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多機能型事業所潟上ひまわりの里を見学して [2020年05月12日(Tue)]
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◆「ひまわりの里」正面玄関前↑↑


多機能型事業所潟上ひまわりの里を見学して(令和2年5月8日)
◆秋田県潟上市天王字細谷長根348-2
就労継続B型「明成園」が母体なので↓(ひまわりの里はまだURLがありません)
http://meiseien.akita.jp/aboutus

◯多機能型事業所潟上ひまわりの里↓
・社会福祉法人秋田旭川福祉会 明成園との姉妹経営、潟上市5月1日に開設。
・本法人案内→すでに昭和59年6月「石川良雄」氏によって設立され、昭和60年4月01日知的障害者通所授産施設 明成園として開所。平成21年4月01日 就労継続支援B型事業に移行後、定員50名(ひまわりの里開設前の現員は53名)。
・福祉サービス第三者評価受審を依頼されて開設と同時に見学に至ったもの。新型コロナウィルスの「非常事態宣言」が5月いっぱい継続されているので、しっかりと「マスク」をし見学。3蜜状態を避け、こぎれいな出来上がりの各部屋を順次説明され、よくやったとほめたかった。
・多機能型事業所→「生活介護」「就労継続支援B型」「放課後ディサービス」であり、「安心安全の送迎サービス」をモットーにパンフレットに記載されている。

◎以下、パンフレットから↓→別冊には「マザー・テレサ」「金子みすゞ」の言葉引用。
◯マザー・テレサ↓
→素晴らしいこと。人間としてこの世で生きるということの原点を指し示しています。人間として「あの世までも」、更には未来の次代に引き継いでほしい。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

(↑海外では、ブッダ、ガンジー、フランク・アウトローなどの言葉だという説が有力)。
 
更にこんなことも、↓↓

昨日は去りました。
   明日はまだ来ていません
   わたしたちにはただ、今日があるのみ。
   さあ、始めましょう。   (マザー・テレサ)

◆つまり、自分の運命を決めていくのは自分の考え。生死にとらわれることなく、土台となる思考を創り、実践せよ。この思考(考え)が人生の基礎。
そうすると「あるがまま」の相手を受け入れるようになる。

◯金子みすゞ(1903-1930年童謡歌人)作品は英語、スペイン語、北京語など、世界の13言語で翻訳されている。 ↓↓
   「私と小鳥と鈴と」↓
  私が両手を広げても、 お空はちっとも飛べないが、
  飛べる小鳥は私のように、地べた(地面)を早くは走れない。
  私がからだをゆすっても、きれいな音はでないけど、
  あの鳴る鈴は私のように、たくさんな唄(うた)は知らないよ。
  鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい。


「金子みすゞのまなざしの世紀」として上記ページの裏面に書かれている事。↓↓
     「あなた」と「私」の関係


 「みすゞさん」のまなざしは「私とあなた」ではなく、「あなたと私」です。どうして「あなた」が「私」よりも“前”なのでしょうか。「私とあなた」のまなざしで生きるとは、自分を中心に考えて生きることです。「私」のほうが「あなた」よりも大事ですから、どうしても自分の位置が相手より上になってしまいます。さらに、「私」が忙しかったり、急いでいたりすると、「あなた」の存在すら忘れてしまう。これでは相手を理解することはできません。
 相手を理解するためには、自分中心で上になってしまった「私」の位置を、「あなた」の位置まで下げなければなりません。だから、「理解する」とは、英語で「understand」―「下(under)」に「立つ(stand)」と書くのです。大事な「私」を“後”にすると、とても大切なことが見えてきます。
 僕は、小学生に次のように伝えています。↓
 「皆さんは自分を人間だと思っていますか?」。もちろんみんな知っています。「どうして知っているの?」。誰も考えたことがないようです。不思議ですが、誰一人として「君は人間だよ」と教えてもらっていないのに自分が人間であることを知っています。子どもたちは一生懸命に考えます。ある児童が「人間のお母さんから生まれたから」といいました。「そうだね。人間のお母さんから生まれないと、人間にはなれないよね」。僕は続けます。「じゃあ、みんなが生まれてすぐ、犬君の群れの中にポンと置かれ続けたら、自分は何だと思う?」。子どもたちは声を上げます。「あっ、犬だ!!」「なぜ?」「周りが犬だから!」自分が人間であると認識できるのは、両親や家族、友達、地域の人たちを含めて、自分の周りが人間だからです。つまり、私が私であるためには、私以外の人がいないと成り立たないのです。
(金子みすゞ記念館館長矢崎節夫 聖教新聞2020年3月24日「金子みすゞのまなざしの世紀○下」)より抜粋。

