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第11回 保健医療分野AI開発加速コンソーシアム資料 [2020年07月09日(Thu)]
第11回 保健医療分野AI開発加速コンソーシアム資料(令和2年6月19日)7/9
《議事》(1)ロードブロック解消のための工程表、俯瞰図に基づく AI 開発促進のための工 程表について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11960.html
◎資料1 保健医療分野 AI 開発加速コンソーシアム 議論の整理と今後の方向性 (令和元年6月 28 日策定)を踏まえた工程表について(案)
本コンソーシアムを設置し、報告書「保健医療分野 AI 開発加速コンソーシアム 議論の整理と今後の方向性」を令和元年6月 28 日にとりまとめた。その後、保健医療分野 AI 開発加速コンソーシアムを令和元年 11 月、令和2年1月、5月(5月はメール審 12 議)に開催し、報告書別添として、次のとおり工程表をとりまとめた。
【ロードブロック解消に向けた工程表】(別添1)
【俯瞰図に基づく AI 開発促進のための工程表】(別添2


◯別添1 ロードブロック解消のための工程表について(案)
・開発段階→@〜Hをそれぞれ「共通・医療機器」領域で、ロードブロック(邪魔しているもの) 、着手・対応済みの事項、取り組み事項、実現度の令和2年〜令和4年以降として整理されています。◆専門用語の理解はなかなか難しい。(感想)

◯別添2 俯瞰図に基づく AI 開発促進のための工程表について(案)
・(参考)AIの活用に向けた工程表→従来の6領域分野。
・AI活用に向けた工程表(俯瞰図に基づくAI開発促進のための工程表)→@〜Hで、俯瞰した3分野加わる。
・健康・医療・介護・福祉分野においてAIの開発・利活用が 期待できる領域→健康・医療・介護・福祉分野における情報基盤整備、患者の利便性向上/医療従事者支援/保険者支援/審査支払における効率化や専門的審査の支援、予防・診断・治療・ケア(介護福祉)


◎参考資料1 保健医療分野 AI 開発加速コンソーシアム 開催要領
1.趣旨

厚生労働省では、平成 29 年6月に「保健医療分野における AI 活用推進懇談会」報告書を取りまとめ、@我が国における医療技術の強みの発揮、及び、 A我が国の保健医療分野の課題の解決、の両面から、AI 開発を進めるべき 重点6領域を選定した。 しかしながら、諸外国における AI 開発は急速に進んでおり、本邦においても、諸外国に遅れを取ることなく、産学官が一丸となって取り組めるよう、 課題や対応策について早急に検討する必要が生じている。 このような状況に鑑み、今般、有識者を参集し、AI 開発及び利活用促進 に向けて幅広い視点から議論を行い、本邦にて取り組むべき事項を検討する。
2.検討事項
保健医療分野における AI 開発及び利活用を加速させるための課題や対応 策及び本邦における今後の研究開発の方向性。


◎参考資料2 保健医療分野AI開発加速コンソーシアム 議論の整理と今後の方向 性(令和元年6月28日)
1.経緯
→厚生労働省→AI開発及び利活用促進 に向けて幅広い視点から議論を行い、本邦にて取り組むべき事項の検討を目的に、「保健医療分野AI開発加速コンソーシアム」を平成 30 年7 月に設置した。
2.議論の整理
(1)開発段階に応じたロードブロックごとの迅速に対応すべき事項→中間整理・別添1。
患者のプライバシー情報の側面と、データを幅広く共有することによって新たに価値が生まれ得る共有財としての側面のコンセンサスは?
(2)AIの開発・利活用が期待できる分野/領域について→重点6領域を中心にヒアリング、分野全体を整理した俯瞰図を作成。 また、AI開発をさらに加速するために必要な取組について議論を行った。 別添2、別添3。→(1) のロードブロックでの議論とも共通する課題である、様々な医療情報を収集 した情報基盤の整備や、現場の負担軽減に資するようなデータ入力のあり方、 カルテの標準化等の課題であった。また、医療においてAI活用を推進して いくための人材育成、AIの質の担保や評価についての意見があった。

(2−1)新たに検討が必要な課題 →(a)情報基盤、データ入力、カルテの標準化
(b)人材育成 (c)AIの評価、質の担保
(2−2)分野特有の課題 →(a)重点6領域における取組 (b)その他の個別領域

3.今後の方向性→AIの開発は世界中で行われているが、日本独自の文化として、日本の良い制度や特徴のあるデータリソースの活用、あるいは高いセキュリティでデータの共有を可能にするネットワークの仕組み等を活かせるようなAIの開発を目指す必要がある。研究者や開発者も、海外での事例を参考にしつつも、日本としての保健医療分野におけるAIの 活用方法を、研究や医療・介護現場等、あらゆる場面で作っていく必要がある。
・今後は本コンソーシアムの下に例えばワーキンググループ(WG)を設置する等、継続的な情報収集と進捗状況の確認を行う体制を確立しつつ、引き続き検討を行うことが必要。
・また、政府として策定した「AI戦略 2019」においても、本コンソーシア ムの議論に関連する内容が盛り込まれており、引き続き、政府全体の枠組み とも連携しながら、AI開発・利活用の加速を行っていくこととする。

◯(別添1)画像診断支援領域におけるRoad Block 解消に向けた取り組み@A
・Road Blockの同定と解消→(Issues提案)@〜G→課題、コンソーシアムでのご意見(第2回、第3回)、迅速に対応すべき事項 に分けて整理。【対応状況等】もあります。
◯(別添2)健康・医療・介護・福祉分野においてAIの開発・利活用が 期待できる領域
◯(別添3) 健康・医療・介護・福祉分野においてAIの開発・利活用を 推進するために必要な取り組みに関する対応方針@A
◯構成員からいただいた主なご意見
<Road Blockの議論とも共通する課題>@〜G。Hその他(情報基盤)、Hその他(制度設計)、Hその他(普及啓発)
<新たに検討が必要な課題>データ入力、人材育成、電子カルテ、AIの質の担保、評価
<分野特有の課題>がんゲノム特有のもの、医薬品開発特有のもの、介護・認知症特有のもの、医療安全に関するのもの、戦略的イノベーション創造プログラムにより行われている高度診断・治療事業(AIホスピタル)に関するもの、予防領域に関するもの、AI戦略に関するもの、

◯(参考資料)保健医療分野 AI 開発加速コンソーシアム 開催要綱
◯(別紙)保健医療分野 AI 開発加速コンソーシアム 構成員

◆「コンソーシアム」→企業や組織が共同体となって何かに取り組むときに使われる言葉。

◆保健医療分野AI開発加速コンソーシアム↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-kousei_408914_00001.html

次回は、「令和元年度 障害者の職業紹介状況等」からです。