&JGY_CD3=&JGY_CD4=&JGY_CD5=&MODE=multi&ROW=&MLT_SVCSBR_CD1=&MLT_SVCSBR_CD2=&MLT_SVCSBR_CD3=&MLT_SVCSBR_CD4=&MLT_SVCSBR_CD5=&MLT_SVCSBR_CD6=&MLT_SVCSBR_CD7=&MLT_SVCSBR_CD8=&COLOR_FLG=&COLOR_HYK_ID=&BEFORE_FLG=&TELOPN001_NO1=&TELOPN002_NO1=&TELOPN003_NO1=&TELOPN001_NO2=&TELOPN002_NO2=&TELOPN002_NO3=&TELOPN001_NO3=&TELOPN003_NO2=&TELOPN003_NO3=&MLT_AREA=13212 ・長いURLですが、平成23年度から毎年(5回)受審しております。受審費用(東京都負担)は59万円弱ですので、地方の評価機関では想像できません。しかし、平成28年度は、27年度から施行された公定価格の加算関係から全額(60万円限度額)ではなくなるらしいと言っていました。第三者評価受審の該当項目では、全て100%のできで、それでも保育園の目指す全体の姿からすると、「さらなる改善点」記入となっています。施設・事業所が記入したもの(自己評価表)を中心に「事実であるかどうか」「その根拠の提示」「さらなる改善とは」にそくして公表する独自制度になります。 ・丁寧さ→5人の評価者があらゆる角度から検討していますので、平成27年度の改善点は、サービス部門の現場の観察から見出しているようです。 ○案内の感想から ・各クラスには、モンテッソーリ教具が置かれており、これに基づいて身体遊びや演劇等の表現活動が行われているという。3歳児以上が縦割りの交流がメインでクラスを編成しており、未満児も年齢クラスには、それぞれモンテッソーリ教具があり、使用時間以外は手の触れられないように配慮されていました。時間が遅く実際の使用現場を見学できなかったのが悔やまれる(筆者の法人の「南鷹巣保育園」の昭和40年代の園長がモンテッソーリ教具の資格取得者であったが退職とともに次第に薄れてしまい、今は教具が眠っているのみ、残念なことを思い出す)。ここでは、外部講師を利用しているということ。保育園運営は、地域性に特色があるものの、時代が変わろうとも「理念・基本方針」では、ブレない運営に頭が下がる思いでした。 ・全員集まれるホール(窪みのホール・吹き抜けとなっている)があり、通常の床よりもホールが下げられて創られたホール状で、その様子は「シュタイナー幼児教育(ドイツ国・ミュンヘン)」も連想させられた(筆者が十数年前・現職時代にドイツへ職員研修をしている際)。きっと初代園長の理念が今も生きて、モンテッソーリ教育にもつながっている、と感激した。 ○「至誠とは」→「まことをつくす」→素晴らしい理念 ・「まことをつくす」理念は、人間の本性。→毎日毎日「この本性を繰り返し反復しながら意識的に人間に言い聞かせ、叩き込んでいたら」→どんな困難にもめげず、跳ね返していくことができるような人生が送れるのではないのか。 ・このように思いながら、記憶をさかのぼって「至誠第二保育園の別れの感触」に「しばしの間」味わったことを思い出していました。 ◆モンテッソーリ教育とシュタイナー教育の違い↓↓ http://maternity-march.jp/syutaina1122/ ◆まだまだ書き足りない想いがありますが、いつかの機会を見つけて補わせてもらいたいと思います。特に東京都による「第三者評価事業」については、興味があり、取り上げる機会もあろうかと思います。 改めて、高橋会長には、貴重な時間を割いて教えていただいたことに対し、感謝とお礼をいたします。ありがとうございました。 次回からは、「第38回全国福祉施設士セミナー(平成28年7月6〜7日)」です。 ◆緑豊かな保育園の園庭にて ◆園庭の大型遊具等 ◆本園右側の建物「子育て相談・子育てひろば」利用の別棟(玄関前) この2階で説明を受ける ◆東京都第三者評価についての説明 ◆2歳児居室、右側にモンテッソーリ教具あり |