◆(感想)ひまわりの里を見学して「気づき」をもらいました↓
・見学することで、今までの毎日が、いかに新型コロナウィルス感染情報に振り回されていたか。いつ終わるとも知れない憂鬱な社会からやっと明るい自分自身を見つけることができました。現在の現象に触れる。そして過去の出来事を思い出す。これが一番前向きになれる原動力となるのです。
・特に「ひまわりの里」パンフレットに目を通してから…になります。大変に感謝です。
・案内のパンフレットは2冊に分かれており、一冊はいわゆる「ひまわりの里」の全景写真と内部の説明であり、他の一冊は経営者の底流を流れる考え方と基本方針のようなナイーブな精神とみました。この精神を「金子みすゞ」の詩に託しているかと思うからです。

・上記の「金子みすゞ」の詩について感じたことを書いてみます。↓
「鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい」はよく知られた文句ですが、この詩の題名「私と小鳥と鈴と」で一番最初にいた「私」を、詩の最後に持ってきています。「あなたがいて私がいる。あなたと私、どちらも大切」と考えた時にはじめて、「みんなちがって、みんないい」という言葉が生まれてくると思う。「みすゞ」にとっては小鳥も鈴も自分そのものであり、優劣をつけるという考え方ではないと思います。私ばかりに重点が置かれ、「みんなちがって、みんないい」の文が、人間の「限りないやさしさ」を表しており、みすゞの詩は人間や動物にとどまらず物体に対しても温かな眼差しを向けています。「鈴」が詠まれていることからも分かるように、宇宙空間にあるもの、地球上のすべてのものは同等の価値を持つとの考えから、命のある、なしはまったく関係なく、どちらも尊いのです。
おそらく本人はこのような宇宙の真理を理屈なしに、ごく自然のこととして捉えていたのだと思います。ですから、例えば石を見ると、その石に心がすっと移って、石の視点で世界を見ることができた。この世に存在しているという、そのこと自体がいかに素晴らしいことかという感覚を常に心に宿していたのではないかと思われます。
「みすゞ」は一滴の水からでも宇宙を見ることができた、稀有の詩人だったのです。

・このように考えたときに、なんと今の自分は自分中心だったかを改めて気づかされたということ、いや人である以上すべての人々は自分中心に考えるということ。「みすず」のいうには、私が私であるためには、私以外の人がいないと成り立たないのです。だから相手の立場に戻って自分を作り直していくということ。→私たちは、このことを胸に抱きながら、「相手の立場を考える」という自分の心を満たせるように仕事をしていくべき。
このことに改めて気が付かされたことに感謝します。とっても印象深い訪問になったと思っています。念のために、石川志津子さんは創立者「石川良雄」氏の娘さんです。創立者の精神に立ち返って、これからもますますのご発展をお祈りしています。
創立者「石川良雄」さんとは、秋田県社会福祉協議会・当時の種別協(会長の集まり)でよく議論をしたことが思い出されます。それに「福祉サービス第三者評価受審」のきっかけとなったのも彼のおかげです。「人生いたるところに青山あり」ですね。 実践によって多くを学びます。
それにしても、早く満床になってほしいですね。これからが腕の見せ所ですよ。

◆私も写真を撮りましたが、もっとわかりやすいものがあります。↓
「潟上ひまわりの里」完成致しました!(建設会社のホームページです↓)
https://kato-construction.co.jp/2020/04/1173/

次回は、「第1-4回「新型コロナ対策のための全国調査」からわかったことをお知らせします」からです


◆玄関前
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◆正面の左側から
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◆正面の右側から(本道に面している)
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◆B型作業所(定員10名)
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◆生活介護室(10名)
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◆学童ディサービス室(10名)
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◆事務室(8名)
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◆2冊のパンフレット
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救護施設・郡山せいわ園を訪ねて [2017年05月14日(Sun)]
救護施設・郡山せいわ園を訪ねて(昭和29年5月10日) 
http://k-seiwa.or.jp/seiwa/
(以下に記した「日本福祉施設士会代議員会」終了後、救護施設・郡山せいわ園を訪問。思わぬ歓待を受け、「おもてなしの心」に感動するとともに感謝の心を学ばせてもらいました。)

◎平成29年度 日本福祉施設士会理事会及び代議員会について
○5/9(火)、11:00〜12:30、全社協5階「第2会議室」
・議事→@H28年度事業報告(案)並びに決算について、AH29年度第1回代議員の持ち方について(14名、全員出席)
○5/9(火)、13:30〜16:00、全社協5階「第3〜4会議室」
・議事→H28年度事業報告(案)、決算について、H29・30年度役員選出。
(役員については、当会ホームページに掲載。)

◎救護施設・郡山せいわ園を訪ねる(5/10、10:30〜12:30)

○目的→施設士会の業務独占のようになっている「福祉QC」を東北ブロックにも拡大できないか、という問題意識を会員施設全体に広めることがその目的。東北地区では、長年「福祉QC」に情熱を注いでこられた(社福)郡山清和救護園・理事長「難波朝重」氏に応援していただきという理由からで、2年ほど前から予定していたもの。
・「難波朝重」氏は、元福島県福祉施設士会会長さんを長年務められて後輩にその道を譲られており、今から17年前に、県北報公会に「福祉QC」導入のきっかけを作っていただいた大恩人となっています。
・現在も理事長職を務める傍ら、県内外の「福祉QC」の指導に当たられています。何といっても素晴らしいことは、自法人内2施設はいつも全国大会で優秀賞、最優秀賞に輝いていることです。昨年も養護老人ホーム・希望が丘ホームは最優秀賞、せいわ園は優秀賞と、次世代・3世代が育成されているようで、「福祉QC」活動を目指している我々にとっては、うらやましい限りです。今後、業界の良きお手本として学ばせてもらい、相談させていただきたいものと思っております。

○郡山せいわ園「おもてなしの心」に感動する
・予め5/10に難波先生とお会いしたい旨を電話で連絡していたので、希望が丘ホーム施設長・藤本マチ子氏が新幹線駅で出迎えてくれた。藤本氏は昨年・全国「福祉QC」大会で改善事例モデル発表をしており、今年の「福祉QC入門講座」でも昨年度・全国「福祉QC」発表大会で最優秀賞保持者が本講座でモデル発表することにきまっている人です。
・かれこれ「福祉QC」について1時間余り「難波理事長」と意見を交わしたものの、時間配分の足りなさに恥じた思いがあります。
・お昼近くになり、食事が運ばれてきたことに、またまたびっくり。3通りの自家製粉による「おそばの歓待を受けた」ことに、感動とその興味がそそられてしまいました。

・食事の「お品」は7品、以下、縦書きを横書きにして書きます。

「蕎麦懐石」(そばかいせき)
村上耕治様のために
  まごころこめて、お作りしました

お品書
一、喜多方熊倉産   十割そば
一、山都産   丸抜き十割そば
一、浜路産   究極の十割そば
一、天ぷら   季節の天ぷら
一、おどろきの  きつね
一、至高の   鴨南蛮汁
一、スイーツ さくさく そばまんじゅう

本日は ありがとうございました
 またのおいでを お待ち申しあげております

平成29年5月
   そば処 せいわ(実際は筆書きで縦書きになっている)

・以上の「お品書」に従い、1品1品について、難波理事長から由来の説明後に全部で7品運ばれてきました。難波理事長は、これも「福祉QC」のおかげ。究極は「きわめつき」まで掘り下げること。利用者に対する「きわめつきとは」何だろうと、後で考えさせられたが、救護施設の「極め付き」は、「衣食住」の人間としての基本的な「安心・安全」から始まり、さらに、自分がここにいる、という存在感そのものを感じ取れる環境にあり、と感じ取った。とりわけ、ご利用されている方々の食事、その環境にも興味がそそられた。理事長自ら「そばを仕込む」として、難波の苗字が刻まれているそば用包丁も見せてくれた。「福祉QC」活動(課題解決に沿った改善活動)の「きわめつけ」考えたこともなかった。

・「蕎麦懐石」後感想→「喜多方熊倉産十割そば」を口にし、余りにも強烈な味とさくさく感・感食に圧倒されて、他の運ばれてきた「十割そば」との違いを聞かれても、どの「そば」も強烈な最初の印象で「吃驚仰天し」同じような食感であった。難波理事長説明を受けても「そういえばそんな感じがする」としか言えなかった。なぜならば、日常、あまり優雅に「そば」を食することがないから。印象として、江戸時代の高貴な風流人が「こころの余裕」を維持向上するための「おもてなし」を連想させられたものだから。

・非常に残念なことは、カメラを用意してテーブル上にあるものの、難波理事長の「運ばれてくる1品1品に対する想いと説明」に聞き惚れてしまい、「食べて確認すること」に一生懸命なあまり、帰りの時間となってしまったこと、シャッターチャンスを忘れてしまっていたことなど、大変悔やまれたことに、後悔している。

・帰りの新幹線で→藤本施設長に送られて郡山駅へ。さすが藤本施設長は、現場経験からか、長い間の「福祉QC」活動を通してか、「人に対する誠意」が感じられる。何気ない配慮でも筋の通った気遣いがあり、それが安心に結び付いているようだ。職員達からこのように感じてくる。当然、利用されている方々、地域の方々もそうに違いない。
・心地よい、リフレッシュされたように感じてきた。ありがとうございます。

◆29年度第1回理事会
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◆29年度第1回代議員会
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◆郡山せいわ園「蕎麦懐石」の説明書き
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◆「蕎麦懐石」+そば3品(そばは写ってない)
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◆「福祉QC」全国大会最優秀賞・施設長藤本マチ子さん
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「幸樹園(児童養護施設)まつり」 [2016年11月26日(Sat)]
「幸樹園(児童養護施設)まつり」(平成28年11月23日)

福祉サービス第三者評価事業を平成25年度・28年度の実施している中で、毎年「幸樹園まつり」が話題となり、是非一度は見学させてもらいものと思っていたことが、実現したもの。大勢の地域の人たち、保護者の方々であふれかえっていた。評価調査者が参加したもの。


◎恒例の「まつり」(毎年の勤労感謝の日9:30〜13:00)に参加して

○午前9時半からのセレモニー
・大勢の地域ボランティアに支えられて体育館で挙行される
・来賓として鶴田町長さん他、議会議長さん、青森県の7つの児童相談所長さん、小・中学校長さん、俳句指導の先生など、保護者さんの前で子どもたちの「出し物」が始まる。添付の写真参照。
・町長さんの励ましのごあいさつに続き、児童代表のあいさつがあった。地域の方々に見守られていることへの感謝のお礼。とても立派でした。
・続いて小学部の子どもたちによる振付を伴った歌唱があり。そのあとで幼児ちゃんの音楽に合わせた踊りもあった。かわいらしい姿に拍手が送られる。写真参照。

・続いて大抽選会(番号にあたりあり)
・会場を巻き込んだジャンケンポン
(上記いずれも子どもたちがセレモニー後主導する。)

○午前11:00より飲食コーナー、遊びのコーナー、販売コーナー等あり。

◎半日の感想から
津軽地方の当日は雪(5センチ)が積もり始めており、風もあった。それにもかかわらず地域の婦人会であろうか、ボランティアの数がかなり多かった。体育館が人と人とでぶつかり合うほど、大勢であった。
子どもたちの出し物もあり、昼には食券売り場など長い行列で、それぞれが思い思いに楽しむ姿が伝わってきている。
りんご畑にぐるりと囲まれている施設設置状況とは考えられない人の込みようを感じてくる。
将来とも、地域住民に見守られ、すくすくと、育っていくよう願うのみである。



◆体育館正面、児童代表挨拶、左側に来賓席
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◆小学生による出し物
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◆幼児ちゃんによる出し物
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◆2つ折りのパンフレット表側
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◆2つ折りのパンフレット裏側
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平成28年度秋田県福祉施設士会 第2回定例会開催  [2016年06月19日(Sun)]
突然ですが「秋田県福祉施設士会」会員の皆様へ
(当日欠席者のために発信します)

平成28年度秋田県福祉施設士会 第2回定例会開催  

去る、6月17日(金)、午前11時〜午後2時ごろまで、社会福祉法人大館感恩講「白百合ホーム(母子生活支援施設)」で開かれましたので、この関係する会員欠席者のために報告します。
◆大館感恩講↓↓
http://www.odate-kanonko.jp/
◆白百合ホーム↓↓
http://www.shirayuri.or.jp/
○小林園長講和から(特徴は?)
・地域社会との交流→開かれた施設として、施設・設備提供のほか、施設の専門機能を地域に提供。行事では、地域への呼びかけとともに地域行事への利用者の積極的参加の勧め、相互の理解を深めている(しらゆりの集い(アフターケア)、新年祝賀会、陶芸教室(月4回)絵手紙教室への招待など)。利用者が自治会にも加入し、必要な時には、3人の輪番で出席している。 
・地域福祉向上→トワイライトスティ、一時保育事業(タイムリー、育児リフレッシュ事業)
・県内(計7か所)及び隣県の母子生活支援施設→大館市、鹿角市、能代市、秋田市(3か所)、横手市、弘前市、八戸市、青森市、盛岡市など

・職員の情報の共有化→パソコンのハードデスクを使用し、打ち合わせ事項、記録等々、複雑な勤務形態からの「情報の共有」としてパソコン台数を増やし、勤務したらまず最初にPCに目を通すことから始める。


○情報交換(参加者5名)
・母子生活支援施設から児童養護施設への措置変更について
・心が病んでいる人たちへの対応は?→母によって子どもが不安定の場合は?
・人の人間たる本質は何によってきまるか?(環境とその中での人の成長)

◆11時から始まり、途中、昼食を挟んで、予定された時間は「あっという間」でした。それだけ少人数の参加なので、思い思いの考え方が出てきたような感じがしました。
とりわけ、花を添えたのは、昼食弁当・「花善の鶏飯弁当」(事務局・柴田さん手配)で、そのあとコーヒーの提供と「ジャンボロールケーキ」が出され、さすが大館の地であったことが再確認された次第です。
事務局のご配慮及び、白百合ホームの皆さん!! どうもありがとうございました。

次回からは【行政説明】(厚生労働省関係から)「各分野の施策の動向と第三者評価事業の促進に向けて」を続けます。


◆ホーム玄関前で(5名の参加者)

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児童養護施設「幸樹園」 特別養護老人ホーム「おうよう園 [2016年05月14日(Sat)]
児童養護施設「幸樹園」↓↓
http://www.koujyuen.org/

突然ですが、昨日、青森県鶴田町に所在する児童養護施設「幸樹園」へ第三者評価受審のための諸手続き、ほか契約など、幹部職員への説明会がありましたので、感想を記してみます。

◎2時間後に児童養護施設「幸樹園」へ

◯道中での感想
・鷹巣→大館→小坂IC(高速道路)→大鰐・弘前IC→7号線→藤崎(舟場交差点左折)→339号線(249号線との交差点を左折(途中240号、200号線に道路が変更)→154号線交差点左折→突き当り右折→300m先カーブミラーを左折→500m車走行→左折・幸樹園
・3年前の今頃の児童養護施設訪問風景にたどりついた。運転している車は、スズキの軽自動車・ワゴンRでNPO法人経費が極力抑えられるようにと2年前に燃費の良いこの車を選んだ。整備されてしまった社会福祉法人とは全然違う考えでないと、NPO法人経営はやっていけない。あえて関係する社会福祉法人の人たちに老体に鞭打ち、楽しみながら余生の「生き様」を見てもらおうというわけですので、いまさら引き返すわけにはいかず、ただただ前進あるのみです。
・8年前の当時、NPO設立を自分自身に誓った自分の考えを思い出し、道中、岩木山の雄大な姿に感激しながら「ほめる自分」に気づかされていました。

・「命ある限り、日に新た、 日々に新たに精進を続ける覚悟です。
 その一貫した道のりの末に、 最も完熟した品格を備えて息を引き取りたい。」
   『百歳の論語』(伊與田覺・著)
・『百歳の論語』(伊與田覺・著)で示すように、氏は幼少のころより「論語」に親しみ人生の糧とし、後輩の育成に励んでいるという。現在100歳でも、なおつかんで離さない生き方、後輩の育成に励む使命感は見習うべきものがあります。

◯3年前と今の感想
・大自然の中に「ひっそりとたたずむ幸樹園」、まさに敷地の外は、りんご畑に取り囲まれており、訪れる客人には「心がいやされる」という印象は3年前とは少しも変わらない「想い」でした。
・午前10時を目安に、その通りになり、玄関には理事長・園長、職員の第三者担当など出迎えていただき、この風景も3年前と同じようでした。入所されている子どもたちも、さぞ「のびのびとした育ちの回復」を感じさせられているでしょう。

◯園長・職員幹部とのミーティングから
・児童養護施設は、日中子どもたちが学校なので、その空白の時間が問題にされた時期がありましたが、当事者以外の社会の人からはそのように見えるかもしれません。「見える化の役割を果たすのが、第三者評価受審」にもなります。
・ここの施設の特徴は、第1回目受審にも「公表」されているように、さらに子どもたちへの「DCT・社会性を身につけるためのトレーニング」を園全体で取り上げ、共有しプログラム化を日常生活で「どのように取り組んでいくのか」のPDCAサイクルを取り上げています。
今から訪問調査日を楽しみにしていますが・・・・。
・連絡事項、質問、資料の訂正等最後に話題にしながら、それらについては、メールでのやり取りで、訂正やら、資料の整備を託することにしてきました。

◯理事長・山口俊輔氏との話し合い
・かつて、全国児童養護施設協議会副会長としての激務を終えられ、今は理事長職のみで頑張っております。
・現場の育成はその渦中から外れ、現場をよく観察し、振り返り、人としての本質へ向かわねばならない。そのためには、すべてのとらわれ、規制から「ひととしての自由」になる必要がある。つまり、自分自身の心の成長に関心を持つべきで「その幸せの程度問題が」職場を決定づける。まさに食物のみではなく「すべての腹八分目」ということが問われる感じを受けました。  再開を約して後にしております。

◎特別養護老人ホーム「おうよう園」
http://www.oyoen.com/

◯法人本部長・鎌田健治氏面会
・以前からの連絡で、「福祉QC」のことにつき、「幸樹園」からの帰り道で立ち寄ったもので、初めての訪問になります。「おうよう園」は、「福祉QC」全国大会に毎年参加されており、自発的な職員養成に励まれているのが特徴で比較的若い施設です。
・現理事長・三上貴生氏が「日本福祉施設士会」の会員(第20期)であり、平成5年から「福祉QC」をスタートさせ、5サークルで頑張っているとのこと。長く継続されていることに敬服します。
・訪問目的は、「福祉QC」の拡大で、全国大会参加をためらっている施設または手軽に「福祉QC」導入を目的に話を進めていきましたが、特に介護分野になってからは、働く人々の不足が問題となっており、維持することが精いっぱいで、質の向上を目的に運営している施設などは、少ないという現状の感触でした。
・第三者評価事業の立場から言わせてもらうと、「理念・基本方針」など働いている職員、利用されている本人、取り巻く地域社会に周知及び施設の「見える化」には、「福祉QC」活動の取り組みの実効性が高いことを分かってほしかったのですが、もろもろの話を聞くにつけ、その困難性が感じられてきました。どの施設も自施設にあった方法を開拓しているようです。
・今度は、会員である理事長との面会の機会をいただくよう連絡を大事にしながら会える日を楽しみにしていきたいと思っています。

次回は、本題に帰って「これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会 第2回医療保護入院等のあり方分科会資料」からです。

端麗な津軽富士、美しいですね
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リンゴの花は真っ盛り
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リンゴの木と咲き誇っている満開の花、今後受粉へ
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リンゴ畑の中の幸樹園
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母子生活支援施設・「能代松原ホーム」の紹介です [2014年06月17日(Tue)]
母子生活支援施設・「能代松原ホーム」の紹介です。
↓↓↓↓↓
http://www.city.noshiro.akita.jp/c.html?seq=460

上記のURLは、能代市役所からのHPです。

母子生活支援施設の役割等が、わかりやすく記載されております。
これに更に付け加えるとすれば、一見して解る施設の場所の地図や施設沿革があれば、一目瞭然だと思いますが・・・・。

さすがに能代市は木材の町として知られているとおり、「能代松原ホーム」は、ふんだんに木材が使用されており、全建築が木材からなっているという。

10世帯定員であり、平成25年12月1日に現在の地に新築され個室となっております。
2LDK(8部屋)と3LDK(2部屋)で、トイレ、お風呂付きと言うことになります。
建物構造の面では先取りした施設形態となっているように感じました。

高齢にもかかわらず、大変に熱心な施設長(佐藤忠良氏)さんが、いつも快く応対してくれており、事務室でのインタビューとなりました。
職員は8名であり、正職員1名、非常勤が5名、宿直専門員2名のようです。

現在は、8世帯、小学4年生以上の子どもが3名で、アンケートは合計11通と回収箱に投函されているという。
自己評価票も他の事前資料と共に綴られた冊子を確認させて頂いて持ち帰っております。

建物が真新しい施設の中で、第三者評価活動に取り組みさせて頂くことに感謝しながら、来る7月8~9日の訪問調査日に3名で伺うことを約して楽しみにしながら、後にしております。

ただ残念なことは、頂いたパンフレットには新築された外観と内部が写真付きで掲載されておりますが、
いつもはデジカメ持参で施設訪問しているのですが、今回は、カメラにその建物構造が収めることが出来ず、非常に残念に思っております。

今度伺ったときには、しっかりとカメラに収めてきますので、次回訪問日までお待ちください。

次回は、「第13回小児慢性特定疾患児への支援の在り方に関する専門委員会資料(平成26年6月6日開催)」からになります。

母子生活支援施設「ハニーハイムかづの」 [2014年06月07日(Sat)]
母子生活支援施設「ハニーハイムかづの」
↓↓↓↓
http://itp.ne.jp/shop/KN0500060600072417/

昨日(6月6日)は、第三者評価受審施設、母子生活支援施設「ハニーハイムかづの」へ、2回目の事前説明会のために行ってきました。
1回目は、5月22日であり、事前説明に要した時間は2日間で5時間弱に及んでおります。
その中で、感じた事柄を記述させて頂きます。
先ず、現在の施設は、平成10年4月から母子生活支援施設「ハニーハイムかづの」と名称変更され、20世帯の定員で現在まで維持されております。
施設の沿革から見ると、当初のスタートは、昭和27年、「花輪町立母子寮」、昭和28年「尾去沢町立母子寮」として存在していたが、昭和47年町村合併により2つが一つになって昭和53年現在(鹿角市立母子寮・鹿角市尾去沢字蟹沢1-24)住所に新築されてまとめられております。(合併後の廃寮となった「花輪母子寮」は、昭和57年改装し「鹿角市老人生きがいセンター」となっている。)
従って、現在の施設の建築は、新築後36年経過していることになります。
平成25年度職員事務分担表によると、施設長1名、母子支援員2名、少年指導員2名、用務員1名、当直員2名、嘱託医死1名となっています。職員身分は、鹿角市非常勤職員のようです。
地域と母子の利用者さんは、全員地域の会員となっており、母子ともに地域行事に参加されていると言うことで、社会体験として良いことだと感じてきました。
一方気になることとして、「施設提供であるサービスの向上とは何に求めているか」が良くのみ込めなく、今後の「アンケート結果」「事前提供資料」「訪問調査日」等に待たねばならないのですけれども、全職員が市の非常勤職員と伺い、或いは又、制限された職員研修の実施についても、施設運営についての「責任の明確化」について、今後の期待とせざるを得ないような印象を持ちました。
第三者評価の実施については、今までにほとんど「社会福祉法人」を主体としてきましたので、公立施設の実態については、今後の「当機関としての知識」をより多く積み重ねていきたいものと思っております。
社会的養護関係施設の理念は、国民の税金でまかなわれていますので、「利用者をみんなで育てていく」という厚労省からの施設指針が発出されておりますので、特に「福祉サービス第三者評価」、施設自体の「自己評価」に立脚した運営主体のご協力を、特にお願いするものです。そうはいうものの、鹿角市子育て支援班には、当施設士会の第三者評価機関をご利用くださり心中から感謝しております。今後とも宜しくお願い申しあげる次第です。

母子生活支援施設「ハニーハイムかづの」正面玄関前

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母子生活支援施設「秋田わかばハイム」の訪問 [2014年04月25日(Fri)]
母子生活支援施設「秋田わかばハイム」の訪問


先日、秋田市にある母子生活支援施設「秋田わかばハイム」を訪れました。
定員規模は20世帯で現在満床のようです。

5階建てで、平成18年1月31日、保育所「あきた保育園」(1・2階)、3~5階は当施設が1つの建物に新築されております。

建設後7年経過していますが、真新しい建物で「母子の利用者」がさぞかし満足されているのではないかと感じてきました。
個室には浴室があるようでこれも又興味「しんしん」となりました。

見てきたような書き方ですが、事前説明のみに囚われ、午前9時30分から気がついたら正午の12時近くになっていましたので、見学は次回にお願いしたいと思いますが、パンフレットのみで想像させて頂きました。

立地場所は「中通り病院」の狭い道路を隔てた隣であり、都会らしい雰囲気になっております。

ホームページが開設されていますので興味のある方は、以下をどうぞ。
24年度の自己評価表も公開されています。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://akiboren.jp/publics/index/7/


次回は、おさらいとして「社会的養護の課題と将来像の実現に向けて」の中から「母子生活支援施設の課題と将来像」を学習します。
県北報公会・理事会(その2) [2013年03月29日(Fri)]
法人がたどってきた過去を振り返ってみるのも大変に大事なことになります。
「今」をよりよく行動改善を見つめていくためには、過去を振り返ってみるのも大切です。
「過去があって現在があり、現在があって未来がある」時の流れを考えると、「今・現在」がポイントになりますね。
「今」をどのように毎日々々を過ごしていくかが成長に結びついていきます。
しかし、過去を振り返るためには、時間的余裕が必要で、なかなか現場での利用している人々との「関わり合い」「運営管理すること」加えて「国の法体系の整備した知識の学習」「現代社会のかもし出す個人的なストレス等々」で余裕を持つことが難しくなりました。。

自分自身で1日の限られた時間を調整するためには、何に時間を使用するのか、重要度に優先順位を決めて、仕事に励んでいくことになる、ということが重要と思います。
つまり、現在から予測して、取り組もうとする具体的イメージを描きながら、自分自身で「自分に決断」をし、「感情をコントロール」し、「継続・集中」していく自己の推進力を身につけて行けるよう努力することです。

今日のブログ本題から脇道にそれてしまいましたが、自分を高める方法は、いずれかの機会に譲りますが、県北報公会の振り返りに戻ります。

法人理事会の続きですが、前回で17ケ所の施設体系ができあがってきた過程から考えてみると、地域を巻き込んでの一大イベント「吉野子どもの村祭り」があります。
今も継続されており、第30回目となります。
その間に2回ほど開催されなかった年がありますが、通算で32年間継続していることになります。
今は1日(am9:00〜pm16:00)に縮小されていますが、昭和56年「国際障害者年」を記念して10年間は2日間開催されていました。
その当時は多くて1万人位の交流人口を記録し、売り上げ額700万円超の記憶がよみがえってきます。
すみません、自慢するために書いているのではなく、「考えを具体化し実行しようとするのは自分の中にあり、そして仕事上のパートナー・協力者がいた」ということを示したかったのです。
新しい物事に挑戦しようとするときには、必ずバートナー・協力者を育てなければなりません。

「吉野子どもの村祭り」については、後で詳しく述べる機会もあると思いますので、このブログではこのくらいにしておきます。
今年も4月29日(月)(昭和の日)に開催します。
職員の皆様、保護者の皆様、地域ボランティアの皆様、本当にご苦労様です。
心から敬意を表します。今後とも宜しくご指導の程お願い致します。
県北報公会・理事会より [2013年03月28日(Thu)]
昨日・3月27日(水)pm1:30〜15:30まで、「今年度諸会計補正予算(案)と25年度の事業計画(案)・諸会計予算(案)の承認について」等、議案とされた理事会に出席しました。
議案の通りに承認されておりますが、現場の若い職員達の頑張っている姿に接して本当に頭の下がる想いで、その態度から感無量を感じました。

法人は、児童養護施設(昭和30年スタート)から始まり今では現在70名定員になっておりますが、親の居ない子ども達1,000人を養育する目標で設立されております。
当時の世の中は「貧困」との戦いで、このために地域周辺の畑や商店などに多大な迷惑をかけてしまっていたようです。どうにかして施設の子ども達を地域になじませようと考えられたのが、2番目に設立された保育園(昭和40年)になっています。最初は養護施設内から始まったと言います。
長い年月をかけて地域に「児童養護施設の子ども達を理解してもらう」べく地域との融和を図っていた計画でした。
3番目の施設は、知的障害児施設(30名定員)で、その理由は児童養護施設の中に親が居ないからと言って、何回話聞かせても覚えの遅い子どもが入っていたという。教育体系の違いから是を切り離し、新たな人たちに挑戦したと言います。
知的障害児施設・大野岱吉野学園(昭和44年)がこうして建設され、後は自動的に時の流れに従うと、子どもは何年後には大人になるわけで、現在の知的障害者更生施設(吉野更生園・定員30名)へと続いていくわけです。
その間に、貧困からの脱却と障害児への「食へのこだわり」から自然農業を主体とした「吉野農場」を生んでおり、農事組合法人と法体系に添った別法人の力を借りて障害者の働く場を確保しております。併せて収益を目的とした収益事業「吉野工場」ができあがり、独自で販売力を努力されながら、法人事業を支えて今日に至っています。
一方、障害者の世間からの理解・差別に挑戦することとして、障害者のグループホームを次々と町に建設し今では7ケ所、それに加えて当時の町からの委託施設「障害者支援センター」の相談機能が加わっており、児童養護施設に関しては男子小規模グループケア寮、自立援助事業である「自立援助ホーム」が立ち上がっている。

県北報公会も大小施設を数えると16ケ所にもわたっており、予算規模では10億にも及んでいます。通称「吉野子どもの村」となり、敷地面積は約3万坪と農場面積約5町歩からなっています。
施設管理面からは決して大きくなることは良いことではありませんが、それぞれの置かれた施設の利用者主体の幸せから考えると、あるいは又社会への意識改善の挑戦と考えると結果的に現在の法人体系ができあがってきたのです。

「福祉サービス第三者評価」の記述の前にもう少し法人主体について述べたいと思っています。

理事会が開かれた「地域交流ホーム」正面玄関画像 005.jpg